未経験でもWebライターで年収500万円稼ぐことは可能
結論から言うと、未経験でもWebライターとして年収500万円稼ぐことは可能です。フリーランスWebライターに絞った調査ではないため参考程度ですが、マイナビエージェントおよびフリーランス協会の調査において
- ライター・編集・制作・校正をする人の平均年収は382万円
- Webライター含むクリエイティブ・Web・フォト系フリーランスの年収は400万円未満が52.2%、400万円以上が46.9%
という結果が出ています。フリーランスは会社員とは違い自分で仕事を獲得しなければならず、Webライターになれば誰でも簡単に500万円稼げるわけではないのです。
しかしWebライターとして稼げない人がいる一方で、年収が500万円や1000万円を超える人も数多くいます。自分の頑張り次第では年収500万円のWebライターになることも、年収1000万円のWebライターになることも可能なのです。
フリーランスWebライターで稼ぐための7つのポイント
フリーランスWebライターとして稼ぐためには次の7つのポイントを押さえておきましょう。
- スキルアップで作業効率を上げる
- 継続案件をもらう
- 単価交渉をする
- 専門ジャンルを持つ
- 高単価案件を狙う
- SEOスキルを身につける
- 仕事の幅を広げる
それぞれについて詳しく見ていきます。
1.スキルアップで作業効率を上げる
稼いでいくためにはスキルアップをして作業効率を上げることが大切です。作業効率が上がれば同じ作業時間でも書ける文字数や記事数が多くなり収入アップに直結します。
例えば、1文字1円で3000文字の記事を書く場合、1日1記事しか書けなかったのが4記事書けるようになれば1日で1万2000円稼げるのです。作業効率は時間を意識したライティングの経験を積むことで徐々に上げられます。
また、オンラインスクールのWebライター講座を受講したり、YouTubeやInstagramなどで現役Webライターが発信している情報を参考にしたりするのも一つの手です。効率よく稼げるよう常にスキルアップを心がけましょう。
2.継続案件をもらう
稼いでいくためには継続案件をもらうことが大切です。継続案件が得られれば定期収入となり、単発案件のように案件が終わったら次の案件を探して応募するという手間も省けます。
継続案件をもらうにはクライアントと良好な関係を築く必要があります。
どんなに頑張って記事を書いたとしても、クライアントから信頼されなければ次の仕事はもらえません。記事の質はもちろん、言葉遣いやレスポンスの速さなど社会人としてのマナーも見られるため注意が必要です。クライアントから信頼され、「この人にまた依頼したい」と思ってもらえるよう丁寧な対応を心がけましょう。
3.単価交渉をする
稼いでいくためには単価交渉が大切です。単価交渉が成功して単価が上がれば収入アップにつながります。クライアントから継続的に仕事をもらえるようになってきたら単価交渉をしてみましょう。
交渉が成功すれば、今までと同じ仕事内容でより多くの収入を得られます。交渉内容は案件の単価についてでもいいですし、書いた記事が検索結果の上位に表示されたらボーナスとしていくらかもらうというような内容でも良いでしょう。
交渉の結果がダメだったらどうしようと不安になるかもしれませんが、言い出さないことには何も始まりません。勇気を出して積極的に単価交渉してみましょう。
4.専門ジャンルを持つ
稼いでいくためには自分の専門ジャンルを持つことが大切です。専門知識が必要なものやオリジナリティのあるものの方が案件単価は高い傾向にあるため、専門ジャンルを持つことは収入アップにつながります。
特に専門知識がない人は
- 自分の経験や体験談などオリジナリティを出せる記事を書く
- 特定のジャンルに絞って記事を書き経験を積みながら知識を身につけていく
などするのがおすすめです。主婦の人なら主婦経験を活かす記事、婚活中なら婚活の体験談など専門知識がなくとも自分が専門にできそうなジャンルはないか考えてみましょう。専門知識や資格を持っている人は自分の持っている知識を活かせるジャンルに絞ってみると良いでしょう。
5.高単価案件を狙う
稼いでいくためには高単価案件を狙うことが大切です。高単価案件を受注できれば効率よく収入アップできます。比較的単価の高いジャンルの一例は次のとおりです。
- 金融
- 医療
- 美容
- 不動産
- 転職
- 婚活
高単価案件には資格や専門知識があると有利なものが多くなっています。効率よく収入を増やせるよう、自分の知識や経験を活かせるものがあったら積極的に応募していくと良いでしょう。
