簡単に自己紹介をしてください
関西在住の副業ライター「あじ31」です。ライター歴はもうすぐ1年を迎えます。自営業でパン屋を経営している二児の母(40代)です。
ライターをめざしたきっかけは何ですか?
収入の柱を増やしたいと思ったのがきっかけです。夫婦でパン屋を経営していますが、持病持ちの夫の入院により、これまでに二度の長期休業を経験しました。
収入はゼロなのに、生活費の支出に加えてお店の固定費も発生し続け、貯金がどんどん目減りしていった経験は今でもトラウマです(笑)。今後も夫には手術の予定があり、休業は避けられません。
何か別の仕事で収入を得られないか考えたところ、Webライターを思いつきました。在宅ワークならお店や家のことと並行してできるだろう、中でも、Webライターはパソコンとネット環境さえあれば始められるため敷居が低い、と感じたのです。
「わたしに文章なんて書けるのだろうか…」と自信はありませんでしたが「失敗して失うものは特にない。まずはやってみよう」と挑戦することにしました。
ライターになるために始めたことは何ですか?
クラウドソーシングでどんどん案件に応募していきました。応募文は、Googleで「クラウドソーシング Webライター 応募文」で検索して出てきたテンプレートをアレンジして使用しました。
10件応募して1件ひっかかる程度でしたが「数打ちゃ当たる」精神で応募を続け、いくつかの継続案件を手にするようになります。
初めは文字単価1円以下の案件でした。金額は低かったものの、WordPress入稿まで行う案件だったため、入稿作業に慣れることができた点は良かったと思っています。
YouTubeやサイトで「Webライター 始め方」「Webライター 勉強」などと検索して情報収集や勉強をしながら、独学で執筆を進めていきました。
ライターを始めてから順調でしたか?
ライターを始めて半年経過したころから、スキルの停滞を感じて悩むようになりました。
初めの半年は、在宅でパソコン1つで収入が得られるライター業に魅力を感じ、楽しくて仕方ありませんでした。ただ、どの案件のクライアントさんからもフィードバックがほとんどなく、次第に自分のスキルの立ち位置がわからず、不安を感じるようになりました。
YouTubeやサイト、本で知識や情報は得られるのですが、自分が果たして実践できているかがわからないのです。
PREP法を学んでも「私の文章は果たしてPREP法に沿って書けているのか」がわかりません。構成の作り方を学んでも「私の作った構成はこれでいいのか」がわからず心配、といった状況になっていきました。
壁を乗り越えた転機は何でしたか?
転機は、ライター講座への入会です。ある日、Xでたまたま見つけたライター講座を無料体験し、とてもよかったので入会を決めました。
今は、記事の添削を受けたり講座で学んだりできる環境に身を置け、スキルアップにつながっていると感じています。独学では拾いきれない知識や情報を得られるし、何かあったら講師や先輩方に相談できる環境が心強く、入会してよかったことしかありません。
独学のときが「暗闇の中、右に左に頭をぶつけながらおそるおそる歩き進めている」感じだとしたら、入会後は「最短距離を手をひいて誘導してもらえている感じ」です。
今は、講師の指導のもと、WordPressでポートフォリオを作成し、今までより高い文字単価の案件の営業を進めています。
次のステップに進んでいる実感のある今日この頃です!
ライターになってよかった点は何ですか?
よかった点は2つあります。
- 収入の柱を増やせて安心できた
- 子どもにいろいろな働き方を見せられる
それぞれ紹介します。
収入の柱を増やせて安心できた
Webライターをはじめた当初の目的「収入の柱を増やして安心したい」はクリアできました。
お店や夫に何かあっても「わたしがライター業で何とかする(できる)」と考えられるようになったのは、大きな進歩だと思います。金額的にはまだまだですが、着実にスキルを積み重ねていくことでいざというときに備えたいです。
子どもにいろいろな働き方を見せられる
現在不登校の息子に、在宅でパソコン1つで稼ぐ姿を見せられているのも、ライターを始めてよかった点だと考えています。
集団や組織が苦手なら無理して会社に就職しなくてもいい時代です。自分にスキルをつければいろいろな働き方ができるということを、私の背中から感じ取ってくれていたらいいなと思っています。
ライターになって大変な点は何ですか?
大変な点は2つあります。
- 時間に限りがある
- 体力に限りがある
それぞれ紹介します。
時間に限りがある
副業子持ちライターであるわたしは、ライター業に割ける時間が限られています。お店や家のことをこなした上で、執筆時間を確保しなければなりません。
特に育児のボリュームは大きいです。
わたしの場合、娘が「できるだけお母さんと一緒に遊びたい」という思いを持っているため、娘がいる間はパソコンを開かないようにしています。そのため、ライター業は、基本的にお店の定休日に娘が学校に行っている間に集中して取り組むようにしています。
体力に限りがある
40代の中年ライターであるわたしには、悲しいことに体力がありません。ライターを始め、睡眠時間を削ったり隙間時間に作業したりすることを続けていたら、体調を崩しました。
めまいや動悸、吐き気や倦怠感。夜もよく眠れなくなり、病院を受診した結果、緊張状態が続き自律神経が乱れていると診断されたのです。以降「詰め込みすぎない」「睡眠時間は削らない」「リラックスする時間を取る」ことを意識してやっています。
バリバリやれないもどかしさはありますが、体調とのバランスを取りながらやっていくしかありません。
今後の展望をどのように考えていますか?
スキルを高めていきたいし、できることを増やしていきたいです。今はSEOライティングのスキルを高める時期だと思っています。
ある程度に達したら、次はディレクター業やコピーライティング、LP制作など、できることの幅を広げていきたいです。
どの時期にどの順番で進めればよいかは、その時々で講師に相談したり、ご縁を大事にしながら考えていけたらなと思っています。
この記事を書いたライター
あじ31
副業ライター。自営業でパン屋を営むかたわら、子どもの成長にともない生み出せた時間を使ってライティングを始めました。食べものや栄養、健康に関すること、キャリアや転職、不登校、SDGsなどが得意ジャンルです。好きなもの・ことは、紅茶、...