プロフィールを教えてください

プロフィールを教えてください。

現在、大学に在籍しつつ副業でライターの仕事をしています。大学では医学について勉強しています。2023年5月にライターの仕事を始めました。主にSEO記事やコラム、動画台本などの文章を執筆しています。得意ジャンルは医療、健康、法律です。

平日の日中は病院実習があるため、帰宅後や週末の空き時間を活用して文章を書いています。

将来は医師としての道を歩みつつ、ライターの経験も活かしていきたいと考えています。卒業後も引き続き記事執筆を行い、医療系記事の監修にも取り組む予定です。

ライターを目指したきっかけを教えてください

重要な試験が終わり時間に余裕ができたときに、「ビジネスの基本を身につけたい」と考えたのがきっかけです。これまでに塾講師や医療機関の受付など、様々なアルバイトを経験しましたが、業務をこなすだけではビジネススキルは身につきませんでした。

また、私の所属する大学ではビジネスマナーを学ぶ機会がありません。正しいビジネスの常識を知らずに医師になることに不安がありました。そこで、ビジネスマナーが身につく仕事をネットで検索したところ、ライターという職業を見つけて挑戦しました。

動画制作も試しましたが、映像を編集するのが苦手でした。動画制作の際に台本を作成するのは苦痛に感じなかったので、自分にはライターが合っていると思い、ライターの仕事を続けています。

最初は基本も知らず、がむしゃらに書いていましたが、文章の組み立て方や執筆の決まりを学びながら取り組むうちに、スキルが上がっていくのを実感しました。

ライターになるために、まず始めたことは何ですか?

ライターになるために、まず始めたことは何ですか?

はじめに、文章の書き方とSEOの知識を学びました。文章の書き方は「新しい文章力の教室」という本で勉強しました。SEOについてはSEO検定の公式テキストで学習し、1級を取得しています。

学習後すぐに、クラウドワークスで経験を積みました。しかし、最初の3か月間は5,000文字の記事を書くのに10時間以上かかり、報酬が1記事500円程度でした。当時は執筆スピードが遅く、低単価の仕事しか得られなかったため、大変苦しかったです。しかし、執筆し続けていると修正指示が減ってきて、ライターとしての実力が上がっているのを感じました。

現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください

ライターを始めて半年経ったころ、ライタースクールやコミュニティに入りました。そこで学んだ知識や経験が現在のスタイルにつながっています。

当初は執筆するジャンルにこだわっていなかったのですが、大学で医学を学んでいるというのもあり、医療系の案件によく応募するようになりました。

書きなれたジャンルの記事はやはり執筆しやすく、執筆にかかる時間も少ないので、やはり得意ジャンルを決めるというのは大事だなと実感しました。

また、スクールやコミュニティにディレクターの方がいて案件を紹介していただけました。クラウドワークスで一つひとつ案件を応募するのとは違い、ディレクターの方から複数の仕事をまとめて受けると営業やタスク管理が楽になります。それからはディレクターさん何人かとつながって案件をいただいています。

ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?

医療系の記事を書くとき、根拠となる情報探しに苦労しています。YMAAの分野は人の人生に大きく影響する重要な領域です。不確かな情報は書けません。そのため、事実確認が必要な部分は、厚労省のサイトや海外の研究論文まで調べています。

しかし、求める情報が見つからなかったり、複数の論文を参照したりするうちに時間だけが過ぎてしまうことがよくあります。私は副業ライターなので、平日は3〜4時間、週末は7時間程度しか作業時間がありません。

慣れない頃は、事実確認する内容が多くて徹夜することもありました。とても大変な経験でした。医療系の記事執筆では、正確さと時間のバランスを取ることに難しさを感じています。

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

根拠となる情報探しに時間がかかるため、いくつかの方法を考えて取り入れました。

まず、情報収集の効率化に取り組みました。海外の論文を検索する場合は大抵「PubMed」というサイトを使っています。PubMedでは病気の名前で検索すると調べたい内容とは関係ない内容の論文も検索されてしまうので、あらかじめChatGPTに必要な情報を伝えて最適な検索キーワードを提案してもらっています。

また、構成を作るときから信頼できる医療情報サイトや論文のブックマークリストを作成し、必要な情報にすぐアクセスできるようにしました。

私は記事を1本執筆する際に、いつも論文を8本ほど読むので時間がかかってしまいます。そのため、英語の論文には翻訳機能を利用し、長文の場合は AI に要約を依頼してから、求める情報の掲載箇所を特定します。こうした工夫により、制限時間内に質の高い記事を執筆できるようになりました。

今でも難しさはありますが、以前ほどの苦労はなくなりました。経験を積むにつれ、正確さと時間のバランスを取るコツも掴んできたように感じています。

仕事のやりがい、楽しいところは何ですか?

医療ライターの役割は、正確な情報を読者にわかりやすく届けることです。そのため、毎回の執筆に多くの時間と労力を注いでいます。そのため、クライアントから高評価をいただけることにやりがいを感じています。

また、執筆スキルが向上するにつれ、記事作成自体が楽しくなってきました。没頭するあまり、時間の経過を忘れてしまうこともしばしばです。

工夫を重ねながら、読者に役立つ質の高い記事を生み出すことに大きな喜びを感じています。この仕事を通じて、自身の成長も実感できるというのも魅力ですね。

ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください

ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください。

「ビジネスの基本を身につけたい」というライターを始めた当初の目標は、すでに達成できました。今ではクライアントに高い評価をいただけるのが嬉しいので、これからも続けていきたいと考えています。

また、医学部を卒業し医師になれば医療記事の監修など、ライターとしての活動範囲が広がるので、将来は医師ライターとしてステップアップしたいと考えています。

これまでに医療系の記事を執筆してきて、情報の伝え方や読者ニーズの理解が深まりました。この知識やスキルは、将来医師として患者さんと接する際にも役立つと思っています。

この記事を書いたライター

執筆者

林あおい

医療、健康、法律系を得意ジャンルとしているフリーランスのWebライター。豊富な経験で磨かれた筆力で、専門知識を一般読者にもわかりやすく伝えます。健康ジャンルから法律ジャンルまで、幅広いテーマに対応。複雑な情報を整理し、読者の疑問に...

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