プロフィールについて教えてください。
人材派遣会社のアウトソーシング部門でSV(スーパーバイザー)として就業していますが…2023年現在、うつ病を発症してしまい、休職しています。
来年2024年に、この際ライターとして独立を考えています。
前職は、大手アパレル企業数社で店長や人事などの経験をしていました。人付き合いが苦手なんですが…どこの企業でも人に関わる重要ポジションばかりを担当していて、こんなコミュ障に任せて良いのかと疑問を持ちながら業務をしていました…(笑)。
ですが、人が喜んでくれる姿を見るのは大好きで、その一瞬を見たいという想いでここまで仕事を続けてきたように感じます。
ライター業も、クライアントが喜んでくれた時は本当に嬉しいなと感じます。そんな点に魅力を感じたのかもしれません。
ではライターをめざしたきっかけは何だったのでしょうか?
うつ病になってしまったのをきっかけに、自分自身の働き方と今後について考える時間を持つことができ、本当の自分の気持ちに気づくことができたことが大きな転機といえます。
これまで、自分の気持ちに嘘をつき、「こうあるべき」という思いで仕事を続けていました。元来、真面目過ぎる性格で自分自身の思いに蓋をして、「あるべき姿」を追い求めてがむしゃらに仕事をしていました。
ですが、身体を壊し働けなくなって、「予期せぬことは起こる」「人生は、そんなに長くない」「いつどうなるかなんて不確か」ということに気づきました。
そして、本当の気持ちである「自分1人で仕事がしたい」「自分自身のやりたい仕事がしたい」という思いが強くなりました。
そんな時に、ライターという仕事の存在を知りました。元々、3年ほどブログを運営しておりSEOの知識は、ある程度ありました。トレンドブログでしたが、安定的に収益も発生しており、ライターの分野ならば自分自身の力を試せるのではないかと思うようになりました。
更に、文章を書いている時は不思議と気持ちが落ち着き、うつ病特有の絶望感から解き放たれていました。「文章を書くことが好き。文章を書いて仕事ができたらやり甲斐を感じられそうだ」と思うようになり、ライターを目指すようになりました。
現在のライターとしての仕事内容や働き方を教えてください。
現在は、数社のクライアントから記事作成の継続発注をいただいております。
まだまだ生活できるほどではありませんが、この方向性で進んでいけば自分自身の成長と収入は伴ってくると考えています。
とにかく、現在は資格取得に関する記事やふるさと納税など、さまざまな分野の記事作成をしています。ここから専門性に特化していければと考えています。
ライターになるために始めたことは?
一般的な方法ですが、クラウドワークスで案件にとにかく応募をしました。ですが、最初の1か月は1件も案件が取れず絶望しました…(笑)。
「応募文やポートフォリオに問題があるのでは?」と思い、YouTubeなどで調べながら自分なりに修正を加え、再度案件に応募しました。多い時は、1日30件以上応募していました。それが功を奏したのか、そこから現在のクライアントに出会い、継続案件を獲得することができました。
とにかく、「圧倒的な行動量をこなすことが重要」と考え地道に営業活動を続けています。
現在も、不安があるのでクラウドワークスやWantedlyなどで案件獲得に向けて、日々営業を続けています。
これからの目標・やりたいことは?
