コロナ禍で見つけた趣味から未経験でフリーランスライターへ!
ーープロフィールについて教えてください
hanabon : こんにちはhanabonです。
高校を卒業後アメリカの大学で主に幼児教育を勉強していました。当時の世界ランキング8位の大学に入学してしまったので、毎日プレゼン三昧で、平日は深夜まで勉強漬けの日々。休日はパーティ、ラフティング、スキー、山登りなんかをして過ごしていました。
大学卒業後は、某ブランドで販売のお仕事をしていました。お客様に恵まれたおかげで売り上げが、全国1位になったこともあります。地元は栃木ですが、販売員時代はなんと大阪で仕事をしていました。もちろん土地勘がないので居住先は大阪の地図を購入し、ダーツで決めました。
今考えると恐ろしいですね…。2019年のコロナ禍真っ只中で妊娠・出産を経験し外出できずブログを始めたことをきっかけにライターになりました。現在4歳の息子を育てながら号外ネット、Yahoo!ニュースの地域クリエイターとして活動しています。
ーーまず、ライターになったきっかけについて教えていただけますか?
hanabon : ライターになったきっかけは、2019年頃からコロナ禍の影響で家にいる時間が増え、何か新しいことを始めたいと思ったことからです。アウトドア派で社交的だった私には、家に閉じこもる生活はとても苦痛でした。
そんな私の心の支えとなったのが、妊娠や出産についての情報を発信することでした。ブログを始めて、自分の考えや経験を文章で表現することの楽しさを知りました。当時は外に出れず退屈でしたが、この経験なしでは今の私を語ることはできません。
ーー具体的にはどのようなブログを書かれていたのですか?
hanabon : 初めは妊娠や出産に関する日常の記録を中心に書いていました。2019年に妊娠したのですが、その時期はコロナ禍の影響もあって、情報が少なく不安が多かったんです。自分の体験を通して、同じように感じている人たちに役立つ情報を共有できたらと思ったのが始まりでした。
初産で頻繁に妊娠中のマイナートラブルにみまわれ、通常の妊婦さんとは異なる経験をしていたので、自分を励ますためにも日常の記録としてブログを書いていました。そんな初めてのブログのタイトルは、「問題大有り妊婦」というような思いつきで考えたものでした。今思うと恥ずかしいですね…。
ーーブログを書き始めてから、ライターになるまでの道のりはどうでした?
hanabon : ブログを続けるうちに、多くの方々からコメントをいただくようになり、フォロワーも増えていきました。
そんな中、たまたま見つけたパンパースアンバサダーという活動に応募してみたんです。2万人の中から30人のひとりに選ばれ、無事パンパースアンバサダーになることができました。当時は、誰でもなれるものだと思っていたので、2万人という数字を聞いてとてもビックリしました。
実際に製品のレビューを書くことを経験して、「書く」ことが仕事になる感覚を掴むことができました。それがライターとしての活動を意識させるきっかけだったのかもしれません。
ーーパンパースアンバサダーの活動を通じてどのようなことを学びましたか?
hanabon : アンバサダーの活動を通じて、読者に伝わる文章の書き方や、読者が何を求めているのかを考えることの重要性を学びました。また、クライアントのニーズを汲み取り、期待に応えるための表現力も必要だと感じました。
それらの経験を活かし、次第に「ライターとしての仕事を本格的にしたい」という思いが少しずつ強くなってきたのかもしれません。
深夜にIndeedでライターの求人を見つけフリーランスライターに
ーーなるほど、アンバサダーの経験がライティングへの意識を高めたのですね。その後、どのようにして本格的にライターとしての活動を始めたのですか?
