プロフィールについて教えてください
ライターになってからは、SEOライティング、インタビュー記事、構成作成、ワードプレス入稿など、幅広い業務に携わらせてもらっています。
ライターをめざしたきっかけはなんですか?
私は東京の専門学校に行っていたのですが、生活が合わず、長期休みのたびに実家に帰省していました。もちろん最初は東京でバイトしていたのですが、長期休みのたびに帰省するのが申し訳なく、夏休みに入るタイミングの前にバイトを辞めました。しかし、稼がなければ生活が苦しかったので、どうしようか迷っていました。実家に仕送りを増やしてもらうわけにもいかず、どうにかして自分が稼げる方法を探していたのです。
そこで見つけたのが、クラウドソーシングでした。もともと学生の頃から国語が得意で、文章を作るのも好きだったので、「少しやってみようかな」という感覚でライティングを始めてみたのです。
しかし、やはりクラウドソーシングなのでライバルが多く、仕事を獲得するまでには時間がかかりました。短期バイトはしていたのですが、プラスでライターをしていたという感じですかね。
エステ会社に入社し、4年ほど仕事をしてエステ会社を辞めたときに、しばらく療養が必要だったので、自宅で過ごすことになりました。しかし、働かなければ生活していけないので、何とか在宅でも働ける仕事はないかと探していたところ、学生の時にやっていた「ライティング」の仕事が頭に浮かんだのです。
「これだ!」と思い、またクラウドソーシングに登録してライティングの仕事を始めました。
ライターになるために、まず始めたことはなんですか?
最初にライティングの仕事をしたのは専門学生の頃だったので、最初は特に何もしていません。とにかく自分が書けそうなジャンルに応募して、受かったら挑戦していくという感じですね。また、クラウドソーシング以外にもライティングサイトがあったので、単価はとても低かったのですが、最初はそこからチャレンジしていたと思います。
少しライティングの仕事に慣れてきた後は、「未経験歓迎」と記載してあるライター会社の求人に応募してみました。その会社では、ライティングの基礎やSEOライティングについて教えてもらえたので、今でも活かしながら取り組んでいます。
私の場合はただがむしゃらに応募して書いていただけなので、何か特別なことをしていたわけではありません。まさに「当たって砕けろ」状態でした。そんな状態の私に向き合ってくださったクライアントには、今でも感謝してもしきれません。
ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか
ライターの大変なところやきついところは、やはり仕事が安定していないことでしょうか。仕事がある時もいつ終わるかわからないという不安を抱えながら取り組まなければいけないので、正直心が休まることはありません。
また、SNSで他のライターさんの投稿を見てみると、自分とは比べ物にならないくらい稼いでいる方が多くて、心が折れそうになったこともあります。「こんなに稼いでいる人がたくさんいるのか」「やっぱり自分はまだまだだな」と思うことも多々ありました。
あとはなかなか仕事につなげられなかったことですね。これまでいろいろなサイトや求人に応募してきましたが、営業をかけても10個のうち1個採用をいただければ良い方だったので…。
もともとエステ会社で働いていた時も、ノルマに苦しんでいました。ノルマが比較的ゆるいエステ会社に入ったのですが、やはり年数が増えるごとにノルマが高くなってしまい…。心のストレスで辞めた部分もあります。
他の仕事と同じことが言えると思いますが、ライターの仕事も甘いものではないなと日々ひしひしと感じています。在宅で通勤のストレスもなく、自分のペースで仕事に取りかかれるのは魅力的ですが、それ以上のプレッシャーや不安があるのも事実ですね。
今となっては、営業をかけて落ち続けてもだいぶ吹っ切れるようにはなりました。それでもライターとして活動し始めた頃は、それはもう何度挫折しかけたことか…。
きつい時はどんな風に乗り越えましたか?
おいしいものを食べると、不思議と心が癒されて、イライラや不安感が抑えられていくのです。食の力はすごいなと改めて感じて、今ではおいしいものを食べることをモチベーションにがんばっている面もあります。
ちなみに、私は母の手料理も大好きなので、落ち込んだ時は、自分の大好物を作ってもらうこともあります。
あとはどれだけ気持ちを吹っ切るかだと思います。私は結構根に持ちやすいタイプなので、仕事がうまくいかないと数日引きずることも多いです。そのたびに泣いたり、1人で大声で叫んだりすることも。
ライターとして活動して3年目を迎えた頃でしょうか。徐々に気持ちに余裕が持てるようになりました。気持ちに余裕が持てるようになったのは、母の言葉がきっかけでした。
もともと母はとても厳しく、何事にも真面目に取り組んでいないと大きな雷が落ちるほど…。それでも母は自分が悩んだり、壁にぶつかったりした時は必ず自分を認めて受け入れてくれるのです。仕事がうまくいかなかったときも、「何をそんなに焦っているの?甘えは良くないけど、あなたには私がいるのよ。今自分ができることから無理せず進みなさい。」と言ってくれました。
その言葉に安心したのか、より営業に力を入れられるようになったのです。むしろ、求人に落ちても、落ち込みはしますが、すぐに吹っ切れるようになりました。やはり母の言葉は偉大ですね。
ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください
私はまだライター歴5年目の未熟者です。今はとにかく自分のライティング力を上げることを目標としています。ゆくゆくは自分から求人に応募するのではなくて、クライアントからお願いされるようなライターになりたいなと思っています。
そのためには、自分のライティングスキルをまだまだ磨かなければいけません。ありがたいことに記事を作成したらフィードバックをいただけるので、自分の至らない部分や癖などを分析しています。
でも、将来的にはディレクターやインタビューライターとして、活動したい目標もあります。特にグルメの取材に興味を持っており、全国の美味しいものの魅力を多くの人に伝えたいです。
一つ一つのグルメに、生産者の思いが込められています。その思いをどのように伝えるか、おいしさをどれだけ多くの人の食欲に伝えられるか、そのやりがいを考えるだけでワクワクするほどです。
今後ライティングの仕事を続けるうちに、どんどん目標や将来の夢が生まれてくると思います。せっかくライティングという素敵な職業に携わっているので、目標や将来の夢に向かってどんどん突き進んでいきたいです。
この記事を書いたライター
ひろか
食べることが大好きなライターです。特に日本食が好きで、国内を回りながら美味しいものをたくさん食べたい、そんな夢を叶えるために日々奮闘中。「自分を幸せにしてあげたい」というモチベーションのもと、真剣にライティングに専念しています。