6.SEOスキルを身につける
稼いでいくためにはSEOスキルを身につけることが大切です。SEOスキルがあるWebライターは案件単価が高くなる傾向にあります。SEOスキルとは記事を検索結果の上位に表示させるスキルです。
SEOスキルを身につけ、キーワード選定や構成作成などもできるようになれば案件単価も上げられます。記事を検索上位に表示できればWebライターとしての実績にもなり、クライアントからの評価も上がるでしょう。
7.仕事の幅を広げる
稼いでいくためには仕事の幅を広げることが大切です。
仕事の幅を広げることで記事執筆以外の業務も巻き取ることができ、案件単価を上げられます。Webライターとして記事の執筆以外には
- 編集
- Wordpress入稿
- ディレクション
などがあります。問題なく記事執筆ができるようになったら、単価アップのために仕事の幅を広げておくと良いでしょう。
【3STEP】年収500万円のWebライターになるためのロードマップ
ここからは未経験から年収500万円のWebライターになるためのロードマップを紹介します。ロードマップとして次の3つのSTEPがあります。
- クラウドソーシングでの案件受注
- SNSや企業HPなどでの直接契約
- 専門ライターやディレクターとしての活動
それぞれについて解説していきます。
STEP1.クラウドソーシングでの案件受注
最初のうちはクラウドソーシングサイトでの案件受注に挑戦しましょう。
クラウドソーシングサイトとはオンライン上で企業と個人が仕事を受発注できるプラットフォームです。
案件が豊富で初心者向けのWebライター案件も多数あります。まずはクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトに登録し挑戦してみましょう。Webライターの求人サイトや未経験から案件を獲得する詳しい方法について詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
STEP2.SNSや企業HPなどでの直接契約
クラウドソーシングサイトで実績を作りながら、SNSや企業HPなどでの直接契約にも挑戦していきましょう。クラウドソーシングサイトは初心者向けの案件が多いものの報酬から手数料が引かれ、実際に受け取れる金額は報酬額よりも少なくなってしまいます。
しかし、SNSや企業HPなどで直接Webライターの案件を獲得できれば手数料を引かれずに報酬をそのまま受け取れます。X(旧Twitter)でWebライター案件を検索したり、企業HPの採用ページや求人サイトでWebライターの募集を探したりしてみましょう。
STEP3.専門ライターやディレクターとしての活動
Webライターとしての活動が安定してきたら、専門ライターやディレクターとしての活動に挑戦していきましょう。一般的なWebライターよりも専門ライターの方が案件単価は高い傾向にあります。
また、ディレクターとして記事の執筆以外にも構成作成や入稿作業などもできれば執筆以外の作業も含めて仕事を獲得でき、案件単価も上がります。専門ライターとして活動する、あるいはディレクターとして活動することによって収入を増やしていきましょう。
Webライターの年収アップは長期的な目で見よう
頑張り次第でWebライターの収入を上げることはできますが、年収500万円は今日明日ですぐ実現できるようなものではありません。しかし経験を積みスキルを身につけていくことで、ゆくゆくは年収500万円を大幅に超えられる可能性も大いにあります。
会社員を辞めて未経験から始めたいと考えている人は、いきなり仕事をやめるのではなく副業としてまずは月5万円を目標にコツコツ始めてみるといいでしょう。
まとめ|コツコツ続けて年収500万円を目指そう!
今回はフリーランスWebライターとして500万円を稼ぐ方法と収入アップのポイントについて紹介しました。Webライターで年収500万円稼ぐことは可能ですが、誰もが稼げるわけではありません。
しかし、着実にスキルを身につけクライアントからの信頼を勝ち取ることができれば年収500万円、あるいはそれ以上の金額を稼ぐことも可能です。コツコツ続けて年収500万円のWebライターを目指していきましょう。今回の記事があなたの人生の新たな一歩の後押しとなれば幸いです。
この記事を書いたライター
Mojiギルド編集部
Mojiギルド編集部です。ライティングノウハウやスキルアップなど、ライターさんに役立つ記事を公開していくほか、Mojiギルドからのお知らせ、時には編集部員のつぶやきも…。ライターの皆さまとのコミュニケーションを楽しみながら、大事にしたい!