【私の場合】Webライターは孤独なの?
正直、私はほとんど孤独を感じておりません。週の半分は夫が在宅勤務なので、話し相手がいて、孤独を感じにくい環境です。最近では、在宅勤務の会社員の方も増えているため、私のようなケースも珍しくないかもしれませんね。
また、幼稚園へ子どもを迎えに行くと「帰りたくない!」と言うため、公園で他のママと立ち話することも多々あります(むしろ、もう少しひとりの時間が欲しいくらい…!)。
夫が出社の日は、自宅でひとりで作業する日中は一言も発しませんが、そんな日は週の半分なので、私の場合は孤独がちょうど良い塩梅となっております。
ただ、子どもが小学生になると送り迎えがなくなり、ママ友と会う機会が激減するため、孤独を感じるようになるかもしれません。
Webライターは仕事の性質上、孤独を感じやすい
先ほど、私はほとんど孤独を感じていない理由をお伝えしましたが、Webライターの仕事の性質上、私も以下の理由で孤独を感じることもあります。
- 人と対面することがほとんどない
- ライター仲間に出会えない
- 黙々と作業する必要がある
それぞれ詳しく解説します。
人と対面することがほとんどない
Webライターは、人と対面してお仕事することがほとんどありません。
Webライターのコミュニケーションは、主に以下のツールでやり取りされます。
- チャットツール(Chatwork、Slackなど)
- メール
クライアントさんから記事の依頼を受けるところから校了するまで、文章でのやり取りで完結してしまうことがほとんどです。そのため、数か月お仕事を継続していたとしても、やり取りしている相手のお顔や人柄を知らないままであることが多くあります。
ZoomやGoogle Meetなどでビデオ通話することもありますが、私の場合は、多くても月に1度あるかないかです。
取材ライターや会社に所属している場合には、Webライターであっても人と対面し、会話することが多いでしょう。しかし、ほとんどのWebライターは自宅でひとりで作業することが多く、孤独を感じやすくなります。
そのため、ビデオ通話での打ち合わせは緊張するものの、私にとっては楽しみなイベントの1つです。顔を見て話すことで、クライアントさんと打ち解けられることに加えて、人柄を知ってもらえるため、文章だけのやり取りであってもお互いに冷たさを感じません。
Webライター仲間に出会えない
SNSではWebライターとして活動されている方が多いのにもかかわらず、私の知り合いにはひとりもいません。同じ仕事をしている人が近くにいないため、モチベーションを維持しにくく、さらに日々の作業の進め方がわからず迷ってしまうことも少なくありません。
会社員であれば、モチベーションにかかわらず、職場という環境に身を置くことで、半強制的に業務を進められます。また、業務でわからないことは、先輩や上司に聞くことで解決できることも多いでしょう。
しかし、Webライターは自分自身で用意した環境で、不安や疑問を解決する手段が少ない状況のまま作業する必要があります。同じ仕事に対しての不安や疑問・達成感などを分かち合う仲間が少ないことが、孤独を感じてしまう原因の1つです。
黙々と作業する必要がある
Webライターは、リサーチしたり、キーボードで文字を打ち込んだりといった、黙々と作業することが多い仕事です。私の自宅では、キーボードを叩く音だけが部屋の中に響き渡っています。
「今日はひとりで黙々と作業する気分じゃないな」と思った日は、気分転換にカフェで作業したり、思い切ってお休みしたりと、納期や気分によって調整しています。
黙々と作業する必要はありますが、働く時間や場所にとらわれないのは、Webライターの良いところですね。
Webライターは引きこもって作業することが多く、運動不足になりがちです。しかし、カフェへ向かいながら散歩することで、健康維持や集中力アップにつながり「一石二鳥!」と私は思っております。
Webライターが孤独を感じないためには?
