プロフィールを教えてください

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ライターになるまでの経緯

高校卒業後、僕は10年間バンドマンとしてフリーターをしていました。「音楽で夢を叶えたい」という強い思いを胸に、ギターを弾き、作曲し、ライブをこなす日々を送っていました。この期間、さまざま人との出会いがあり、多くの場所でのライブ経験を重ねることができました。

中でも特に印象に残っているのは、ロンドンの100人規模のバーでのライブです。海外の観客の前で演奏できたことは、かけがえのない経験となりました。

しかし、人生は予期せぬ方向に進むものです。ちょうどその年、妻が妊娠したことをきっかけに、私の人生は大きなターニングポイントを迎えました。結婚、出産、そして就職と、怒涛の日々を過ごすことになったのです。

きっかけは昔のブログ

妻の妊娠を機に就職して、今の防水施工士の仕事と子育てをして10年が経ったころ、妻が「昔ブログやっていたよね」と言ったのです。その妻の言葉がきっかけで日常を綴る自己満的な内容のブログを書いていたことを思い出しました。

そのブログのタイトルが「好奇心肌身離さず持ち歩け」というものでした。でも現在の自分にとってものすごく刺さる言葉でした。

「自分が興味を持ったものはとことんやってみる」昔の姿勢を思い出しました。
「今の自分はどうだろうか?」そう自問するようになりました。

特にライターとして文章を書くことへの興味が再熱し、改めて文章の魅力と文章で思いを伝え言葉を届けることの魅力に気づきました

それから子育ての合間に時間を見つけて、文章を書く楽しさを追求するようになりました。
これが新たな挑戦の始まりとなりました。

どうやってライターになったの?

ライターになったきっかけはVoicyという音声プラットフォームで、令和の虎などに出演しているaki社長の配信を聴いていたことです。

WHA(ライティングヒーローズアカデミア)というライティングの講座を販売するということだったので、「意を決して飛び込まないと今変わることできない」という思いで受講しました。

そこには同じ志を持った人達のコミュニティがありました。僕と同じでほとんど全くの未経験者が集まっていました。そこで講座を一通り受けたことでライティングの知識を得ることができました。

知識を得ることもそうですが、なによりコミュニティという環境が自分を前に進めてくれたのが自分にとって大きかったですし、環境が人を変えることを身をもって実感する体験ができました

仲間の存在はホント大切だなと実感することができました。

初めての記事とその挑戦

初めての記事とその挑戦

初めての記事から学んだこと

WHAの講座受講終了と同時に受けた、SNS運用のバスハックブログのテストライティングが初めての記事になります。もぅー、ホント、ただただ大変だった記憶です。

ワードプレス入稿だったので、講座では使い方から画像選定、見出しからの記事の書く順番など一通り受講したのですが、見るのとやるのではまったく違いました。なので実際にやりながら講座を振り返りの繰り返しで少しずつ覚えていきました。

記事タイトルから構成案の作成も初めてだったので、いろんな記事を参考に「構成ってこうなってるのか!」とようやく気づけた状態でした。

そこからリサーチして、紙に書きながら整理していきました。

本業が終わってから1日1〜2時間コツコツと作業を続けてようやく書き終えることができました。完成したときはめちゃくちゃ嬉しかったですね!

完成した喜びも束の間。

提出した記事の修正の指摘をたくさん頂きました。誤字脱字、ですます調、3回連続同じ語尾、言い回しのしつこさなどなど。

めちゃくちゃ凹みましたが、この指摘をもらえたことが、日に日に自分を成長させてくれたんだなと思います。

それもこれもまず「好奇心もって飛び込む」とにかくやってみる行動が結果につながったんだと思います。

結局最初の記事は完成まで約3週間かかりましたが、この経験が僕のライターとしての第1歩となりました。

挫折と葛藤

ライターとしての道は決して平坦ではありませんでした。特に苦労したのは、XでYouTube台本の案件に応募したときのことです。

まず、マニュアルの動画を確認してからスタートしましたが、構成案の作り方が都度変更されるなど、初めての経験に戸惑いました。ディレクターの指示も次第に不明確になり、対応に苦慮する場面が増えていきました。

