イベントレポートとは?

イベントレポートとは?

イベントレポートとはセミナーやコンサート、展示会などのイベントの内容を文字と写真でまとめた記事のことです。イベントレポートはイベントに参加できなかった人々に内容を伝えるだけでなく、次回の開催での集客としても使われます。

他の取材形式との違い

インタビューは人から聞いた話を記事にしますが、イベントレポートは実際に現地に足を運び取材を行います。参加者の1人として楽しめるのはもちろん、リアルな場の空気がわかるため記事を書きやすく取材初心者の方にもおすすめです。

イベントレポートの案件の探し方は?

イベントレポートの案件は、ニュース媒体やマガジンメディアから探すことが多いです。

メディアのフッターやお知らせ欄にライター募集ページがあることが多いので、探してメールを送り直接契約をします。

ライター募集ページがない場合でも「記事を書いてみたい!」と思ったらとりあえずメールを送ってみるといいでしょう。

必ず返信が来るわけではないですが、チャンスを増やしたいのであれば迷わず挑戦してみてください!

イベントレポートの準備

イベントレポートの準備

イベントレポートは取材が不十分でも基本的に再度参加はできないため、そうならないためにも十分な事前準備が重要です。取材内容のリサーチや当日必要な持ち物などを解説します。

取材内容のリサーチ

取材記事は、事前に十分なリサーチを行いましょう。これはイベントの全体像を把握し、当日の取材をスムーズに進めるためです。イベントの公式サイトのチェックはもちろん、過去のイベントレポートがある場合は確認しておくと、大体のイベントの流れやメインに取材した方がいい点などがわかります。また、自分の見識がないジャンルのイベントの場合は、専門用語などもチェックしておくことをおすすめします。

イベントプログラムの確認

そして当日のイベントプログラムはしっかり確認しておきましょう。当日の段取りが良くなりますし、取材忘れも起きにくいです。特にイベントが数日間ある場合「このプログラムを見ておくべきだった…」と後悔しかねません。プログラムのスケジュールを事前に確認し、どのブースをメインに取材するか、質問内容などもあわせて計画しておくとよいでしょう。特に時間が限られている場合は、優先順位をつけて取材対象を絞ることが効果的です。

当日必要な持ち物をチェック

事前リサーチのほかに、イベント取材当日に必要な持ち物もあわせてチェックしておきましょう。

カメラ

カメラは、イベントレポートにはほぼ必須のアイテムです。イベントによってはスマートフォンの撮影でも十分なことがありますが、一眼レフカメラでないと撮影が難しいイベントもあります。特に会場が広い場合はスマートフォンで撮影すると画質が落ちてしまうので、最低でもミラーレス一眼があると安心です。また、シャッターチャンスを逃さないために連写機能なども確認しておくといいでしょう。

録音機器

講演やインタビューの内容を正確に記録するためには、録音機器が必要です。イベントによっては録音禁止のブースもあるため、事前に確認しておきましょう。録音機器は、そこまで音質にこだわりがなければスマートフォンの録音アプリで構いません。数時間録音するなら、スマートフォンの予備バッテリーを持参するなど余裕を持って管理をしておきましょう。録音アプリは、その場で文字起こしができるものだとより便利です。

名刺

イベントに取材者として参加する場合、事前受付で名刺を渡して入場します。コンビニなどで作成できる簡易名刺もありますが、一度のイベントで名刺を何枚も渡すことがあるため、できればきちんとした名刺を作っておきましょう。

イベント当日の流れ

イベント当日の流れ

それではイベント取材の流れをご紹介します。

受付を済ませる

イベント会場に到着したら、まずは受付を済ませましょう。取材の受付は一般入場口と異なる場合があるので、間違えないようにしましょう。受付で名刺を渡し、会場に入場します。ここでイベントの説明や資料が配布されることもあります。

写真撮影・録音

会場に入場したら、取材したいブースやエリアに行き写真撮影や録音などを行います。開会式や特別ゲストの登場、会場内でのセミナーなど、イベントのハイライトとなる瞬間は記事に使うことが多いため記録しておきましょう。画角調整やズームは事前に設定しておき、万全な状態でシャッターを切ることが大切です。

記事の執筆

取材が終わったら、今度は記事の執筆です。書き上げるのは当日でなくても構いませんが、当日会場内や近くで内容をざっくりとメモしておくと取材漏れがなくなります。また、イベントの雰囲気はだんだんと忘れてしまうため、締め切りに関わらずできるだけ早いうちに書き上げるのがおすすめです。

まとめ

今回は、イベントレポートの楽しさや当日の流れについてお伝えしました。イベントレポートは取材初心者やインタビューに苦手意識がある方におすすめです。

イベントレポートをやってみたいライターさんの参考になれば嬉しく思います。

この記事を書いたライター

執筆者

清水華那

占い師の顔も併せ持つフリーライター。エンタメに関する記事を多く執筆。SEO、現地取材、シナリオ作成などが得意。会社員から副業期間を経てフリーランスへ転身。今後はフットワークの軽さを武器にさまざまなことに挑戦したい。わかりやすく、読...

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