ブログ経験があればWebライターは夢じゃない!
私は15年前から趣味でブログを書いています。Webライターになったきっかけもブログをやっていたことでした。初仕事もブログをやっていたからこそ、チャレンジできたと思っています。
ブログを書く習慣が、ライターとしての第一歩
Webライターとして仕事をしようと思ったのは、文章を書くのがとても好きだから。毎日、ブログを更新していて、仕事としても続けられるのではと思いました。
ブログを更新している経験は、Webライターとしての基盤になります。今になって振り返ると、自分の思いを言葉にする力、読者を意識した文章を書く力は、ライターに欠かせないスキルです。
当時はそこまで深く考えず、ブログの延長線上でWebライターとしてスタートしました。
クラウドソーシングサイトで見つけた初仕事
どうやってWebライターの仕事を探せばいいのだろう…と調べたら、クラウドソーシングサービスの存在を知りました。
そこから、さらに調べてママ向けのサイトを見つけ、そこで初仕事をもらうことができました。
初仕事はママ向けの育児サイトに掲載する記事。私がブログで書いていた育児に関する記事と同じような内容だったので、初めてでも仕事をもらえたのです。
初めての仕事は低単価だけど学びがたくさん!
スムーズに決まった初めての仕事ですが、今、振り返るといろいろと大変な点もありました。でも学びもとても多く、本当にやってよかったと思っています。
1記事5,000文字で500円!
Webライターとしての初めての仕事は、文字数は5,000文字前後が指定され、1記事書いたら500円。今、思うと有り得ないくらい低い単価ですが、それでも何も思わず記事を書いていました。
私がWebライターの仕事をスタートした頃は、どの募集も単価はほぼ一緒でした。そのため、この仕事の条件が悪いとは思わなかったのです。
そのサイトは育児に関する記事がほとんどで、構成はあらかじめ作成してありました。その構成にそって記事を作成していきます。
記事を完成させるために、おおよそ5〜6時間かけていました。
自分の経験を活かせる内容が初仕事におすすめ
初めてのWebライターの仕事でもすぐに採用されたのは、私の経験が活かせる育児系のサイトだったからです。
今もある大手の育児系サイトが立ち上がったばかりの頃で、とにかく記事数が欲しいということでした。そのため、書くのが苦でなく、毎日でも書けますと伝えたので、採用してもらえたのかなと思っています。
おすすめの育児用品や、育児書、おすすめの遊び場などの記事をたくさん書きました。
丁寧なフィードバックに育ててもらった
単価は安いものの、私が書いた記事にはクライアントから必ずフィードバックがありました。修正がある場合も、赤字で丁寧に何が悪くて、どのようにすると読みやすくなるかが書いてあります。
このたくさんのフィードバックのおかげで、人に読んでもらうための記事を書く基礎ができました。
初めての仕事で感じたWebライターの喜びとやりがい
初めてのWebライターの仕事で、大きな達成感を味わったことを今でも忘れられません。
記事が掲載され、読者の役に立てたことへの喜びと、文章を書くことで報酬が得られたことへの驚きとうれしさ。
それらの経験が、Webライターを続けるモチベーションになりました。
Webライターの良さは人の役に立てること
Webライターとして自分が書いた記事が初めて掲載され、多くの人に読まれるようになったとき、大きな感動を覚えました。
自分の文章で誰かの悩みを解決したり、役立つ情報が提供できたりしたことが、Webライターをやってよかったと感じる瞬間です。
読者の反応が直接私に届くことはないかもしれませんが、記事を通して誰かの役に立てていると思えるのが、この仕事の良さだと思っています。
文章が報酬という形で評価されるうれしさ
ブログを書いているときは、自分の文章力を客観的に評価することはありませんでした。
しかし、Webライターの仕事では、文章が報酬という目に見える形で評価されます。最初の報酬をいただいたときは、自分の文章に価値が認められたことが本当にうれしくて、この仕事を始めて良かったと思いました。
評価されたことで、もっとがんばろうというモチベーションにもつながったのです。
経験は次の仕事につながる
Webライターとしてステップアップするには、さまざまな経験を積むことが大切です。
私にとって、初めての仕事は大きな経験になりました。お金のこともフィードバックもすべてが今の私につながっています。
低単価が次の仕事につながる
私のWebライターとしての初仕事は、5,000文字で500円という低単価でした。文字単価にすると0.1円です。
10年前のこととはいえ、あまりにも低すぎる報酬ですね。でも経験がないと、それが低単価ということもわかりません。
この仕事の経験から、私は仕事に応募する際、必ず報酬の確認とおおよその時給換算をするようになりました。
経験を積めば仕事の良し悪しもわかるようになる
私の初仕事のクライアントは丁寧なフィードバックがあり、その点ではとても良い仕事とも言えます。私はこのフィードバックのおかげでWebライターとして仕事を続けられるようになったからです。
いろいろな仕事をして、多くのクライアントと出会えば、報酬の相場やどのようなクライアントだと仕事がしやすいかがわかります。
そこで、どんどん新しい仕事にチャレンジして、自分で判断ができるようになると、仕事がしやすくなっていきます。
あの仕事があったから今の私がある!
初めての仕事を通して学んだことは、確実に今の私の糧になっています。あの時、一歩踏み出したから、今もWebライターの仕事をしているのです。
長くWebライターをしていると、びっくりするような経験もたくさんします。でも経験から仕事に対する判断力が磨かれるので、その経験も大切です。
仕事をつらいなと感じるときも、初めての仕事で感じた喜びや高揚感を思い出せば、またがんばれます。
もしWebライターとして、一歩踏み出すか悩んでいる人がいれば、ぜひまずは踏み出してみてくださいね。
この記事を書いたライター
フクモトカナ
広島在住のもうすぐ50代。現在は主にWebライターとSNS運用のお仕事をしています。子育て中の2014年に販売の仕事をしつつ、Webライターのお仕事を始めました。所属企業のオウンドメディアの執筆などもした後、2023年11月よりフリーランスに。自分...