副業ライターが3万円稼ぐにはどうすればいい？
副業ライターが3万円稼ぐためには、具体的にどのような行動が必要か解説します。受注する案件によって稼働時間や記事数が変わってくるため、例を示します。
- 文字単価1円の案件：3万文字＝3万円（5,000文字の記事なら6記事必要）
- 記事単価8,000円の案件：4記事＝32,000
- 1か月：2時間×30日＝60時間
- 5,000文字の記事を1つ書くのに、10時間かかるなら月6記事対応できます
自分が執筆にどのくらいの時間と労力が必要なのかを知り、3万円稼ぐまでの道のりを具体的に考えると、目指すべきポイントがわかるようになります。
【ステップ1】案件獲得のコツ5個
副業ライターが案件を獲得するためのコツを5つ紹介します。案件が獲得できないと、仕事ができず稼げません。初めのステップでつまずく方も多いので、ぜひ参考にしてみてください。
- クラウドソーシングを利用する
- プロフィールを詳細に書く
- ポートフォリオを作る
- SNSで仕事を探す
- 複数の案件に応募する
1．クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、企業などがサービスを通じて仕事を依頼し、フリーランスや副業ライターが仕事に応募して受発注をする仕組みです。さまざまなスキルを持つ人々がオンライン上で契約し、時間や場所にとらわれずに働けます。
クラウドソーシングは誰でも手軽に始められ、ライターの案件の数も多いです。複数のクラウドソーシングを比較しながら、案件を探すとよいでしょう。初心者歓迎の案件も豊富にあるので、応募しやすいです。
2．プロフィールを詳細に書く
仕事を発注するクライアントは、ライターの情報を得るためにプロフィールを参照します。自分は何が得意なのか、趣味や経歴も含めてアピールできるポイントを細かく記載することが大切です。本職で学んだ知識や、幼少期から習っていたこと、好きなこと、特技と言えるほどのものでなくても、他の人より少し知識がある程度のレベルのものでも構いません。クライアントの目に止まるような、アピールポイントを書くとよいでしょう。
3．ポートフォリオを作る
仕事の案件が受注できず、実績がない場合はポートフォリオを作るのがおすすめです。記事の内容や文字数は自分で設定し、サンプルとして記事を作成します。クライアントはポートフォリオを見て、基本的な文章力や構成などを判断できます。難しい内容でなくても、読者に読むための価値を提供する読みやすい記事を作ることが大切です。
4．SNSで仕事を探す
ライターはSNS、特にX（旧Twitter）は親和性が高いです。140文字以内で文章を上手くまとめる練習になるため、利用する人も多く、案件の募集もあります。クライアントと案件を直接受注するため、諸条件などは十分に確認が必要です。ハッシュタグで検索をしてみると、案件が表示されるのでチェックしてみましょう。
5．複数の案件に応募する
クラウドソーシングやSNSでの案件探しは、はじめはなかなか受注できないのが現実です。ジャンルを問わず色々応募してみることが重要です。数をたくさん応募して、少しでも多くのチャンスを掴みましょう。案件がある程度受注できるようになってから、ジャンルや条件を絞っていく方法がおすすめです。
【ステップ2】ライティングのコツ7個
ライターは文章を納品する仕事なので、ライティングスキルは必須です。しかし、難しいスキルがたくさん必要ということではなく、以下に示す7つのコツを意識するだけで、文章の質は変わってくるでしょう。
- ペルソナを明確にする
- SEOを学ぶ
- リサーチを徹底する
- PREP法などの型を使用し組み立てていく
- 読みやすい文章を書く
- 数字を使って説得力を高める
- フィードバックでスキルアップする
1．ペルソナを明確にする
ペルソナとは、記事を書く対象、伝える相手のことです。読者は何が知りたくて記事を読んでいるのか、どのような悩みがあるのかなどを明確にして記事を書くと、伝わりやすい記事になります。ペルソナを理解すると、どのような言い回しが良いか、どこに焦点を当てて執筆するかが見えてくるでしょう。
2．SEOを学ぶ
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」のことです。検索結果の上位に表示される記事が書ければ、Webライターとして実績を証明できます。最近はSEO対策に関する書籍やYouTube・SNSなどの解説もあるため、身近なものから学べます。SEO対策ができるライターはクライアントに重宝されるでしょう。
3．リサーチを徹底する
ライターは記事を書くためにリサーチを行いますが、このリサーチが非常に重要です。執筆内容のリサーチがしっかりできていれば、執筆時間の短縮にもなり、記事の信憑性が高まります。時間の捻出が難しい副業ライターも、通勤時間や休憩時間などを利用してリサーチだけ進めておくと、執筆がスムーズになります。
4．PREP法などの型を使用し組み立てていく
ライターの書く記事にはいくつかの決まった型があります。決まった型に当てはめるとわかりやすい文章構成になり、読者に離脱されにくい文章が書けます。例えばPREP法は「結論」「理由」「具体例」「結論」の流れで情報を伝える文章構成のことです。書きたい内容を4つに分類して書き進めていくと、自分の頭の中も整理されやすくなり、わかりやすい文章になります。
5．読みやすい文章を書く
クライアントの求めるライターは、読者が最後まで読んでくれる記事を執筆できるライターです。誤字脱字、冗長表現、文末の表現など、読者にストレスを与えない文章を書くことが大切です。
6．数字を使って説得力を高める
