初めて受注したライティング案件について教えてください!

初めて受注したライティング案件について教えてください!

私が初めてライティング案件を受注したのは2018年です。クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」で見つけた案件に応募しました。

募集の内容はバドミントンのテクニックに関する記事作成でした。この募集を選んだ理由は、私が中学から高校時代にバドミントン部に所属していたからです。競技経験を活かしたライティングができると思いました。

全50記事の作成で、1記事あたりは1,000文字程度と指定があったはずです。文字数は記事を確認し、見だしとhtmlタグは含まないで1,000文字だったと思います。指示書はExcelにキーワードとタイトルがまとめられており、それを順番に書いていきました。

ライティングマニュアルと記事の体裁見本も送っていただいていたので、それらを参考にしながらの執筆でした。

納品方法はWordかメモ帳(txtファイル)での提出でした。文章に加えてhtmlタグの記載をしました。見だしタグだけの対応で装飾タグは不要だったので、初心者の私には助かりました。

ちなみに報酬はいくらでしたか?

昔のことなので出金履歴を確認しました。それを見ると13,500円でした。この金額からシステム利用料として2,700円が引かれていたので、振り込まれた金額は10,800円だったということになりますね。

つまり文字単価は、10,800円÷50,000文字⇒0.216円の計算になります。初心者のライター報酬としては、当時の適正価格だったと思います。今だと文字単価0.1円以下の案件が多数あるので、初めてのライティング案件をこの金額でできてよかったです。

実際に書いてみてどうでしたか?

実際に書いてみてどうでしたか?

初めての案件でしたが、スムーズに完了したと思っています。クライアントからの修正依頼に対応した記憶はないので、提出してそのまま受領していただけたのだと思います。

ライティングマニュアルも充実していたので、特に執筆方法について質問はしませんでした。また1記事あたりの文字数が1,000文字程度と少なかったので「文字数が足りない!」と悩んだ記憶もありません。

2018年に書いた当時の記事を読むと同じ語尾が連続していたり、言葉足らずな部分があったり稚拙な文章だと感じました。改行や一文を2つに分けたほうが読みやすいと感じる部分もありました。今はこういった部分に気づけるので成長しているのかと思います。

初案件で大変だったことはありましたか?

初案件で大変だったことはありましたか?

反対に書くべきことを絞るのが大変だった気がします。テーマやキーワードに沿った内容で1,000文字以内に納めるのに苦労しました。詳細に書いてしまうと指定文字数の1,000文字を超えてしまうので、一度思うままに書き切ってから削る作業だったはずです。

また他の記事内で言及した内容を別記事で書いていないかチェックする作業も大変でした。例えば、ラケットグリップの握り方をある記事で説明したのに、別の記事でも同じことを書いていないかをチェックするのが手間でした。

同じ内容を書いたら文字数稼ぎとクライアントに思われてしまうので、しっかりと確認をしました。書いた記事の数が増えるほど確認の手間も増えるので苦労した覚えがあります。

他に苦労した点は、自分ができないテクニックの内容を書かなければならなかったことです。

一部の記事で書かなければならなかった内容は、自分が現役で競技をしていたときにできなかったテクニックでした。そこでライティングのためにラケットを購入して、YouTubeの動画などで勉強して自分ができるようにしてから記事を書いた覚えがあります。

正直、このときの報酬ならここまでやる必要はなかったと反省しています。やはりビジネスなので費用対効果はよく考えてやらないと稼げないですよね。しかし、楽しかったので後悔はしていません。

これからライターを始める人には収益も考えつつ、自分が興味を持って取り組める内容に挑戦することをおすすめしたいです

今初案件を振り返って感じることがあれば教えてください

今初案件を振り返って感じることがあれば教えてください

今自分がライターに依頼する立場になって思うことは、文字単価が0.3円は安すぎですね。最低でも1円以上は出さないと、まともなライターは集まらないと思います。

私がブログの下書き記事を書いてもらう募集をしたときは、10名の応募がありました。その中でちゃんと連絡がついたのは5名で、最終的に記事を提出してくれたのは3名でした。そのうち1つはまったく使い物にならないクオリティーだったのをよく覚えています。

文字単価は0.5円と当時の相場としては悪くない価格で募集をかけてこの結果でした。そのため募集をかける側はケチらず報酬を出したほうがいいと思います

ちゃんとした記事が欲しいなら、コストをかけるべきです。低単価の募集でライターに逃げられてばかりでいつまで経っても記事ができないよりは、正当な報酬を出した方が時間を無駄にせず済みます。

まとめ

文章生成AIの発展が著しい昨今、こたつ記事ばかり書いていてはいずれ仕事がなくなると予測しています。だから私は今までの経験を活かしたライティングをしつつ、さまざまな物事に挑戦し文章に起こして仕事をしていきたいです

例えば以前レンタルピットを借りて、自動車整備のDIYに関する記事を書きました。自分で整備をして、その方法を記事にしたのです。

誰かに取材するよりもこういった自分の体験を記事にしていけたらと思っています。

また、今まで歯科インプラント治療に関する記事をたくさん書いてきたので同じジャンルで書く機会があれば挑戦したいですね。

この記事を書いたライター

執筆者

Takeshi Doi

自営配送業をしながらWebライティングもするギグワーカー。アフィリエイトブログ記事作成のノウハウを活かしたライティングを行っています。得意なジャンルは自動車関係です。その他にも医療、不動産など関心のある案件を受注しています。

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