Webライターは、人との対面が少なく、共感し合う仲間がいないまま黙々と作業する日々ですが、孤独感を和らげる方法もあります。
- 作業環境を整える
- 作業する場所や時間を変える
- Webライター仲間を作る
どれも気軽に取り入れられる方法のため、ぜひ実践してみてください。
作業環境を整える
Webライターは自宅で作業する方も多いと思いますが、自宅のワークスペースの環境を整えることが重要です。
ひとりでの作業のため、モチベーションを保てるように、以下を取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 使っているアイテムを好みの物に変える
- 観葉植物やフィギュアを置く
- 集中できる・テンションが上がる音楽をかける
- 好きな飲み物を用意する
- ご褒美を決めておく
たとえば、私はパソコンの性能よりもデザインを優先して選びました。ライティングにパソコンのスペックは大きく関係しないため、好みのものを選ぶと良いでしょう。
他にも、マウスやキーボード・デスク・チェアなど、作業に必要な物はすべて好みで選び、デスクを見るたびにときめく環境にしています。
デスクの端に置いた旅先で買ったサボテンなどの観葉植物や、好きなBGM、作業中のコーヒーや紅茶、納品後のスイーツ。あなたがモチベーションを維持できる方法を探ってみましょう。
作業する場所や時間を変える
作業する場所や時間を変えることで、孤独感を和らげられるかもしれません。作業する場所や時間を自分で決められるのがWebライターの魅力です。
最近では、在宅ワークを導入する企業が増えた背景から、気軽に外出先で仕事ができる場所が多くあります。
- カフェ
- 図書館
- コワーキングスペース・シェアオフィス
- テレワークスペースを設けたファミレス
- カラオケボックス
- インターネットカフェ
さらに、リゾートホテルや旅館などで仕事をする、ワーケーションも注目されています。
作業する場所を変える他にも、朝活・夜活など、集中できる時間を探してみるのもおすすめです。時間を区切りながら作業する、ポモドーロ・テクニックを取り入れるのも良いでしょう。
作業環境はあなた自身で決められるため、働きやすい方法を探せるのがWebライターの仕事のおもしろいところですね。
Webライター仲間を作る
Webライターとして活動している仲間を作るのもおすすめです。私にはWebライターのリアルな知り合いがひとりもおりませんが、SNS上では多くの方と交流させていただいています。
SNS上では多くの方が発信しているため、発信している方の1日の作業量やスケジュールを知ることが可能です。他の方の発信を見ることで、刺激となり、モチベーションアップにつながります。
SNSを通じてコミュニティへ参加したり、サロンに入会したりするのもおすすめです。コミュニティやサロンは、Webライターとして活動する仲間とより深く交流できます。
また、困りごとを相談できるところも多くあるため、不安や疑問を解決する手段にもなるでしょう。
私もコミュニティを通じて多くの方と知り合えました。このMojiギルドで執筆させていただいているのも、コミュニティでの出会いがきっかけです。
同じWebライターとして共感し合える人がいることで孤独を感じにくくなる上に、モチベーションを高めることにもつながります。SNSでWebライターのアカウントを作成して、他のWebライターの方と交流してみてください。
Webライターは孤独を感じることもあるけれど、自由度が高い
Webライターは性質上、孤独を感じやすい仕事です。しかし、極端に言ってしまえば、決められた納期を守ることで、多くのことを自分で自由に決められます。
場所や時間にとらわれにくいため、メリハリをつけて作業することで、作業以外の時間を充実させることが可能です。また、人と関わることが少ないため、対人ストレスもありません。
実は最近、私はパーソナルトレーニングを始めました。出産前の体型に戻すことを目標としていますが、運動不足解消とリフレッシュにもなっています。また、人と対面することがない中、日常会話を交わす相手がいることで、より孤独感が和らいでいます。
勤務時間や職場がないため、子どもが幼稚園へ行っている日中の隙間時間を活用できるのが私にとってのWebライターの魅力です。
スケジュール管理しながら作業を進めることで、以下のような時間を作れます。
- 家族との時間をゆっくり過ごす
- 友人と出かける
- 趣味を満喫する
- 習い事を始める
- 行ったことがないところへ行ってみる
Webライターは孤独を感じやすい一方で、充実した時間を過ごせる仕事です。作業時間と自分の時間を上手にコントロールしながら、自由に使える時間を活用してくださいね。
この記事を書いたライター
高山さとみ
「わかりやすく伝える」がモットーの幼稚園児を育てる専業ライター。ジャンル問わず楽しみながらライター活動しています。なかでも、金融営業・営業事務の経験から得意ジャンルは金融・不動産。FP2級・料理とパンのライセンス資格を持っています。