アポとりのコツ

アポとりのコツ

アポとりはテンプレート通りにやろうとしても上手くいきません。

あなたが取材を受ける側だとして、機械的な対応をされたら「せっかく時間を割いてるのに、雑に扱われている気がする…やっぱり断ろうかな」と思うのではないでしょうか。取材先の方々は人間なので、その人に合わせたアプローチをしてみましょう。

それではコツをご紹介します。

内容はわかりやすく端的に伝える

アポとりの際に伝える内容は、わかりやすく端的に伝えるのがベストです。相手のお時間をとってしまわないように、事前にシミュレーションしておくといいかもしれません。

まずなぜここを取材したいのか、自分と相手にどのような関わりがあるのかを伝えましょう。たとえば取材先が専門家の方ならそのジャンルに興味を持った理由や、飲食店ならいつ食べに来たか、どのメニューが美味しかったかなどです。

次に、取材の内容をわかりやすく説明します。具体的な取材テーマや内容、予定する取材日時、掲載予定のメディア名などを明確に伝えます。

熱意を伝える

取材依頼をする際には、自分の熱意を相手にしっかり伝えることが重要です。「なぜこの取材先でなくてはいけないのか」「記事を通して何を伝えたいのか」など、取材をしたい明確な理由をお伝えします。

良い記事を書くために、取材先の素晴らしいところを伝えたいという気持ちを伝えると、喜んで協力してくれることが多いです。

逆にいえば、ここがしっかり伝わらないと取材に応じてくれない可能性があります。取材先をしっかりリサーチして、相手の心を動かせるように熱意をはっきり伝えましょう

取材を受けるメリットを伝える

アポをとる際には、相手がどれだけ取材を受けるメリットを感じるかが重要です。また、報酬が出ない場合はそれも説明しましょう。メディアの読者層や規模、話したい内容と取材方針が一致するかなど、掲載後のイメージを具体的に提示することで、取材を受けることで得られるメリットを伝えます。

現地に行けるなら行く

特に店舗の取材の場合は、現地に行けるのであれば実際に足を運んでみることをおすすめします。店舗で商品を購入したり、飲食店であれば食事をした後にアポをとることで印象がよくなり、アポとりもスムーズです。

実際に顔を合わせるのと合わせないのとではこちらを信用してもらえる確率も違うため、アポとりが上手くいかない人ほどぜひ試してみてください。

取材先の選び方

取材先の選び方

いざ企画が決まっても、取材先をなかなか決められず時間だけが過ぎていく…取材を始めたばかりの初心者には特によくある話です。

ここからは、適切な取材先の選び方をご紹介します。

取材したい内容から取材先を選ぶ

取材先は、インタビューしたい内容に合わせて相手を選ぶようにしましょう。聞きたいことが明確であれば、候補を絞りやすくなります。取材したい人を先にピックアップしてから企画を考える方法もありますが、その場合は相手についてよく知っていないと難しい場合が多いです。

企画した内容に詳しい人

インタビュアーは、自分が企画した内容に詳しい人を選びましょう。人選がずれてしまうと、企画に沿った記事を書き上げることができません。

詳しい人や専門家を見つけるのが難しければ、取材ジャンルなどを検索してみてそこに出てきたメディアや団体を探してみると良いでしょう。

友人や知人を頼るのもアリ

ライターとしての経験が浅い場合、いきなり専門家に連絡をとろうとすると断られてしまうこともあります。そのような場合は、友人や知人に知り合いを紹介できないかと頼んでみてもいいかもしれません。

実際に友人や知人づたいで取材が決まったという声もあるくらいです。知り合いに取材してはならないという決まりはないので、困ったら相談してみましょう。

アポとりが上手くいかない際に落ち込まなくてOK

アポとりが上手くいかない際に落ち込まなくてOK

取材のアポとりは、承諾してもらえないことがしばしばあります。相手が忙しかったり自分のことを話すのが苦手、そもそも取材を受け付けていないなど理由はさまざまです。

断られて当たり前くらいの精神で、あまり気に留めないようにしましょう。

まとめ

今回は取材のアポとりで私が心がけていることや注意点などをお伝えしました。取材のアポとりは上手くいかないこともありなかなか大変ですが、やり切った際の達成感はとてもあります。

アポとりに苦手意識があるライターさんの参考になれば幸いです。

この記事を書いたライター

執筆者

清水華那

占い師の顔も併せ持つフリーライター。エンタメに関する記事を多く執筆。SEO、現地取材、シナリオ作成などが得意。会社員から副業期間を経てフリーランスへ転身。今後はフットワークの軽さを武器にさまざまなことに挑戦したい。わかりやすく、読...

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