今後は、自分自身のこれまで携わってきた人事系の分野に特化したライターになるという目標があります。更に、ライターだけでなくディレクションなどもおこなっていけたらと考えています。
ここからは、余談程度に聞いて欲しいのですが…野望を暴露すると将来的には、ライター業以外にシナリオライターや小説などクリエイティブな分野で「書く」という仕事をするという目標があります。
この思いに至ったのには、私のこれまでのヘンテコ半生が関係しており、それを活かしていけたらと考えています。
実は役者をしていました。 ponの凸凹半生
私の半生は、かなり紆余曲折人生で…自分自身でも異色だなと人と関わるたびに感じます。それは、遡ること小学6年生の頃から異色人生が始まります。
沖縄の大学で表現の虜に
小学校6年生当時、家族旅行で訪れた沖縄に魅了され、「大学は沖縄に行く!」と決意し、その衝動的な思いは中高生になっても消えず一浪の末、琉球大学に進学しました。当時の友達は、沖縄が好きだから琉球大学に進学するという突飛な夢を馬鹿にしていましたが…目標を達成すると、とにかく驚いていました。
晴れて沖縄で学業に打ち込むと思っていましたが、ほとんど大学に行かずサークルで映画撮影に没頭していました…。本当に親泣かせで、学業ではない分野にどっぷりハマっていました…。
小さい頃から表現することが大好きで、時間を忘れて絵を描いたりしていたこともあり、映画撮影の魅力に取り憑かれました。そこから、表現する仕事がしたいと思うようになり気づけば、何を思ったか「自分が表現者になる!」という何とも痛い考えに至り…「役者になる!」という思いに取り憑かれていました…(笑)。
ガムシャラな役者人生から見えた書くという表現
そして大学4年生になり就活をしていましたが内定を全て蹴り、大学卒業後は大手劇団の養成所で約1年芝居漬けの日々を送りました。その後、入団オーディションを受けましたが落ちてしまったことで…晴れて、売れない役者の仲間入りを果たしました…(笑)
さまざまな舞台やお笑いライブ出演など芸の肥やしになることは手当たり次第試し、悶々とする日々を2年近く過ごしましたが芽が出ず…。
役者を諦めようと思っていた時期に、誰もが知るミュージカル劇団のオーディションがあると新聞を見ていた父親から言われ、特にミュージカルに興味はありませんでしたが、役者として生活したいという強い思いだけで、オーディションに参加しました。
倍率20倍という難関を奇跡的に合格し、入団に至りました…。今思えば、本当にラッキーとしか言えません、運が良かったという一言に尽きます。
そこから芝居漬けの日々でしたが…プロの世界は甘くなく、さまざまな経験をしましたが1年程度で退団を余儀なくされました。
今後こそ役者をやめようと決意しましたが、最後に養成所に通っていた劇団の入団オーディションを記念受験し、華々しく散って終わろうと思ったのですが…なんと合格してしまい役者人生が首の皮一枚でつながりました。
そこから2年近く、日々の激務に追われ…来る日も来る日もダメ出しの嵐…芝居が上手くなりたいというガムシャラな気持ちで続けていましたが…気がつけば、身体がいうことをきかなくなり…ドクターストップがかかってしまい30歳目前に、突然役者の道が途絶えてしまいました。
コツコツ続ければ、自分の望む道は開ける
そこから現在まで大手アパレル企業や人材派遣企業で仕事するなど、表現者の道から遠ざかっていましたが、最近になって自分の好きなことを一生を賭けて追求したいという思いに駆られています。
役者をやっている当時から、脚本を書いたり、お笑いライブ出演のために漫才を作ったりと、今思えば沢山の「書くという表現」をしていたと気づきました。
シナリオライターや小説など表現分野は、自分のペースでコツコツやっていけたらとも考えています。そんな簡単な世界ではありませんが、ドラマや映画などに携われたら本望だなと年甲斐になく夢を持っています。
これまでの人生で、「こうなりたい」と恋焦がれた目標は大半叶ってきたと自負しています。
泥臭く、コツコツ続ければ、自分の望む道は開けるという人生訓もあるので、自分が叶えたい道を開拓していきたいです。
長くなりましたが、そんなヘンテコなponですがよろしくお願いいたします。今後、これまでのヘンテコ人生について書けることがあれば書いていきたいと思います。
この記事を書いたライター
pon
一児のアラフォーパパライター。40代を目前に、うつ病を発症し自分らしい人生を歩もうとフリーランスライター転身を検討中。
20代の頃は、舞台俳優として大手ミュージカル劇団や大手劇団に所属し舞台漬けの日々を送った経験を持つ。そんな、こ...