プロフィールを教えてください

プロフィールを教えてください

大学卒業後、教員免許を取得し、中学校国語科の教師を1年間常勤講師として務めたのが初めのキャリアです。その後、派遣スタッフとして航空機の生産管理業務に従事しました。

現在は、人材総合サービス会社のコンサルタントとして、企業の人事に関連する課題解決に努めています。

ライターについては、本業の就業時間後に、副業として日々ライター業務をしています

家族は妻と子ども2人、犬(秋田犬)1匹と猫2匹といった構成で毎日賑やかに暮らしています。

ちなみに、社内で初めて育休1年間を2回も取得した男性社員として、男性育休を推進するアンバサダーとしての役割も担っています

ライターを始めたきっかけはなんですか?

ライターを始めたきっかけはなんですか?

ライターを目指したのがきっかけではありません。家計の足しになればと副業を探していた際、YouTubeで「初期コストがかからない」「書くことが好きな人向き」というWebライターのメリットに惹かれたのが始まりです。

読書が好きで、大学時代には国語科の教員免許を取得しようとしていました。その頃から「自分で本を出版したい」という夢を密かに持っていました。こうした背景から、Webで文章を書くことを学び、収入を得られると考えWebライターの世界に足を踏み入れました。

Webライターとしての活動を始めたのは、自分の夢を追い求める一方で、現実的な理由からでもありました。書くことが好きな自分にとって、Webライターは理想的な副業でした。書く技術を磨きながら、収入を得ることができるという点で、Webライターの道は私にとって大きな魅力がありました。

結果として、Webライターとしての活動は、自分の夢を追いかける一環であり、現在の生活を支える重要な手段となっています。今では、Webライターとしてのスキルを磨きながら、より多くの読者に自分の文章を届けることに喜びを感じています。

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

私は動画でのインプットが効率がいいと思い、YouTubeの「両学長 リベラルアーツ大学」や「ウェブ職TV」などの番組で話されていたことを素直に始めました。

まずはクラウドソーシングに手当たり次第に登録し、プロフィールを作りました。

プロフィールを作るときに意識したことは「クライアントにお仕事をお願いしたいと思ってもらえるかどうか」でした。

私の場合強みになるのは、「国語科の教員をしていたこと」「人材業界に勤めていること」です。

まず「国語科の教員をしていたこと」の強みを活かして、国語科の教員という経験が最低限の文章力があることをアピールしました。

一方、「人材業界に努めていること」については、就職や転職といったテーマに特化して、経験や知識があるというアピールにつなげました。

ライターをしていてきつい・苦しいことは?

ライターをしていてきつい・苦しいことは?

ライターとして活動する中で、きつい・苦しいと感じたことが3つあります。

1.案件が取りづらく単価やすかったこと

まず1つ目は、初めは案件を取りづらく単価も安かったことです。

プロフィールで人材業界に精通していることをアピールしてもマッチする案件がなく、ポートフォリオがないことで応募が通らないという苦労がありました。

しかし、「まずは実績作り」と考えを切り替え、単価にこだわらず、自分が興味を持てそうな案件に絞って応募することにしました。趣味や好きなことをアピールし、熱意が伝わったクライアントから無事に案件を獲得しました。


中には、文字単価0.1円の案件もあり、時間と労力が報酬に見合わないと感じることも多々ありましたが、「まずは実績作り」と割り切ることで乗り越えることができました。その後、これらの記事をポートフォリオとして営業に活用すると、自然と案件の数が増えていきました。

2.1万字の記事執筆案件の経験

2つ目は、初めて間もない頃の1万字の記事執筆です。

多めの文字数やWordPress投稿も練習だと思って手当たり次第に応募していました。

そんな時に、未経験可の1万字の記事執筆の依頼を受けました。その記事は、Kindle書籍用原稿作成の依頼で、「はじめてのダイビング」というタイトルの執筆でした。

まだ経験が浅く、リサーチや構成に時間がかかり、本業も繁忙期で残業が続き、深夜や朝まで執筆する日が続きました。眠気で日中の生産性が落ちているのを実感し、本当につらい期間でした。

