ライターの初仕事を獲得するまで

ライターの初仕事を獲得するまで

ライターとしての初めてのお仕事は、クラウドソーシング経由でした。

Webライターになろうと決意したものの当時はまだ何の知識もスキルもありませんでした

とりあえずクラウドソーシングで仕事を受注できると知り登録して、仕事の休憩時間などにどんなお仕事があるのか検索していました。

クラウドソーシング上には思っていた以上にさまざまなジャンルの案件がありました

しかし、「2,000文字の案件なんて自分に書けるのかな?」「案件に応募しても受からないかもしれない」などの不安がよぎり、ただただ案件を眺めているだけの日々が続いていたのです。

ライターの初仕事は初めての応募で獲得

しかし、そんなある日、ある案件に出会いました。

それは「障害のある方向けの転職」をテーマにしたブログの記事執筆の案件でした。

わたしは、特別支援学校の教員として進路指導に関わった経験があります。それだけに「障害のある方向けの転職」というテーマに強くそそられました。しかも、SEOライティングなどのライティングの基礎を学べるとまで書いてあります。

今までの不安が吹き飛び「これはやりたい!!」という強い思いが湧き上がってきました。

いてもたってもいられず、すぐさま提案文を書きました。障害のある子どもたちに関わってきた経験をとにかく猛アピール。どうしてもやりたいという熱意をこれでもかというほどぶつけて応募したところクライアントから返信がありました。

障害のある子どもと関わった経験や資格があったことが評価され、テストライティングの機会をいただけることになりました。

初仕事でSEOからWordpress入稿まで幅広く学べた

テストライティングは、マニュアルが渡され、指定されたキーワードに沿って調べて記事を書くというものでした。ブログを書いた経験もなく、マニュアルを何度も見ながら試行錯誤して記事を書きあげました。

一度修正が入ったもののテストライティングは無事に合格。

それからは、指定されたキーワードに沿って調べて記事を書きました。構成もSEOライティングも知らなかった私に、クライアント様はいつも丁寧なフィードバックをくださいました。

「人に読まれる記事にするためにはこんなに手間がかかるんだなあ」と感じながらとにかく指示通りに何度も書き直しました。

最初はWordで記事を納品していましたが、WordPressの使い方も教えていただき、直接入稿するようにもなりました

この案件に出会えたことで案件に応募する勇気が生まれ、Webライターとしての一歩を踏み出せました。また、SEOライティングの基礎やWordPress入稿などライターを続けるために必要なスキルも身につけることができて本当に感謝しています。

初仕事以降は応募すれども落選の嵐

初仕事以降は応募すれども落選の嵐

初めての応募で案件を獲得することができたので、この後も何かしら案件を獲得できるだろうとせっせと応募しました。しかし、返信がくることはめったになく落選ばかり。

企業の障害者雇用に関する記事作成の案件に応募したときは、経歴から興味を持っていただけました。しかし、サンプル記事を作っていなかったため、どれくらい書けるかわからない人を採用できないと最終的に落選してしまいました

とにかく応募しても落選してばかりでした。焦った私は、SEO記事だけでなく、YouTube台本や保育士試験の問題解説などとにかく応募しました。

転機は実績公開可能な仕事をゲットしたこと

転機は実績公開可能な仕事をゲットしたこと

なかなか受からなくて迷走していた時に出会ったのが教育に関する記事作成の案件でした。単発の案件でしたが図書館教育にまつわるテーマに惹かれ応募することに。

結果は無事当選し、興味のあるジャンルだったので執筆するのも楽しかったです。作成した記事はクライアント様にも喜んでいただけました。それだけでなく、公開された記事は案件に応募する際に実績として公開してもよいと言っていただけたのです。

それから案件に応募する際には必ず実績として添付しました。この頃から少しずつ案件に応募しても受かるようになってきました。

ライターの仕事を獲得するために必要なことは?

ライターの初仕事を振り返ってみるとやはり行動することの大切さを痛感します。

自分が書きたいと思う案件に出会えたことでライターとしての一歩を踏み出せました。

また、経験を活かせるジャンルの案件だったことも幸いでした。リサーチも苦にならず執筆するのも楽しかったです。提案文を書く際も自分が知っているジャンルの方が資格や経験をアピールできます

加えて、実績公開可能な案件に出会えたことも大きかったです。やはり実績として公開できる記事があると採用率も違うなと感じています。メディアでの記事でなくても、個人のブログなど自分の書いた記事を提示できていたらもっと早く軌道に乗れたかもしれません。

以上がわたしのライターの初仕事でした。参考にならないかもしれませんが、まったり読んでもらえたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

さきのめぐみ

小学校で支援員をしながら副業でライターとしても活動中。フリーターから通信制大学に入学し教員免許を取得。特別支援学校の教員として働いていました。子どもの頃から書くことが好きで、現代詩やシナリオも書いています。人の心がほっとあたた...

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