何とか構成案のOKを得て執筆をスタートさせましたが、

モデリング動画からの情報抽出、クライアントの動画視聴、冒頭挨拶、動画のテーマ設定、前提知識の共有、問題解決の提示、本題の展開、Call To Actionの設定など、多くの要素を盛り込む必要がありました。

何度かの修正を経てようやく納品にこぎつけましたが、この過程で何度も諦めたくなりました。特に、ディレクターの威圧的な態度や、わかりにくい指示、間違いを認めない姿勢など、仕事内容以上にメンタル面でのストレスが大きかったです。

この経験から、良好な関係性の重要さを学びました。自分が仕事を依頼する側の立場になったときは、決してこのような態度を取らないよう心に決めました

仕事と家庭の両立

仕事と家庭の両立

タイムマネジメントの工夫

本業が現場仕事で朝型になっていたので、執筆時間は朝4時に起きて2時間作業して、本業に向かいます。いわゆる朝活ですね。朝取り組んだ方が生産性がまったく違うことを実感してます。

朝の作業はだいたい、記事の大枠を作ったり、画像選定したり、リサーチしたものをまとめます。自分の気持ちや感情を書くときなどは細かいことは考えず書き連ねます。それを本業が終わって夕方から夜にかけてリライトしていくイメージですね。

隙間時間の使い方は移動だったり、ちょっとした5分10分の待ち時間などを活用して1つ1つ小分けに進めています。意外とその5分10分の積み重ねがモチベーションにつながっています。

家族のサポートと理解

ライターとして活動を始めてから、妻や子どもたちの理解とサポートに本当に感謝しています。

物理的に子ども達との時間が確保できないことが増えましたが、その分密度が増したというかメリハリが出ました。ただどうしても妻に子育ての負担をかけてしまう比率があがってしまったので、子どものお迎え、洗い物、食品の買い出しなど、なるべくできることは分担してやるように心がけています。

家族のサポートがあってこそ、ライティング活動を続けられているのだと強く感じています。

ワークライフバランスの保ち方

ライティングをはじめて最初に意識したのはワークライフバランス、休息の確保です。

本業は身体が資本で形が決まった作業をします。ライティングは思考する脳を使います。なので、本業が終わったら20分くらい昼寝をすることで、一度頭をスッキリさせてライティングに意識を切り替えるようにしています。

未来へのビジョン

将来的には、インタビューメディアを運営したいと考えています

AIが日々発達していく現代で、AIに代替されないものの1つに人の歩んできたストーリーと個性があると思います。人間にしか語れない個人の経験や思いには、ますます価値が生まれると考えているからです。

音楽を通じて知り合った仲間やお世話になった方々、そんなつながりから生まれるメディアができたらいいなと思います。そのためにも、こつこつと知識と経験を積み重ねている段階です。

ライターを目指す方へメッセージ

ライターを目指す方へメッセージ

最後に、ライターに興味を持っている方へのメッセージです。

一番伝えたいのは、「やりたいと思ったら始める」ということです。やらない理由を挙げればきりがありません。むしろ、やる理由が一つでもあれば、思い切って飛び込んでみてください。

もし合わなかったら、すぐにやめても構いません。大切なのは、「新しいことにチャレンジする」という姿勢です。未経験の選択をすることで、新しい発見や出会いが生まれます。

子どもたちに挑戦する大人の姿を見せることも、とても大切だと思います。

「好奇心肌身離さず持ち歩け」

この言葉を胸に、これからもライターとして成長し続けたいと思います。

皆さんの挑戦を心から応援しています。ありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

John.T

副業ライター。ライティングできるひとになりたいと思い立ちライターに挑戦!2児の父。本業はFRP防水施工技能士11年。ミュージシャンとしても活動中。座右の銘は『好奇心肌身離さず持ち歩け』自分の経験が明日の誰かの背中を押す、そんな文章を...

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