理想のライター像は「凄腕の宝石採掘者」

理想のライター像は「凄腕の宝石採掘者」

私は「あふれる情報の中から、ユーザーにとって有益な情報を厳選・凝縮して、わかりやすい文章で伝えられるライター」になりたいと考えています。このライター像を宝石採掘で例えると「凄腕の宝石採掘者」です。

Mojiギルドの記事を読んでいただいている方は、Webライターになりたい方や初心者ライター、副業ライターが多いかと思います。今回は、Webライターの仕事を宝石採掘に例えながら、理想のライター像をお話しします。

Webライターの仕事は宝石採掘者に似ている?

私はWebライターの仕事が宝石採掘者に似ていると考えています。宝石採掘者が宝石を採掘するまでの過程を、ライターの仕事に例えてお話できればと思います。

宝石採掘者が宝石を掘り出すための作業は下記の通りです。

1. 原石の発掘

2. 選別

3. 磨き上げ

4. カッティングと加工

5. セッティング


これらの作業をWebライターの仕事に置き換えると、下記のようになります。

1. Webサイトや書籍からさまざまな情報をリサーチ(原石の発掘)

2. 集めた情報の中から読者にとって価値のある内容を選び出す(選別)

3. 価値ある情報を文章に起こす(磨き上げ)

4. 文章をわかりやすく編集(カッティングと加工)

5. Webサイトにて記事を配信(セッティング)


このようにWebライターの仕事と宝石採掘を比較すると、似ている点があると思います。よって、Webライターはできるだけ多くの価値ある宝石(情報)を消費者(読者)に提供できれば、消費者(読者)を喜ばせられるのではないかと考えています。

「凄腕の宝石採掘者」になるためにやっていること

「凄腕の宝石採掘者」になるためにやっていること

私が多くの価値ある情報を読者に提供するためにやっていることを、作業別にご紹介します。

  • リサーチ|AIの活用
  • 構成作成|AIを使った検索意図の理解
  • 原稿作成|とにかく実践を積む
  • 編集|チェックシート・ツールの活用


それでは、詳しく見ていきましょう。

リサーチ|AIの活用

私はリサーチでAIを活用しています。「AIの登場によってWebライターの仕事はなくなるのでは?」という話題が常にトレンドとなっていますが、Webライターの仕事自体がなくなることはないと思います。

Webライターの一部の仕事をAIが代替し、人間のみが対応できる部分により多くのリソースをさけるようになると考えているからです。なくなるのではないかと言われている多くの仕事でも、同様の表現ができると思います。

私はWebライターの仕事にAIを有効活用しており、頼れる相棒です。リサーチに強いAIの有料プランを使用して、業務に活用できる状態で運用しています。

AIを活用したリサーチにはファクトチェックが欠かせませんが、ファクトチェック以前の大まかなリサーチに、AIはとっても便利です。

つまり、AIは宝石採掘の原石発掘に役立つ超高性能なつるはしやドリルと言えるのではないでしょうか。

構成作成|AIを使った検索意図の理解

構成作成でも同様にAIを活用しています。現状、AIを使って見出しを生成できるツールもありますが、まだまだ実践で使えるレベルではありません。そのため、主にユーザーの検索意図の理解にAIを活用しています。

構成作成ではどのようなユーザーに記事を届けたいのかを徹底的に考えることが重要です。その際に、ユーザーはどのような人物像なのか、ユーザーが検索するキーワードで検索に至った経緯などを考える場合にAIを助っ人として利用しています。

また、見出しの作成ではユーザーが知りたい情報の順番も重要です。その際にも、AIはユーザーが知りたい情報を時系列で並べてくれるため、本当に頼もしい相棒です。

よって、AIは宝石採掘において消費者が欲しい宝石を鑑定してくれる宝石の専門家だと思います。

原稿作成|とにかく実践を積む

原稿作成では、とにかく実践を積むことを大事にしています。Webライターの経験が浅い頃はインプットを意識しすぎて、アウトプットがおろそかになっていました。しかし、Webライターの経験を積むことで、アウトプットの大切さを知り、とにかく実践を積むことを意識しています。

直近の私の作業量は、構成作成が月に40本、原稿作成が月に20本程度です。どの構成も、どの原稿も簡単ではありませんが、作成で悩んだ経験が次の構成・原稿作成をより良くしてくれています。

もし、構成や原稿の質を上げるのに悩んでいる方がいれば、とにかくWebライターの業務を数多く実践することをおすすめします。

原稿作成は、宝石採掘における、宝石を磨き上げる作業です。宝石を綺麗に磨き上げるには、宝石を磨いた経験値が必要です。

最初は宝石が綺麗に磨けないかもしれませんが、宝石を磨く方法を勉強しているだけでは、綺麗な宝石を消費者に提供できません。とにかく宝石を磨くこと。私も宝石をたくさん磨いてみます。

編集|チェックシート・ツールの活用

編集作業ではチェックシートやツールを活用して、原稿の質を高めています。

チェックシートには、Webサイトや書籍で学んだ知識を記載したり、今までの原稿作成で指摘をいただいた点を記載したりしています。チェックシートは同じミスを繰り返さないために重要です。

ツールは、文章の表現を修正するために活用しています。具体的には、誤字や表記揺れを探すツールや語尾の連続を探すツールを利用しています。チェックシートもツールも、原稿の質を高めるために重要です。

編集作業は宝石採掘におけるカッティングと加工の作業です。どれだけ宝石が磨けていても、宝石が消費者に求める形になっていなければ、消費者が喜んでくれません。チェックシートやツールは宝石を綺麗に切って加工するための道具です。

道具が最新かつ高性能であれば、宝石を加工しやすくなります。あとは、作業者自身の加工技術を高めていけば良い宝石が販売できます。

「凄腕の宝石採掘者」を目指す!

「凄腕の宝石採掘者」を目指す!

本記事では、私のライターの理想像をご紹介しました。私はまだまだ「凄腕の宝石採掘者」とは言えません。やっと「普通の宝石採掘者」になれたところだと思います。

「凄腕の宝石採掘者」になるためには、道具を整え、採掘技術を高めることが重要です。多くの人に喜んでもらえる宝石を提供できるよう、日々採掘に取り組んでいきます!

この記事を書いたライター

執筆者

松本新大

平成11年生まれのライター。のんびり過ごす物書き。学生時代から文章を書くことが好きで、執筆に没頭し、読む人を楽しませたいという熱意をもってライティングしています!大学ではマーケティングを中心に経済を学びました。マーケティングと社...

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