具体的な数字を使って記事を書くと、説得力が高まります。文章の中でも数字は読者の目に止まりやすく、興味をひけるポイントです。しかし、執筆した数字が間違っていると、信頼を失ってしまう結果になります。そのため、確実なリソースから数字を使い、間違いのないように注意する必要があります。
7．フィードバックでスキルアップする
ライターは案件を提出するとと、クライアントからフィードバックがもらえます。フィードバックは校正のプロからのアドバイスなので、スキルアップのチャンスです。フィードバックを素直に受け止めて、自分の文章の癖や、足りない部分を見直すとより良いライターになれるでしょう。
【ステップ3】クライアントワークのコツ3個
副業ライターは在宅で、1人で仕事ができる印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、案件受注から契約内容の確認、レギュレーションの共有や納品まで、クライアントワークが重要です。クライアントに喜ばれる副業ライターになるためのコツを3つ紹介します。
- 納期は絶対に守る
- こまめに報・連・相する
- 画像選定や入稿作業を提案する
1．納期は絶対に守る
納期を守ることは、副業ライターのコツの中で最も大切です。ほとんどのやり取りがオンライン上で完結するので、意識しにくいですが、納品した記事は色々な人が関わって公開されます。納期が遅れると、多数の人に迷惑がかかるので、必ず守りましょう。また、納期を前倒しに提出できれば、クライアントの信頼に繋がり、追加の案件受注や案件継続の可能性もあります。
2．こまめに報・連・相する
こまめに報告・連絡・相談をしましょう。はじめは、仕事の進め方やレギュレーションなどわからない点もあります。わからない場合は質問し、クライアントの意図を理解して執筆します。納期に間に合わないなどのトラブルがある場合も随時報告、相談が大切です。
こまめにコミュニケーションが取れる人は、クライアントの信頼を獲得しやすくなります。
3．画像選定や入稿作業を提案する
記事の執筆だけでなく、画像選定や入稿作業などできることを提案するのも大切です。クライアントの負担を軽減する作業を、自ら提案することで単価アップも狙えるかもしれません。
副業ライターが陥りやすい注意点3つ
副業ライターは誰でも手軽に始められるが、収入を得られる前に挫折する人も多いです。事前に陥りやすい注意点を知っておくことで挫折を防ぎましょう。以下に3つ解説します。
- 始めてすぐ稼げるわけではない
- 趣味ではなく仕事であることを理解する
- 副業ライターとしての目標を設定する
1．始めてすぐ稼げるわけではない
副業ライターを始めて、すぐに稼げるわけではないことを理解しておきましょう。テストライティングなど案件獲得に、時間がかかることもあります。仕事が受注できなくても悩む必要はありません。最初は低単価でも良いので、受注しやすい案件で実績を積んでいくことが大切です。
2．趣味ではなく仕事であることを理解する
手軽に始められるので誤解しやすい部分もありますが、副業ライターは趣味ではなく、クライアントによい記事を納品して報酬をもらう仕事であることを理解しましょう。中途半端な気持ちで始めると、クライアントにも迷惑がかかってしまいます。
3．副業ライターとして目標を設定する
副業ライターとしての目標を設定しておくと、道筋が明確になり、モチベーションにも繋がります。隙間時間で月3万円稼いでお小遣いを増やしたい、いつか副業を本業にしたいなど、はじめに決めておくとよいでしょう。
稼ぐためには、適切な行動とマインドが大切！
3万円稼げる副業ライターになるためには、適切な行動とマインドが必要不可欠です。以下に4つ紹介します。
- 初心者であることを言い訳にしない
- 常に学びスキルアップする
- クライアントに貢献する
- 失敗から学ぶ
1．初心者であることを言い訳にしない
クライアントや読者にとっては、初心者の書く記事でも、本業10年目のライターが書く記事でも関係ありません。ためになる情報があれば最後まで読み、読みにくければ途中で離脱します。「初心者だから」と言い訳せず、プロ意識を持ちましょう。
2．常に学びスキルアップする
ライターは常に学び、スキルアップを続けることが大切です。情報のアップデートをして、社会の動向にアンテナを張り、学び続けてスキルアップすることが稼げるライターになる方法です。
3．クライアントに貢献する
クライアントに貢献できる仕事をしましょう。執筆した記事で利益が出る、執筆した記事が上位表示されて認知度が高まったなど、クライアントに貢献できれば、信用に繋がります。クライアントに信用されると、単価アップの交渉や継続案件にもつながり、稼げるライターになれます。
4．失敗から学ぶ
はじめてのことに挑戦すると、必ず失敗はあります。気を付けていても避けられない場合もあるので、同じ失敗を繰り返さないようにすることが大切です。プロからのフィードバックを真摯に受け止め、成長につなげるマインドを持ちましょう。
コツを理解してWebライターとして稼ごう！
本記事では、副業ライターが3万円稼ぐためのコツについて解説しました。ライターは特別な資格や知識は必要ありません。しかし、稼ぐためのコツやマインドを心得て、実践することで稼げるようになります。
Mojiギルドでは、登録無料でさまざまなジャンルの案件を幅広くご紹介しています。副業ライターで稼ぎたい人にはおすすめです。実績作りにもなり、丁寧なフィードバックも受けられるのでスキルアップできます。
紹介したコツを1つ1つクリアして、適切なマインドと講堂で稼げる副業ライターになりましょう！
この記事を書いたライター
Mojiギルド編集部
Mojiギルド編集部です。ライティングノウハウやスキルアップなど、ライターさんに役立つ記事を公開していくほか、Mojiギルドからのお知らせ、時には編集部員のつぶやきも…。ライターの皆さまとのコミュニケーションを楽しみながら、大事にしたい！
