SEOライティング業務の流れ
まずはSEOライティングの案件がどのように進むのか、大まかな流れを見ていきましょう。
- 1.クライアント:キーワードの共有(構成案まで共有されることもあります)
- 2.ライター:リサーチ・構成案の作成
- 3.クライアント:この段階でいったん確認
- 4.ライター:執筆
- 5.ライター:推敲
- 6.クライアント:確認
- 7.ライター:修正 or 納品
今回は4以降の工程をメインに解説します。1~3についてはこちらの記事で解説していますので、興味のある人はぜひ合わせて読んでみてください。
SEOライティングでは、上位表示を狙うキーワードを決めますが、これはクライアントから伝えられることが多いです。ディレクターを目指す人はキーワード選定からできる必要があります。
キーワードを決めたら、そのキーワードで上位表示するためにはどんな情報が必要か、リサーチします。ツールを使ったり実際に検索して上位表示されている記事を読んだりします。
ある程度情報が整理できたら、記事の大枠、見出し構成などの構成案を作っていきます。上位記事にある内容を網羅するのは大事なのですが、ただまとめるだけでは不十分です。そもそもクライアントのサービスにつなげることが目的なため、不要な情報は削らなければなりません。また、上位表示にはない独自の情報も載せないと上位表示は難しいでしょう。
構成案ができたら、この段階でいったんクライアントに確認してもらいます。
執筆
構成案ができあがりクライアントのチェックも済んだら、いよいよ記事の執筆に取りかかります。
構成案に従って書くべき内容がまとまっていない場合、執筆前に自分でリサーチしてから書くようにしましょう。
私も昔は調べながら記事を書いていました。しかし、調べながら書くと「内容」と「構成や表現」の両方に注意しなければいけなくなるため大変でした。
調べる記事が少ないとコピペっぽい記事になってしまいますし、逆に多すぎると記事の軸がぶれてしまい、結局何が言いたいのかわからない、誰に向けた記事なのかわからない記事になってしまいます。
なので、内容に関して構成案を作る段階である程度整理しておいた方が、執筆時には表現だけに専念できるので書きやすいです。
SEO記事もマーケティングの一環ですので、あくまでも戦略的・計画的に行うことが大切です。
推敲
一通り書き終わったら推敲をします。推敲とは、文章を何度も何度も見直して、より良い文章にしていくことです。この過程で修正が必要なところを見つけたら修正します。
誤字・脱字やマニュアル・レギュレーションに沿っていない箇所は自力でも見つけられますが文法上の間違いに関しては、なかなか自力で見つけるのは難しいです。そのためあらかじめ正しい文法や表現を知っておく必要があります。自信のない方は勉強しておきましょう。
また推敲するときには、Googleドキュメントの文法チェック機能を使うのがオススメです。
推敲段階でやるべきこと
・誤字・脱字・文法上の間違いを探す
・マニュアル・レギュレーションに沿っているか確認する
・Googleドキュメントの文法チェック
・より良い表現がないか考える(書き終わった後、少し時間をおいてから音読するのがおすすめ)
修正・納品
推敲して問題なければクライアントに納品します。確認してもらって、もし修正が必要であれば、フィードバックをもとに修正します。
ここで注意しておきたいのが納期です。納期が「初稿」の納期なのか、最終チェックを完了して「公開」するタイミングなのか、案件によって違いますので、先にクライアントに確認しておきましょう。
修正がない場合、あるいは修正をして校了となった場合、納品となります。他の記事も含めて納期までにしっかり納品しましょう。
管理シートのステータス変更や請求書の作成・提出もお忘れなく!
この記事を書いたライター
ダッチロール
フリーランスのWebライター・SEOディレクター。大学在学中にうつ病になり、そこからメンタル系・健康系の勉強を始めた。今ではYMYL領域を得意としている。今後は、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたい!