プロフィールについて教えてください

プロフィールについて教えてください

現在は主に前職のつながりを活かして、ライティング業務を紹介してもらっています。コンテンツの種類としては、情報提供型の記事制作が多いですね。その他、SNSの投稿文の作成や、メルマガなどのセールスライティングを含めた原稿制作などがあります。

働き方としては、本業が終わったあとや休日のスキマ時間を活用して対応しています。

ライターをめざしたきっかけはなんですか?

特にライターを目指していた、というわけではないんですよね。新卒で入社した会社がたまたまWebコンテンツの制作会社で、直属の上司がたまたま編集部あがりだった、というのが大きいと思います。当時はブログやメルマガなどが隆盛を極めていたところもあり、主に企業ブログの原稿制作や、メルマガの原稿制作を行っていました。

結局、ある程度書くことに適正があったのか、キャリアを考えたときに書くことをメインウェポンとして認識するようになりました。まあ、書くのが意外と楽しいんですよ。

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

なるために…というわけではないですが、編集あがりの上司を納得させる原稿を作り上げるために、何度も原稿を作り直しました。

特に文章の構成への修正指示などは目からウロコでした。修正内容としては文章のブロックを入れ替えるだけなのですが、そうすることで格段に読みやすさや理解のしやすさが上がっていました。

修正で真っ赤になった原稿を見るのは、当時はなかなかにしんどかったです。でも、徐々に手直しが減っていくのがとてもうれしかったのを覚えています。

現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください。

ライターとしてのキャリアを考えたときに、請負ではなく自社のメディアを育てる立場になりたい、というのが現在の本業を選んだ理由です。

他の質問でも話しましたが、やはり自分のメインウェポンはコンテンツ制作だという思いはあり、強みを活かしつつ、キャリアを形成していくには、メディアを統括する立場を目指したいと考えました。

副業については、好きなこと、得意なことをジャンルに縛られず続けていきたかったのと、正直に言えば生活費の足しにしたかった、というところが大きいです。

ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?

個人的には、原稿の構想を練る部分が1番しんどいと感じています。どちらかというと長文の場合は書き出してしまえば筆が乗りやすいのですが、キャッチコピーや短文のコンテンツの場合は、書き出すまでに時間が掛かります。

あとは、ライターはクリエイターみたいに思われそうですが、あくまでクライアントワーク。クライアントや見てくれるユーザーに最適な言葉遣いや構成を考えなければいけません。

好きに書きなぐれないのはたまにストレスかもしれません。

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

生みの苦しみ、みたいなものはあまりキツイと感じたことはないのですが、思い浮かばないときは思い切って原稿から離れたり、全く別の原稿を書いたりしていました。

本業では納期がキツイときなどがありましたが、けっこう周りの人に助けられてましたね。別の業務を調整したり、確認の時間を短くさせてもらったり、本当に助けられています。

副業では、今のところあまり苦しいと感じることはありません。予想以上に時間がかかったとしても、なかなか書けなかったとしても、それは自分の責任という思いがあるからかもしれません。

仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?

仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?

やはり、クライアントに喜んでもらえることが1番のやりがいだと思いますね。

例えば、一度仕事をして、あとで指名で依頼をもらえたり、コンテンツの詳細部分を「お任せします」なんて言われたときはうれしかったです。まあ、お任せって1番困るし、プレッシャーではあるのですが。

あとは、仕事の関係で普段入れない場所に入れたり、知ることができなかった情報に触れられることもライターの醍醐味と言えるかもしれません。

ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください。

副業としてはそこまでだいそれた目標はないんですよね。ただ、ライターとしてのキャリアを考えたときに、記事を書くだけでなく、テキストを通してブランディングを行えるようになるのが理想です。

ライターとしてそれなりのキャリアを積んできて、自分の考えたコピーで流入や売上が変わる経験もしてきました。そうした経験から、どれだけ技術が進化したとしても言葉の影響力は色褪せないと思っています。

そのため、これまでコンテンツという点で考えてきた言葉を、メディア全体、ブランド全体のコンセプトを意識した上で作り上げていくことができれば、ライター冥利に尽きると思っています。

あとは、副業・本業どちらになるかはわかりませんが記名記事ができるような存在になれるといいな、とは思っています。

この記事を書いたライター

執筆者

じょん

一児の父でアラフォーライター。
Web制作会社にてライターとしてのキャリアを積みながら、副業ライターとして活動中。得意分野はエンタメ系。興味のある分野では作成する文章にも地が出がち。座右の銘は「ライターは文化的雪かき」。鈍く光る職...

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