私の初仕事は海外の観光地の紹介記事

私の初仕事は海外の観光地の紹介記事

私はもともと旅行会社に勤務していたので、自分の得意を生かせる旅行系の記事を探しました。

そして請け負った初案件が海外の観光地の紹介記事だったのです。決して脅かすわけではありませんが、本当に大変な案件でした。

1記事3,000文字 × 10本

初仕事の内容をまとめますと以下の通りです。

  • 1記事3,000文字 × 10本
  • 納期1か月
  • 画像選定
  • 記事構成からWordPress入稿まですべて対応
  • マニュアル付き
  • フィードバックあり


記事執筆だけではなく、WordPress入稿までの仕事内容でした。もちろん観光地の画像も必要です。

例えるならば、「細身の人がラーメン早食いに挑戦し、トッピング全部のせ大盛りで油マシマシ。しかも5分で完食しなくていけない」。

まさにそんな過酷な案件でした。振り返ると恐ろしい仕事内容ですね。

初仕事の報酬は1記事300円

そんな過酷な案件の中、初仕事の案件は1記事300円。10記事書いて仕事が完了したとみられるので、全部終えて合計3,000円でした。

1か月近くかけてすべて完了したので、日給約100円です。よくある時給換算は落ち込むので計算したくありません(笑)。

クラウドワークスから応募

とにかくライターの仕事は「大手クラウドソーシングから応募する!」という固定概念があったので、まず登録して案件を探しました。

さすがに大手のクラウドソーシングということもあり、案件数は豊富にありました。そこから報酬を考えずに「初心者OK」という案件に片っ端から応募!確か30件ほど応募したと思います。

そして該当の案件に出会うわけです。旅行という自分の好きなジャンルにどうしても受かりたかったので、受注した時は喜びもひとしおでした!

その晩、あまりにも嬉しすぎてお寿司を食べに行ったことを覚えています。この後とても苦労するとも知らずに...。

初仕事を終えての感想は?

ライター初仕事は、本業を終えて帰宅後寝る間を惜しんで執筆を続け、ギリギリ納品することができました。

初仕事からかなり疲弊しましたね。

とはいえ、初仕事を終えて「良かった!」と感じることもありました。

辛かったこと

辛かったことは納期に追われ、疲弊した点です。

それに限ります。正直徹夜もあり、本業は睡眠不足で業務をしていました。

最初はとにかく、0 → 1を達成するのが目標でしたので、仕事内容や条件を「初心者OK」以外、考慮しなかったことが原因ですね。今思うと、もう少し納期がきつくない仕事を探せば良かったと後悔しています。

良かったこと

今振り返ると良かったことも多かったです。初仕事でも楽しいことがたくさんありました。

例えば、海外の観光地をリサーチするのはとても楽しかったですね。今までに行ったことない観光地を想像し、胸踊らせながら執筆していました。

何よりクライアントからも高評価をいただいたことで、疲れが一気に吹き飛びましたね。

他にもWordPressの使い方を最初の仕事で体験できたのも良かった点です。ライターの仕事はWordPressの入稿までの依頼が比較的多いです。WordPressの入稿までスムーズにできるようになると、仕事獲得の幅も広がりますよ。

最後に、最初の案件が大変だったので、これ以降の仕事が「きつい!」と感じることが少なくなりました。根性論ですが、自らきつい仕事に飛び込むのはありだと思っています。

良い仕事に出会える4つのコツ

良い仕事に出会える4つのコツ

私の過酷な初仕事を踏まえ、これからライター業を始めようとしているあなたに良い仕事に出会える4つのコツを伝授します。

実際、私も今ならこれから紹介するコツを頭に入れながら仕事を探します。

穴場のサービスを利用する

仕事を探す際、大手のクラウドソーシング以外の穴場サービスも活用しましょう。実は有名な大手サービス以外にも、ライターを募集しているサービスはたくさんあるんです。

大手のクラウドソーシングは仕事が豊富ですが、その分ライバルは多め。応募人数100人とかザラです。条件が良い仕事は応募人数が殺到します。

その点、穴場サービスであればライバルが少なく、良い条件の仕事に出会えることもあります。

私も初仕事以降は「ママワークス」や「シュフティ」などのサービスを利用しました。当時応募人数は大手サービスの半分以下でしたね。おかげで1文字1円以上の高単価案件に出会うことができました。

なるべく納期が長い仕事を応募する

2つ目はなるべく納期が長い仕事に応募することです。

特に初めての案件は、報酬よりも納期に余裕がある案件を選ぶべきですね。条件が良くても納期が短いと寝る間を惜しんで疲弊してしまいます。そして最悪ライターの仕事が嫌になってしまいます。

そうなっては元も子もありません。私の友人は、最初の仕事を請けて疲弊し、その後ライターを辞めました。

大事なことはライターの仕事内容を一通り執筆から納品まで体験すること。そのためには焦らず納期が長い仕事を選択することです。

マニュアルや添削を受けられるサービスを利用

ライター初心者の場合、初案件は戸惑うことばかりです。できたらマニュアルがあったり、添削を受けられる仕事を選ぶのがおすすめ。

仕事内容を見ると、ライティングが苦手な人でもできるようにマニュアルを用意してくれるクライアントが結構あります。

また、丁寧に記事を添削をしてくれる案件もあるので、最初は迷わず「マニュアル付き、添削付き」の案件を選びましょう。

記事執筆だけの仕事に応募する

仕事を見るとさまざまな依頼がありますが、最初は記事執筆だけの仕事が最適です。

なぜなら私が体験したWordPress入稿や画像選びなど、記事執筆以外の作業をすると、納期に追われたり、ライティング力が身につくのが遅くなるからです。

まずは余計な作業(WordPressも大事ですが)を考えず、記事執筆だけの仕事を探すのがおすすめです。

WordPress入稿は仕事に慣れてきてからでもよいと思います。

まとめ

まとめ

初めての仕事は辛くて大変なことばかりでしたが、ライティングの基礎やWordPress入稿までのスキルが身につきました。

初仕事は誰でも低単価で、厳しい日を過ごすかもしれません。それでも、マニュアルがあったり、フィードバックがあったり、ライター力が上がるサポートもたくさんあります。

初仕事を終えた時には確実にライターとしての力が上がっていることでしょう。

それでも初仕事に挑戦するのが不安な方は、本記事で解説した良い仕事に出会える4つのコツを意識してみてください。

きっと良い初仕事に出会えるはずです。本記事が、あなたのWebライターとしての一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

この記事を書いたライター

執筆者

ノース

「ユーザーを惹きつけるWebサイトを創る」をモットーにしているWeb制作者&Webライター!さらに観光ガイドも兼任!三足の草鞋で活動中!左記のことから得意ジャンルは観光とIT。たった1人に100%魅力が伝わる文章を心がけています。

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