誰でも始めやすい&副収入を求めてWebライターへ

誰でも始めやすい&副収入を求めてWebライターへ

ーーはじめに、もりなつさんの経歴を教えてください。

もりなつ:生命保険の営業や事務職を7年ほど経験し、今は求人広告を作成するライター業を行っています。18歳のときに入院治療が必要な病気を患った経験から、生命保険の重要性を伝えられたらなと思い保険業界へ入社しました。

保険営業時代は、やりがいを感じながらも、毎月数字に追われることや、お客さまの都合に合わせて自分のスケジュールを調整しなければいけないことに悩みを感じていました。主人と過ごす時間も減ってしまい、このままではダメだと思い転職を決意。

転職先(コールセンター)でアルバイトをしながら、減ってしまった収入を補える副業がないかと調べていたところ、Webライターに出会いました。もうすぐWebライターとして活動してから2年が経とうとしています。

2023年10月、東京から沖縄へ移住したことをきっかけに、求人広告作成のパートをしながら副業でWebライターを行っています。

ーーいろんな副業があるなかで、なぜWebライターを選んだのですか?

もりなつ:最初はブログをやってみようと思ったんです。でも、独学でブログ運営するのは、本業と家事をしながらだとなかなか難しくて、モチベーションが保てませんでした。そんな中、Webライターがおすすめの副業だという記事をいくつか見て、Webライターとしてもう一度副業をがんばってみようと決意。

決め手となったのは、自分の好きなことやこれまでの経験が活かせる点や、パソコンとインターネットがあれば始められるハードルの低さ。ブログで挫折した失敗があったので、しっかりとイチから学習できるように教材を購入することにしました。

お金を払ったからには、元を取るまではがんばってみよう、というモチベーションもあり、毎日インプット・アウトプットできていたと思います。

ーーということは、生命保険などの記事執筆をメインにされているのでしょうか?

もりなつ:Webライターを始めた頃は、クレジットカードやカードローンなどの執筆から始めました。専門性の高いジャンルは、なかなか受注が難しかったからです。徐々にWebライターとして経験を積んだところで、生命保険ジャンルの執筆を受注するようになりました。

しかし最近では、ジャンルを問わず料理や暮らし、英語学習などのさまざまなジャンルも執筆しています。確かに、ジャンルを絞ったほうが効率が上がり、執筆スピードが早まるメリットはあります。でも、いろいろなジャンルを執筆することで、新しいことを知れたり、さまざまな情報を記事として発信できることにおもしろさを感じています。

飽き性だった私がここまでライターを続けられたのは、オフラインで出会った人がいたから

飽き性だった私がここまでライターを続けられたのは、オフラインで出会った人がいたから

ーーオフラインで出会った人がいたから、というのはどういうことでしょうか?

もりなつ:もともと熱しやすく冷めやすいタイプのわたしは、やると決めたら一気にのめり込むのですが、熱が冷めるのも早いのが短所でした。そんな私が継続して活動できたのは、Webライターのオンラインコミュニティに参加したことが理由のひとつだと思っています。

Webライターを始めて数か月後、東京で開催されたオフラインのオフ会に参加しました。多くの方と交流したり、情報交換したりして、オフ会後もXでも交流するようになりました。

知り合った方々の近況ポストをみて、自分もがんばろうとモチベーションが高まり、きついときも続けることができたと思っています。また、オフ会のつながりでお仕事をいただいたこともあったので、辞めたらもったいないかなって思い、いまも続けられています。

ーーとはいえ、本業との両立は大変ではないですか?

もりなつ:正直とても大変です。仕事が終わっても、またパソコンに向かい執筆しなければいけません。ダラダラしたいなとか、ゲームしたいなとか、そんな気持ちを押さえて執筆する毎日です。

幸いにも、パートの仕事は在宅ワークのため、仕事が終わってもすぐにWebライターの仕事に取りかかれます。通勤がない分、家事と本業と執筆のバランスをうまく取れるように調整しています。

また、最近とても重要だと感じるようになったのは、執筆だけでなくインプットの時間もちゃんと取ることです。タスクやスケジュール管理するときに、インプットの時間も入れるようにしています。

納期に追われて新たな学びや、振り返りがおろそかになりがちです。しかし、AIが発達しているこの時代で生き残るためには必要なことなので、しっかりやれるようにしていきたいと思っています。

でも、ずっと本業の仕事とWebライターの仕事ばかりでは燃え尽き症候群のような状態になる(経験あり)ので、適度にリフレッシュすることも大事だと学びました。

なりたい自分と理想のライフスタイルを求めて

なりたい自分と理想のライフスタイルを求めて

ーー今後ライターとしての活動を経て、どうなっていきたいですか?

もりなつ:まずはWebライターとして独立することです。本業と家事とWebライター、すべてを両立しながらここまでがんばれているのは、本業を辞めてWebライターだけで稼いでいけるようになりたいからです。

働くようになってからずっと、好きなときに好きなことができる環境で生きていきたい、という願望がありました。Webライターをやってみて、自分の願いはWebライターなら叶うと思えました。

独立するために、文章力のスキルアップはもちろん、ディレクターの仕事やインタビューなど、SEOライティング以外の業務もできるようになることを目指しています。

移住した沖縄を満喫しつつ、自分の地元である青森にも好きなときに帰省できる。そんな風な生活を目指して日々ひとつずつコツコツ積み上げていきます。

ーーこれからライターを目指す人に向けて

文章が上手い下手は関係ありません。年齢や性別も関係ありません。今は、無料でWebライターの始め方や、案件の取り方の情報を発信してくれるメディアもたくさんあります。基礎となる知識を身につけ、まずは好きなことや得意なことを執筆できる案件に挑戦すると良いでしょう。

ただ、根本的に大切なのは、なぜWebライターをやりたいのかだと思います。Webライターとしてどうなったら嬉しいのか、例えば月5万円の副収入を得て温泉旅行に定期的に行けるようになりたいとか。やりたいことが達成できればWebライターでなくたっていいと思います。

目的が重要で、そのための手段としてWebライターという選択肢があるのです。Mojiギルドを通じて、Webライターをやってみようかなと思っている人の背中を押せたらな、と思っています。

この記事を書いたライター

執筆者

もりなつ

青森出身・沖縄移住した副業ライター。保険業界での実務経験を活かし、金融ジャンルをメインに執筆しています。暮らし(料理や日用品など)の執筆経験もあり。「難しいこともわかりやすく」「シンプルに読みやすい記事」を目指し執筆しています...

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