しかし、納品後にクライアントから記事の質についてお褒めの言葉をいただき、すべてが報われた気持ちになりました。

3.終わらない修正依頼

3つ目は、終わらない修正依頼です。これも初めて間もない時期に経験しました。

キャパシティを超える数の案件を抱え、各記事のレギュレーションを理解しないまま執筆していたため、納品後の修正が相次ぎました。

私は、修正依頼は無償で何回でも行うことを約束していたため、快く引き受けていました。しかし、複数の修正依頼が重なるとレギュレーションに混乱したり、執筆中の記事と内容が混在したりしてパニックになりました。そこから、案件を断ることも覚えました

このように、ライターとしての活動には苦しいことも多いですが、それを乗り越えることで成長し、クライアントからの信頼を得ることができるようになりました。

ライターのやりがいや楽しいと思えることは?

ライターのやりがいや楽しいと思えることは?

ライターのやりがいは、何といってもクライアントからの感謝の言葉です。

私は、決められた納期より前倒しで納品することを常に心がけています。早く納品することで、クライアントが迅速に対応できるため、仕事の流れがスムーズになるからです。

レギュレーションをしっかり読み込み、執筆し、納品前には必ず再チェックを行っています。これにより、修正を最小限に抑え、クライアントの手間を減らすことができます。

「ありがとうございます。完璧です。高品質な記事をありがとうございます」とクライアントから感謝の言葉をいただくと、大変やりがいを感じます。このようなフィードバックは私にとって大きなモチベーションとなり、さらに良い記事を書こうという意欲が湧いてきます。

クライアントの期待に応え、満足してもらえることが、私がWebライターとしての仕事を楽しむ大きな理由です。

毎回、クライアントの要望に応じた記事を提供し、感謝の言葉をいただくことで、自分のスキルが確実に向上していると実感します。これからも、クライアントの期待を超える記事を提供し続け、Webライターとしてのやりがいを感じながら成長していきたいと思います。

ライターとしての今後の目標は?

ライターとしての今後の目標は?

ライターとしての今後の目標については、いくつか挑戦したいことがあります。

まずは、ディレクションに挑戦してみたいです。今までのライター経験を活かして、記事の企画や編集、他のライターさんたちとのコミュニケーションを通じて、もっと良いコンテンツを作りたいんです。ディレクターとしてのスキルを磨いて、プロジェクト全体を見渡しながらチームを導く力をつけたいと思っています。

次に、Kindle本を出版したいです。自分のアイデアや知識を一冊の本にまとめて、たくさんの人に読んでもらえるようにしたいです。

Kindle出版は、自分の書き方や専門知識を広める絶好のチャンスだと思いますし、自己表現の一環としても挑戦してみたいです。電子書籍がどんどん普及しているので、個人でもコンテンツを発信することが大事だと感じています。

そして、専業ライターとして独立することも目指しています。今は他の仕事と掛け持ちしているので、ライティングに集中する時間が限られています。独立することで、自分のペースで仕事を進められるようになり、もっと多くのプロジェクトに関わることができると思います。また、クライアントとの直接のやり取りを通じて、より良い関係を築いて、自分の仕事の質を上げたいです。

これらの目標を達成するために、日々努力を続けて、自分自身を成長させたいと思います。ライターとしてのキャリアをもっと充実させるために、これからも挑戦を続けていきます。

ライターを目指す人に何か一言いただけますか?

ライターを目指す皆さんへ。あなたの言葉は人々の心を動かす力があります。楽しみながら自分のスタイルを磨き、一歩ずつ夢に向かって進んでください。情熱と努力が実を結び、素晴らしい記事が生まれることを信じています。

この記事を書いたライター

執筆者

はむねこ

副業ライター。2児の父。本業は人材総合サービス会社にて勤務。転職・就職に関する記事が得意。過去に国語科の教師をしていた経験から、ふとライター業に目覚める。文章を書いて表現することが生き甲斐に感じる。

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