プロフィールについて教えてください
工業系のエンジニアとして働きながら副業でWebライターをしています。本業は簡単に説明すると製造工場などで使われる機械の設計から設置まで一貫して携わっています。
時期も影響するんですが最近は安全対策や整備の案件も増えていますね。
1日中パソコンの前で設計していたり、翌日には現場で工事していたり作業環境が毎日変わるような勤務スタイルですね。気分転換にもなるので既存の設備を整備しながらアイディアがひらめいたり技術を学べたりできるので楽しく仕事をしています。
本業から帰宅して子どもに遊んでもらって、家族が寝付いてからの時間を副業に充てています。最近は解説記事の依頼が中心ですね。
ジャンルは工業系の資格をたくさん持っているので製造業、DIY、自動車など、機械的なものが大好きなので得意としています。ゲームやガジェットなども執筆経験がありますね。
ライターをめざしたきっかけはなんですか?
ライターになりたいっていう目標は持っていなかったです。執筆活動のきっかけは2年ほどブログアフィリエイトを運営していたことが始まりですね。
ブログはある程度上手くいっていたのですが、規約変更や提携先の広告終了などが重なって閉鎖することにしました。それでも約2年間続けられたので文章を書くのは好きなんだと実感しましたね。
ブログを閉鎖してからしばらく本業が忙しくて執筆はしていませんでした。しばらくしてコロナウイルス流行のタイミングで今度は本業の仕事が激減してしまい、副業ライターとして活動開始しました。
当時ブログアフィリエイトを再開しようか悩みましたが、収益が発生するまで時間がかかってしまうので却下になりました。
そういった部分も考えてライターを選びましたが、今考えると安易すぎて恥ずかしいです。
最初はお給料が減った分補えればっていう感覚でライターとして単発の案件をこなしていたので長期では正直考えていなかったですね。クラウドソーシングで案件に応募してひたすらこなしていました。
レギュレーションや納品形態がクライアントで全然違うので苦労していました。単発案件の場合は文章云々よりもそっちに気を取られてた記憶しかないです(笑)。
コロナウイルス流行の真っ只中でクラウドソーシングの人口増加もあったと思います。安定して案件を獲得が難しい部分や長期契約を探しても得意なジャンルがあっても条件がいいとはいえないものばかりでした。
それでもしばらく探してはいたんですが、本業の仕事量も戻ってきたのでライター活動はそのままやらなくなっちゃいましたね。
案件を探すことに浪費してしまうのはちょっと辛いと思ってしまったんですよね。まさかその後に再開するとは自分でも考えていなかったです。
ライターを本格的に活動再開したきっかけはなんですか?
今年の春先にSNSで活躍している友人からコミュニティで掲載する解説記事を作って欲しいと依頼があったんですね。
友人なので二つ返事で作ったんですが、好評をいただいて記事を読んでくださった方からオファーを頂いたのが再開のきっかけです。
執筆しているときライター業を再開する意気込みは全くなかったですが、依頼には変わりないのでいい記事を作ろうという意識はありましたね。
取り組んだ結果、良い反響があったことは凄く嬉しかったです。
状況や考え方が変わったことで、ライフスタイルも変わり始めた時期というのもあって再開するか凄く考えましたが、結果としてお仕事をいただくことになり本格的に活動という流れになりました。
現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください
ライター業を再開する際に悩んでいた理由は、私は子どもをもっと優先したいと以前よりも強く思い始めたからです。
本業では残業もありなんですが、子どもと一緒に時間を共有できる機会を増やす手段としてライターは活動時間帯を選べることが魅力的に思えましたね。
残業して子どもが寝ているときに帰ってくることもありましたが、それだと朝しか顔を合わせられないのが苦痛でしかなかったです。
私は幼少期の家庭環境が良くなかったので自分ができなかった、やりたかったことを子どもにしてあげたいという気持ちが人一倍強いんだと思います。
残業しない分だけお給料は減りますが、そこを副業で補えれば問題ないと思っています。ですので昼間は本業、子どもが寝た後は副業というスタイルに落ち着いています。
ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?
大変なところは人間なのでやっぱり集中力にムラができることですかね。やる気が起きないときもよくありますけど、必ず毎日パソコンの前に座るよう意識しています。
病気だったり、急用が入ってしまって作業ができないことがストレスになりやすいのもきつい点としてあります。
それだけではなく、毎日パソコンの前に座って作業をする習慣が途切れるとそのままズルズルと後回しにしたくなるんですよね。
そうなってしまうと納期にも影響してきちゃうので、常に執筆作業を進めておいて進捗状況に余裕を持たせないと不安になる気持ちはつらいところですね。
きつい時はどんな風に乗り越えましたか?
どうしても集中力が続かないときはポモドーロタイマーを使います。30分くらい作業をして5分休むのを繰り返すんです。その30分間は作業にだけ集中しようとして他のことしたくなっても我慢します。修行です(笑)。
それでも全然集中できないときは潔く寝ます(笑)
中途半端にダラダラ起きていても時間がもったいないので、そういう場合は環境を変えるという意味で夜間から早朝に作業時間帯を切り替えて執筆します。
この方法は意外とはかどることが多いので、どうしてもという場合だけ早朝にやっています。寝過ごすパターンもあるので私にとっては最終奥義になっていますね(笑)。
ライターとしての目標を教えてください
かっこよく表現したり、スマートに纏めたりするよりも『わかりやすかった』『助かった』を提供できるライターになりたいですね。
かゆいところに手が届くようなライターを目指してこれからもがんばります!ありがとうございました。
この記事を書いたライター
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工業系エンジニアとして働く副業ライター。休業をきっかけにブログ執筆活動を開始し、復帰後本業に専念するために一時休止するもWebライターとして活動再開。ものづくりや自動車や工具、ゲームやガジェットなどの「心が躍る」瞬間への探求心が強...