初めての仕事を取るまで

初めての仕事を取るまで

クラウドソーシングでは多くの案件に応募しましたが、受注できない日々が続きました。

一次選考は通過するものの、テストライティングで不採用となるパターンが3件続きました。テストライティングは300~1000文字程度の短い記事を作成する形式が多かったです。

当時の自分は誤字脱字に気を付け、同類のサイトを参考にして無難な記事を提出していました。しかし、振り返ってみると、依頼主の要望を気にせず、自分が書きやすい内容で記事を書いていました。

これでは、他の応募者と比べて光るものはなく数多くの応募者の中から採用されるのは難しかったと思います。

クラウドソーシングから案件へ応募

クラウドソーシングは「ランサーズ」と「クラウドワークス」を利用しました。

個人的にはクラウドワークスの方が競争率が少なく、初心者向けの案件もあると感じたのでクラウドワークスで多くの案件に応募していました。

テストライティングでアピール

テストライティングに落ちる日々が続いたため、私は考え方を変えました。様々な参考サイトを読んでみると、採用されるためには他のライターとの差別化、何かしらのアピールが必要だと気づきました。

マインドを変えて応募を続けていると、テストライティングのチャンスが来ました。

要件は以下の通りでした。

  • とある美容クリニックの特徴を300~400文字で記載する
  • しっかりリサーチした内容で書く


私はこの要件に対し次のように考えました。

  • 300文字と短いので特徴を3つに絞り、1つあたり100文字で内容を濃くする
  • リサーチしたことをアピールするため、記事の後にリサーチした内容とURLを記載する


これが良かったかわかりませんが、1週間後にテストライティング合格の連絡を受けました。

思い切って、3つの特徴に絞りそれぞれを凝縮した内容にし、しっかり調べたことをアピールできたことが良かったのかもしれません。

初めての仕事は美容系サイトの記事執筆。構成作成も

初めての仕事は美容系サイトの記事執筆。構成作成も

初めての仕事は美容系サイトの記事執筆でした。依頼主から提供された構成に従い記事を作成するという要件で。文字数は3000〜4000文字でした。

実際の依頼では、将来的にディレクターをお願いすることも考えているとのことで構成から作成してほしいといわれました。

最初の要件とは違いましたが、ディレクターへの道を提示されたことと、構成の作成は以前から少し自信があったので、その内容で引き受けることにしました。

リサーチしてからの構成作成

提示されたキーワードは「ミノキシジル ドラッグストア」でした。

私にとって全く知らない内容ではありませんが、リサーチしないと書けない内容です。まずは検索上位の5サイトをしっかり読み込み、記事に盛り込む内容を考えました。

つぎにQ&Aサイトを確認しこのキーワードに関連する読者の疑問を整理しました。

受け取ったマニュアルには8つの構成パターンが提示されており、その中から選んで構成を作成するよう指示されました。

おすすめを紹介する記事でしたので、おすすめサイト形式の構成パターンを利用し作成しました。

修正依頼は思ったより少なかった

構成の指摘事項は、2点だけでした。修正後は執筆に進んでくださいとのことで、構成を修正して執筆にとりかかりました。

構成の段階で十分にリサーチを行っていたため、執筆は1日で完了。翌日推敲を行い、1回目の納品をしました。

記事の修正事項は以下の2点でした。

  • タイトルの後のリード文の表現
  • 記載内容の根拠が乏しい部分があるので、根拠を明確にする


修正は2時間で対応でき、無事に初めての仕事を完了することができました。

初仕事の報酬、感じたこと

初仕事の報酬、感じたこと

初仕事の報酬および、気づいたことです。

報酬は1文字1.3円

初仕事の報酬は1文字1.3円でした。4000文字の記事を書いたので総額5000円でした。

この報酬は良い方だと感じています。ただ、募集時は月4本程度と依頼があると聞いていましたが、今のところ毎月1本のペースです。

もっと多くの執筆をしたいと思っているので、この点は残念です。

その分野の専門家と認められたような気分

構成と記事が完了し、フィードバックを受けて記事が検収されると、自分の記事が認められたという証になります。

それまでもスクールの課題で自分の記事が公開されたことはありましたが、その感覚とは全く違います。

また、リサーチが依頼主の合格基準に達したことで、そのキーワードに関して専門家として認められた気分です。実際は、1記事しか書いていないので専門家とはいえませんが。

何はともあれ、1記事納品したという自信を持つことができ、非常にうれしかったです。

案件獲得に向けたテストライティング突破のコツ

案件獲得に向けたテストライティング突破のコツ

初回の記事はもちろん大切ですが、テストライティングでもしっかりアピールしましょう。

テストライティングでは、依頼主が何を重視しているかを考えます。

誤字脱字がなく体裁がととのっている、不明点をきちんと依頼主に確認する、どのように考えこの文章を書いたかなど。

記事作成の過程で注力したことをアピールします。

私は、このように依頼主側の視点をもつことが、テストライティングを突破するコツだと思います。

これからもより多くの案件をこなし、技術を磨いていきたいです。

この記事を書いたライター

執筆者

Onosoks

IT業界勤務の副業ライター。5回の転職を通じて、日系・外資系企業でさまざまなプロジェクトに携わる。金融業界にも4年間勤務し、証券外務員1種を保有。自らも広範囲なジャンルの投資を実践。得意分野はIT関連、投資・金融、スポーツ。趣味はゴル...

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