副業未経験でもWebライターになれる！｜自分の経験や本業の知見を文章で生かそう
結論から言えば、文章を書くことが未経験であってもWebライターにはなれます。Webライターになるためには特別な資格や経験は必要ないからです。
Webライターの仕事は、記事の構成を元にリサーチをしながら執筆するため、専門的な知識も必要とはしません。案件によっては、本業の知見やこれまでの経歴、経験などを生かすことも可能です。
一方、ライター未経験の場合、案件獲得ができなかったり、報酬が極端に低かったりすることもあります。
Webライターとして報酬を得るためには、ライターとしての経験がないことを伝える必要はありません。それよりも自分の持つ強みをアピールすることが重要です。
Webライターの仕事内容
ここでは、Webライターの働き方や報酬について解説します。未経験の方にもイメージしてもらいやすいよう、次の項目に分けて説明します。
- 記事の種類｜コラム・解説からインタビューまで
- 勤務形態｜契約方法から場所・時間まで自分で選べる
- 報酬｜文字単価・記事単価で計算されることが多い
記事の種類｜コラム・解説からインタビューまで
Webライターが書く記事の内容は、主に次の5つのジャンルになります。
- Webメディアに掲載する記事の作成（SEOライティングやコラム・解説など）
- 商品紹介記事の作成（小売り店などの販売促進など）
- レビュー・レポート系記事の作成（口コミや比較サイトなど）
- ランディングページの作成（予約や申し込みにつなげるページ）
- インタビュー記事の作成
未経験から始める場合は、Webメディアに掲載するためのSEOライティングが最も多いジャンルとなるでしょう。いずれにしても、リサーチしながら書けることが多いため、知識がなくても案件に応募できます。
勤務形態｜契約方法から場所・時間まで自分で選べる
Webライターの仕事は、案件単位で契約できることが多いので、本業との兼ね合いで短期・短時間・単発など副業としてさまざまな仕事を請け負うことが可能です。
在宅Webライターの契約方法としては「業務委託」で仕事を請け負うのが一般的です。その他にも派遣社員やアルバイト・パートといった契約方法もありますが、場所や時間を指定されることが多く、在宅の副業として選ばれることは少ないでしょう。
業務委託で契約するWebライターの仕事は勤務場所を選ばないことがほとんどです。多くの案件で、PCとネット環境さえあれば仕事ができるため、自宅だけでなく、カフェやコワーキングスペース、図書館などでも仕事ができます。
都心でなくても、地方や海外にいても仕事ができるなど、勤務場所の自由度が高い仕事です。
さらに、勤務時間に融通を利かせやすいことも副業に向いているポイントです。本業が終わった後や休日などを利用して、自分のペースで仕事量をコントロールできます。
報酬｜文字単価・記事単価で計算されることが多い
Webライターの報酬は、主に次のような計算で決まります。
- 文字単価：1文字〇円の計算で、執筆する文字数によって計算される。
- 記事単価：1記事いくら、という単価が決まっている。文字数は目安で指定される。
- 時給制：作成にかかる時間に対して報酬が支払われる。リライトや校正など、文字単価や記事単価では計算しづらい案件に適用されることが多い。
未経験から始めて初心者のうちは、文字単価や記事単価の案件が多いでしょう。
「副業ライターをやってみた方」から見たメリット・デメリット
ここでは、副業でWebライターをすることについてのメリットやデメリットを解説します。
副業Webライターをやってみた方のメリット・デメリットのポイントをまとめると次の通りです。
- 場所や時間にしばられない
- 少ない初期投資で始められる
- ビジネスにも必要なスキルが身につく
- 最初の案件獲得が難しい
- 簡単に稼げるわけではない
- プライベート時間が減る
副業で在宅Webライターになるメリット
Webライターの仕事は時間や場所に縛られない点がメリットです。また、最低限、PCとネット環境があれば始められるので、初期投資として準備するものが少なく済むのもメリットです。
さらに、Webライターの仕事は本業にとっても良い影響が出ることがあります。不特定多数の人にわかりやすい文章を書くWebライターの仕事は、ビジネスにも必要な「相手に伝えるための文章力」を身につけるのに役立ちます。
副業で在宅Webライターになるデメリット
Webライターとして提示できる実績が少ないうちは、案件に採用されにくいことでしょう。
そのため副業で収入を増やしたくても、始めてすぐに報酬を得られるわけではないことはデメリットです。また、副業でも未経験でも、本業のライターと同じ土俵で仕事をすることになるため、高収入になるには時間がかかります。
そして、Webライターに限ったことではありませんが、副業をする場合には、仕事後や休日などプライベートな時間を削ることになるので時間の確保も大変です。
【3STEP】未経験でも完全在宅でできる副業Webライターの始め方
ここからは、未経験から副業でwebライターを始める方法について解説します。未経験の方が、Webライターとして仕事をするのに必要なのは、次の3つのステップです。
- 【STEP1】仕事の環境を整える｜PCとネット環境は必須
- 【STEP2】自分を売り込む資料を作る｜プロフィールやポートフォリオを作成
- 【STEP3】仕事を探す｜クラウドソーシングサイトやメディアの求人に応募
【STEP1】仕事の環境を整える｜PCとネット環境は必須
Webライターを始めるにあたって必要となるのはPCとネット環境だけです。
文章だけを書くだけであれば、それほど高いスペックのPCを必要とはしません。
次のスペックのPCがあれば十分に仕事ができます。
- プロセッサ（CPU）：Intel Core i5以上、または同等のAMDプロセッサ
