SEO業界に吹く新しい風

SEO業界に吹く新しい風

わたしがSEOライターとして活動し始めたのは2022年です。当時は「初心者OK」「未経験者歓迎」などのコピーで、SEOライターを募集しているメディアが大半だったと記憶しています。

しかし、最近ではSEO業界に新たな風が吹いているように感じます。

たとえば、金融記事の場合は、FP(フィナンシャル・プランナー)の資格を持っているライターさんの募集をしているケースが大半です。介護記事であれば、介護福祉士や社会福祉士などの資格を持っているライターさんが求められる場合も少なくありません。

わたしがSEOライターになったばかりの頃も、資格を持っているライターさんが優遇されるケースはありました。ただ、いまほど資格の有無を問うメディアは多くなかったように思います。

今後もSEOライターとして活動するのであれば、資格を取得したほうがよいのだろうかと悩んでいたのは言うまでもありません。

ここが最後の分岐点かもしれない

ここが最後の分岐点かもしれない

最近では、資格の有無に加えて「AIを使えないSEOライターは、淘汰されるかもしれない」と、耳にする機会も増えてきたように思います。わたしは、よきパートナーとしてAIを活用していますが、このままではいけないと不安を覚える夜も少なくありません。

ただ、どれほどAIが進化しても、資格が必需な時代になっても、物書きとして活動し続けていきたいという信念を持っています。理由はシンプルで、文字を書くのが好きだからです。これからも文字を書き続けていくために、ビジョンを再構築している最中です。

たとえば、資格を取得してこのままSEOライターとして活動していくのもよいかもしれません。もしくは、シナリオライターやディレクターなど、別のフィールドへ活動の幅を広げるといった選択肢もあるでしょう。

少し頭をひねれば、いくらでも挑戦したいことが浮かびます。ただ、わたしは40代です。

資格を取得するにしても、異なるフィールドへ足を踏み入れるとしても、ここが最後の分岐点なのかもしれません。すぐにでもキャリアビジョンの実現へ向けて歩き出さなければ、あっという間にシワの似合うおばあちゃんになってしまう気がするからです。

シワの似合う素敵なばあちゃんになっても物書きとして活動していく予定ですが、記憶力や想像力が豊かなうちに、資格を取得したり新しいフィールドへ足を踏み入れたりしたいと考えています。40代後半には、決めた道を全力疾走しているのが理想です。

そう考えると、ここが最後の分岐点だと感じます。

編集長はエスパーかもしれない

Mojiギルド編集長はエスパーかもしれない

今回のテーマは「近い将来、どのようなライターになっていたいのか?」です。ビジョンの再構築にもがいているタイミングで、このようなテーマをいただけるとは思ってもみませんでした。もしかしたら、Mojiギルド編集長はエスパーなのかもしれません。

「近い将来、どのようなライターになっていたいのか」。この問いへの回答は「物書きとして活動していたい」です。どのような時代が訪れても、物書きとして活動していきたい想いは、今後も変わりません。

そして、今回のテーマに深く向き合ったことで、悩んで立ち止まっている時間があるのなら、すべてに挑戦してみようと決断できました。

この記事には、わたしの焦りや不安が詰まっています。自分で読み返しても、余裕がないとわかります。ただ、焦りや不安を書き出すことで、客観的に自分を見つめ直して、答えを出せました。

分岐点に立っているからといって、方向性を一つに絞る必要はありません。たとえば、資格を取得しながら、シナリオライターやディレクターに挑戦したってよいでしょう。

だから、わたしはいまから、挑戦したいすべての方向へ全力疾走します。

もし、わたしと同じように不安や焦りを抱いているライターさんがいらっしゃるのであれば、すべてを書き出してみるとよいかもしれません。

すべて書き出すことで、何が不安なのか何に焦っているのか可視化できます。そして、自分の中にある不安や焦りを客観視することで、答えが見つかるかもしれません。

キャリアの再構築に悩んでいましたが、すべて挑戦することにしました。やりたいことがあるのなら、挑戦しないと後悔するからです。

「近い将来、あなたはどのようなライターになっていたいですか?」

この記事を書いたライター

執筆者

上田美紀

「読者の心に響くコンテンツを届けたい」と、理念を持って活動している専業ライターです。Webライター検定3級。これまで執筆した記事は200本以上。ビジネス・マーケティング・ペットなど、さまざまなジャンルの記事を執筆しています。

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