初めての仕事は漫画紹介の記事

初めての仕事は漫画紹介の記事

初めての仕事は、漫画を紹介する記事の執筆でした。

当時は、一般企業に勤めながら副業としてライターをスタートさせていました。この案件は、ランサーズというクラウドソーシングサイトで応募した案件です。

案件の内容は、1つの記事で100種類の漫画を紹介するというもので、私の仕事は各作品のあらすじと見所を執筆することでした。

自分が読んだことのある漫画は問題なく執筆できたのですが、読んだことのない漫画は、リサーチに時間がかかり苦労したことを覚えています。

案件獲得の決め手はブログ運営

この案件を獲得するまでに多くの応募をしましたが、全く仕事につながらず頭を抱えたことを覚えています。

当時の応募文には、「ライターとしての実績はないですが、やる気はとってもあります!」と謎のアピールをしていました。

しかし、クライアントはやる気のあるライターではなく、求めているクオリティの記事を執筆してくれるライターを求めています。

これでは、案件を獲得できるはずもないと思い「今までブログを運営してきました」と付け加え、ブログのURLを記載することにしました。そうすることで、すんなりと案件を獲得できたのでとっても喜んだことを覚えています。

やはり、クライアント側からするとこれまで何の実績もなく、どのような記事を執筆するのかわからない人には、仕事を任せたくありません。多くの人が発信しているようにライターとして実績がない人は、ブログを始めることで記事執筆の練習と実績になります。

これからライターを始める人や駆け出しライターは、ブログを始めることをおすすめします。

ブログを始めるメリットはこれだけではありません。ライターの仕事には、記事執筆だけでなくWebサイトに記事を入れる「入稿」と呼ばれる作業があります。

ブログを始めることで、記事執筆と入稿作業も可能だとアピールできるため、案件獲得のためのアピールポイントとして使うことができます。

クライアントワークの難しさを実感

クライアントワークの難しさを実感

初めてクライアントワークをした時は、その難しさに頭を悩ませました。

私が初めに悩んだのは、クライアントとのコミュニケーションです。初めての案件は、副業だったので昼間に連絡が来ても返せないことが多く、クライアントに負担をかけていました。

さらに、多くのレギュレーションを守る必要があったのですが、確認不足により多くの修正が発生しました。

コミュニケーションがこまめでなく、レギュレーションを確認できていないので、クライアントに多くの迷惑をかけてしまったことを反省しています。

これからライターを始める人や駆け出しライターの人は、クライアントとのコミュニケーションを大切にしてください。返信をできるだけ早くし、質問がある場合はなるべくまとめて送ることでコミュニケーションコストを下げることができます。

また、レギュレーションは案件を受注した際は、一番初めに確認をしましょう。

レギュレーションをざっと読んだらチェックリストを作成し、記事を執筆した後にレギュレーション違反がないかをチェックリストで確認してください。

このように、クライアントの負担を減らすことで継続した案件を獲得できます。さらには、文字単価も上がるのでこれからライターを目指す人や駆け出しライターの人は「クライアントの負担を減らす」ことを意識して仕事をしましょう

クライアントからどのような評価を貰ったか

初めての案件を終えて、クライアントから頂いた評価は意外にも高評価でした。

「連絡も早く、案件を最後までやり切っていただきありがとうございました」

この評価を頂いた時に、驚いたことを覚えています。

この評価から考えられることは、連絡が遅く途中で案件を離脱するライターが多いということです。いままで多くの案件を受注してきましたが、一般的な社会人であれば案件を問題なくこなせると思います。

これからライターを目指す人、駆け出しライターの人も責任感を持って案件に取り組んで下さい。

これからライターを目指す人へ

これからライターを目指す人へ

ライターという仕事は、始めるのはとても簡単です。クラウドソーシングに登録して、案件を獲得できればライターと名乗ることができます。

その反面、ライターを続けて多くの収入を得るのは難しいです。スキルを獲得して、案件を受注し、適切にクライアントワークを行う必要があります。

これからライターを始める人は、まずライターとはどのような仕事なのかを知る必要があります。

ライターという仕事は、文章を書くことだけではありません。文章はあくまでも手段、クライアントの目的は、執筆した記事から「問い合わせ」や「商品の販売」を促進することです。

クライアントの利益につながるように、スキルを上げることで必ずや求められるライターになるでしょう。

まとめ

まとめ

私がライターとして初めての案件は、漫画紹介の記事でした。初めてのクライアントワークだったので、不安を感じながら業務を行いました。

今では、あの頃に思い切ってチャレンジして良かったなと感じています。

この記事を読んでいる人も、初めての案件や未経験のジャンルは不安が大きいと思います。

案件を行う上で、ライターとしてのスキルはもちろん大切ですが、一番大切なのはクライアントへ貢献する意識です。

クライアントの目的達成を手助けするための仕事なので、皆さんもクライアントへ貢献する意識を持って業務をしましょう。

この記事を書いたライター

執筆者

木村俊紀

猫と一緒に暮らすフリーランスWebライター。ToB記事やマーケティング関連を得意としており、セールスライティングも勉強中です。
ライターはメディアと読者の架け橋であることをモットーに価値のあるコンテンツを届けたいと思ってます。

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