初仕事までどう動いたの?

初仕事までどう動いたの?

ライターになることを決意して、初めに何をしたかというとクラウドソーシングサイトに登録して案件の募集を探しました。いきなりクラウドソーシングサイトに登録するのは怖いなと思いましたが、悩んでいる時間がもったいないと思い登録しました。

どんなサイトに登録したの?

僕がメインで使用しているクラウドソーシングサイトは、ランサーズになります。ココナラや、クラウドワークスにも登録だけしていました。僕の場合、副業で年間20万円未満が本業の会社で認められており、クラウドワークスで仕事を受ける際には、契約形態をちゃんと見なければなりません。当然ですが、平日の昼間は無理ですし、金額が大きすぎる契約もできません。

一番使用しているクラウドソーシングサイトは?

僕が一番使用しているサイトは、ランサーズになります。ランサーズでは、「文字単価1円以上」という条件で調査ができるため、案件を調べやすいです。また、個人の方から本格的に企業の方からも案件を知ることができます。もちろん、勇気を出して応募するだけではなく、テストに合格する必要があります。

ライターとしての初案件は?

ライターとしての初案件は?

ライターとして初めての案件は、YouTube解説動画のシナリオ作成でした。この案件は、ランサーズで依頼を受けて取り組むことになります。もともと、シナリオを考えるのは好きだったので、「やってみるか」と思って応募したのがきっかけです。

どんな案件だったの?

依頼の内容は、二人のオリジナルキャラクターを使用して、アニメの内容を解説していくという内容でした。二人のキャラクターが時折ボケなどを入れながら、会話形式で指定されたアニメの解説をしていくといったものです。基本的には調べた内容や、アニメを見ての感想、今後の展望などを紹介、解説していきます。

初仕事で大変だったことは?

元々アニメは好きでよく見ていたし、作品として好きだったこともあって、内容に困ることはありませんでした。しかし、会話の配分や、情報の出し方、YouTubeの尺、キャラの個性などに苦労しました。特に、冒頭は、客離れが起こりやすいということで、既存のチャンネルを見て研究しました。冒頭の言葉や、話のつなぎ方は、クライアント様の要望もあり、特に大変だったことを覚えています。

どんな感じで苦労したの?

冒頭の言葉で苦労したのは、どうやって視聴離れを阻止するかです。初めの数十秒で内容をイメージしてもらい、そのまま興味を持ってもらう必要があります。今振り返ってみても、冒頭の言葉に関しては、どの競合チャンネルもかなり力を入れています。

実はこの時、初めてコピーライティングという言葉を知りました。動画を見る人のメリットを考えて、ダイレクトに伝えるのではなく相手の経験と感情に寄せて文字を綴らなければなりません。これは、初めての経験でした。

どうやってこのピンチを乗り越えたの?

この時はひたすらYouTubeを漁りました同じような動画スタイルをしているアカウントを探して、イントロ部分をひたすら見ました。言い回しや、使用されている言葉、つなぎ方などを見て勉強しました。特に印象深いものは、文字起こし機能を使用して文字数を数えていました。

初仕事を終えて

初仕事を終えて

初仕事を終えて評価をいただき、初めに感じたのは達成感よりも安堵でした。初チャレンジは不安で一杯一杯でしたが、納品時にはほっと一息つきました。もちろん、初仕事は難しく悩むことも多くありました。しかし、臆することなく挑戦して良かった、という思いでいっぱいでした。

初仕事の評価

最終的に2度のリテイクがありながらも、合格することができました。一回目は、イントロの部分の修正で、二回目は結論の部分が少ないというご指摘でした。指摘していただいた部分をしっかりと修正して、三度目の正直で納品になります。

クライアント様から「次回作もお願いします」と言っていただきました。この納品をきっかけにして、何本かその後もご依頼を頂き、ありがたいことに他の方からも指名依頼が届くようになりました。

報酬はどうだったの?

報酬は、文字単価0.7円での取引です。文字数は8,000〜10,000文字だったので、実際にいただいた報酬としては大体6,000円前後だったと思います。

今にして思えば、一から全部自分で考えて作るタイプのシナリオだったため、もう少し高額で…という欲が出てしまいますね。シナリオライティングだと、リライトで文字単価0.4円程度です。ただ、文字単価で見れば安いなと感じますが、それ以上に多くの経験を積むことができました。自分の新しい領域を切り開く、とても良い経験ができたと思っています。

初仕事の感想

この仕事をして初めに感じたことは「やればできる」ということです。初めてのことだらけでしたが、何とか納品できました。2度リテイクをしてしまったことは申し訳なかったと思います。修正案では、修正点がわかりやすく纏められていたことが助かりました。「何が悪く、どのように修正すればいいのか」を指摘していただくことができました。次からの仕事にも活かせる内容で、修正にも前向きになったことを覚えています。初めての依頼が、この仕事で良かったと、今でも思います。

最後に

最後に

もしもこれから初仕事に挑戦するという方がいれば、迷わず飛び込んでほしいなと思います。

僕はシナリオライターというレアなケースかもしれませんが、「はじめは不安で一杯」ということはどのライターさんも一緒だと思います。ただ、「書けば上達する」「やればできる」という業界でもあります。僕もまだまだ駆け出し、未熟者ですが一緒に成長して頑張っていきましょう。

この記事を書いたライター

執筆者

三浦ナオト

自由を求めるライター。好きなことは、アウトドアと読書。SEをしながら、フリーランスライターを目指して奮闘中。小説家やシナリオライターとしても活動しています。

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