- メモリ（RAM）：8GB以上
- ストレージ：SSD（256GB以上）
- ディスプレイ：24インチ以上、高解像度（1920x1080ピクセル以上）
文章を書くだけでなく、画像の選定や加工などがある場合は、メモリが16GB以上あると快適です。幅広い案件に応募できるようになったら、メモリの増設で対応するのも良いでしょう。
ネット環境は、安定性と早さを備えた環境にするのがおすすめです。在宅とは言え、クライアントにオンラインミーティングを求められる場合もあります。オンライン通話にしたときに、通信が途切れることがないように機材を選びましょう。
【STEP2】自分を売り込む資料を作る｜プロフィールやポートフォリオを作成
PCとネット環境を整えたら、案件に応募するために必要なプロフィールやポートフォリオを作成します。
プロフィールには本業の経験や保有資格、これまでの経歴などを詳細に書きます。Webメディアにはさまざまなジャンルがあるため、どのような経験や経歴、資格が役立つか分かりません。詳細に書くことで、クライアントの目にとまる可能性が高まります。
また、未経験の場合は、サンプル記事やブログを作成しポートフォリオとして提示できるように準備しておくと良いでしょう。ライターとしての実績が無いため、実力を示すための重要な武器になります。
【STEP3】仕事を探す｜クラウドソーシングサイトやメディアの求人に応募
未経験の方が案件を探すには、主に次のような方法があります。
- クラウドソーシングサイトで探す
- メディアの募集に応募する
- オンラインコミュニティや知り合いを通じて仕事を探す
クラウドソーシングサイトを使わずに、募集しているメディアを探して営業をかける方法もあります。「Webライター×求人」などで検索すると、さまざまな案件が見つけられるでしょう。
また、ライターの交流会や養成講座、セミナーなどを行っているオンラインコミュニティで仕事を紹介しあっていることもあります。
その他、知り合いなどにライターを始めたことを伝えておくと、ライターを必要としている人につながることがあるかもしれません。
「在宅Webライター」でよくある質問
ここからは、未経験Webライターに関して、よくある質問とその回答についてご紹介します。特に多くの方が不安に思うことには、次のようなことがあります。
- 未経験でもWebライターの仕事ができるか不安
- 週1ぐらいしか副業できないけど大丈夫？
- 本業に影響がでないか心配
ひとつずつ、くわしく見ていきましょう。
未経験でもWebライターの仕事ができるか不安
冒頭でも書いたように、未経験でも副業でも、在宅Webライターになることは可能です。不安に思うのは主に「案件獲得につながるか」「継続していけるか」という部分でしょう。
未経験の場合は、提案時にプロフィールやポートフォリオを充実させることで、案件獲得につなげられます。一方で、仕事として依頼を受ける以上「経験がない」ことは理由にはならないため、責任を持って記事を納品する覚悟は必要です。
Webライターとして副業を続けて行くためには、すぐに収入が上がらなくても耐えられることや、副業のために時間を確保できることが重要な要素になります。
週1ぐらいしか副業できないけど大丈夫？
在宅Webライターは案件ごとに契約できることも多いので、自分のペースで仕事を受けられます。そのため、週1ぐらいの時間しか取れないようであれば、限られた時間で責任を持って納品できる分の仕事を選べば良いのです。
とはいえ、副業として収入を上げたい場合は、副業の時間を増やして実績を重ねていくことも必要です。
Webライターの仕事は工程ごとに細分化することで、すき間時間に進めることもできます。スマホやタブレットを活用して、リサーチだけ進めたり、書いた文章の見直しをしたりなど、通勤時間や休憩時間を有効活用するよう工夫しましょう。
本業に影響がでないか心配
本業が副業を禁止している場合は、ライターに限らず、副業することはおすすめしません。一方で、本業は副業を許可しているものの、何をしているか周りに知られたくないというような場合もあるかもしれません。
Webライターはペンネームで活動できる点が、副業の際に安心できるポイントの一つでもあります。
また、本業への影響ということで言えば、本業と副業の両立という側面もあるでしょう。あくまで副業として続けたいという場合は、本業に影響が出ないよう、仕事の請け負いすぎや睡眠や休息の時間の削りすぎに注意することが重要です。
まとめ｜未経験でも副業でも在宅Webライターになれる！
未経験の状態であっても、副業でWebライターになることは可能です。
Webライターは、単発でも仕事を請け負える上、仕事をする場所や時間に縛られないというメリットがあります。初期投資が少なく済むため、始める際のリスクが少ないのもポイントでしょう。
一方で、未経験の場合、提示できる実績がないため、案件獲得が困難になったり、報酬が低かったりなどのデメリットもあります。
副業の在宅Webライターで収入を得るには、本業の知見やこれまでの経歴を自分の強みとしてアピールすることが効果的です。ライターとしての経験がなくても、自分の持つ強みをプロフィールでアピールしたり、サンプル記事やブログなどで文章の実力を提示したりという方法で案件獲得が目指せます。
一番重要なのは、受けた仕事を決められた期日までに納品することです。未経験でも責任を持って記事を書く覚悟で、在宅Webライターを目指しましょう。
この記事を書いたライター
Mojiギルド編集部
Mojiギルド編集部です。ライティングノウハウやスキルアップなど、ライターさんに役立つ記事を公開していくほか、Mojiギルドからのお知らせ、時には編集部員のつぶやきも…。ライターの皆さまとのコミュニケーションを楽しみながら、大事にしたい！