hanabon : そうですね。その後、某化粧品会社のエピソードコンテストに応募し、金賞をいただくことができました。コンテストでは、自身と化粧品会社との出会いや思い出話などを募るような内容となっていました。さらに金賞をいただくとその自身のエピソードが漫画として形になり、化粧品会社の公式インスタグラムアカウントに掲載されるというようなコンテストでした。
これは自分の書いたものが評価されるという貴重な経験でした。この経験が自信になり、地域ニュースの記事を書くお仕事に応募するきっかけになりました。
たまたま深夜に見ていたIndeedの求人で、ライター未経験歓迎の求人を見つけ深夜ノリで応募してみました。テストライティングを経てフリーランスのライターになることができました。そこで初めて、取材やライティング、編集を通してプロのライターとしてのキャリアをスタートさせました。
ーーライターとしての初めてのお仕事はどのようなものでしたか?
hanabon:地域情報を発信する地域ニュースサイト「号外NET」の仕事でした。具体的には、新しくオープンするお店やイベント情報を取材して、記事としてまとめる仕事です。取材を通じて、多くの方とコミュニケーションを取りながら、その背景にあるストーリーを伝えることに挑戦しました。
最初は不安もありましたが、実際に記事が公開され、多くの方に読んでいただけたことで、やりがいを感じました。
ーー初めてのお仕事での印象的なエピソードや苦労した点はありますか?
hanabon : 印象的だったのは、取材先のお店の方々がすごく親切で、たくさんのことを学ばせていただいたことです。通常の生活では感じることのできない取材先の裏話や想いを聞くことができ、それを記事にするよろこびを感じました。
ただ単に言われたことを書くだけでなく、読者がお店に出向かなくてもファンになったり、店主さんの知られざる裏の顔や熱意が伝わるように書くということを意識しています。
苦労した点としては、やはり取材内容をどのように記事にまとめるか、読者にどう伝えるかという点でした。何度も書き直しをしましたが、担当者のフィードバックを受けながら改善していきました。
ーー初めての仕事はどのように評価されましたか?
hanabon : 初めての記事は多くの方に読んでいただき、地域内でのアクセス数やお客様、インスタのフォロワーなどが増えたという報告をいただきました。また号外NETでは毎週全国のアクセス数が上位の人が発表されるのですが、そこで何度か1位を獲得させていただきました。それが自信にもつながりました。
過去に取材をした方からの紹介でご友人の記事を書かせていただくこともあります。数珠つなぎに関わって下さる人が増えていくのがとても嬉しいです。
今後のキャリアについて
ーーライターとしてのキャリアを通じて、今後どのように発展していきたいと考えていますか?
hanabon : 今後は、さらに多様なジャンルのライティングに挑戦し、スキルを磨いていきたいと思っています。また、自分の経験を活かし、多くの読者に有益な情報を提供し続けることを目指しています。ライティングを通じて、誰かの生活を豊かにすることができれば、これ以上の喜びはありません。
Webデザインを勉強することでもっと顧客を喜ばせることができるのではないかと思っています。そのために8月からはWebデザインスクールで勉強をしながらライターを続けていきたいです。
ーー最後に読者さんに何か伝えたいことはありますか?
hanabon : 記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。きっと最後まで読まれた方は、私の少し変わった経歴に驚いていると思います。人生1度きりしかないので、何事にも興味をもった時が自分を変えるチャンスだと私は思っています。
何歳になっても、ライフスタイルが変化しようとも、ぜひ自分の直観を大切にしてみてください。例え厳しい道を選んだとしても後悔することはないです。
もしライターになりたい方がいるのであれば、考えずにまず行動をしてみて下さい。行動をすることできっと今よりも素敵な人生を送ることができるはずですよ!私もがんばるので一緒にがんばりませんか?!
I wish you all the best
この記事を書いたライター
hanabon
破天荒お酒大好きWebライター!アメリカの大学を卒業後、某ブランドの販売員として全国売り上げ1位に輝く。その後、関東から大阪へ移住する際には地図にダーツを投げて当たった場所に住むという破天荒な人です。読者を引き込む魅力的な記事を書...