プロフィールを教えてください
ライター歴1か月の栁本理花(やなぎもと りか)です。
医療事務やテレアポの仕事を経験した後、2015年に英語を習得するためフィリピンに半年間留学。帰国後に就職した地元・山梨県の建設系会社を2024年1月に退職しました。
2024年6月から専業ライターとして活動しています。映画館やドラッグストアでのアルバイト経験から有形商材、無形商材のPRが得意です。
映画鑑賞、読書、ひとり旅が趣味で、ひとり旅は主にフィリピン、ベトナム、カンボジアなどアジア圏をよく訪れます。
30歳を過ぎて、ヨガ、トレッキング、ロードバイク、SUP(スタンドアップパドルボード)を始めました。45歳までにロードバイクでしまなみ海道横断、屋久島をトレッキングしたいと思っています。
ライターになろうと思ったきっかけを教えてください
「文章を書くことが得意」だと自覚してから、文章を書く仕事がしたいと思うようになりました。
プライベートで映画上映会を主催した際に告知文を執筆し、周囲の人たちに告知文を褒めていただいた経験から、文章を書くことが得意だと気づいたのです。実は、上映会よりも「どうしたら映画や上映会に興味を持ってもらえるか」を考えながら、執筆している時の方が楽しいと感じていました。
子どもの頃から得意なことや好きなことを仕事にしたいと思っていたので、未経験の分野に挑戦する不安より、やってみたいという気持ちが強かったです。
ライターの仕事で、私が思いつくのは雑誌などのライターか小説家くらいしかなかったのですが、調べてみるとWebライターに興味を持ちました。仕事をする場所が自由で、特別な資格は必要なく読者の興味や関心を誘う表現が求められると知り、強烈にやってみたいと思ったのを覚えています。
読者の興味や関心を誘うライティングこそが、自分自身を最大限に活かす道だと考えWebライターになることを決意しました。
なぜ、いきなり専業ライターになったのですか?
実はライターになると決めたのが、退職したあとでした。
ライターの仕事は安定した収入を得られるまで時間がかかるので、一旦仕事を探して副業でライターをする方法もあると思います。ですが、不器用な性格であるため同時進行で2つの物事をやってうまくいった試しがなく、私には不向きだと判断しました。
まずは2024年いっぱい、ライター業に専念し生計を成り立たせる方法を必死に考え、あらゆる努力をしていきます。
収入面で不安はありますが、時間と労力をすべてライターの仕事に費やせるのは素晴らしいメリットです。「量は質を凌駕する」という言葉を知ってから、執筆する量を増やすために時間を作っていると前向きに捉えています。
来年の2025年以降についてはメンタルを保つ意味を込めて、副業ライターとして活動する想定はしています。ライターの仕事に活かせるように、山梨県内にあるライティングや編集関連の仕事ができたら嬉しいです。
専業にしても副業にしても、ライターの仕事を諦めたくないという気持ちに変わりはないので、方法を模索し続けたいと思います。
ライターになるために、まず何をやりましたか?
文章を書くことが得意といっても、すぐにプロで通用すると思えなかったのでオンラインで学べるWebライター養成講座を受講しました。
Webライティングにおける思考力を身につけるためのレッスンです。講座を受けずに、仕事を通してスキルを身につける方もいると思いますが、私は案件に応募する勇気もなかったので学ぶ必要があったのです。
わかりやすい文章を書く方法はもちろん、記事構成を作成するにあたって、想定読者や記事作成の目的を理解する重要性を学びました。想定読者や執筆分野がさまざまで実践的な課題もあり、積極的に取り組みました。
最初は情報収集における情報量や正確性などに自信が持てず、時間がかかっていた記憶があります。情報収集にかける時間を決めて取り組むようになってから情報収集の精度が上げられるようになりましたが、仕事を通じて慣れていきたいです。
講師の方からいただいたアドバイスを次に活かし、少しずつ良い文章が書けるようになり楽しかったです。受講前に比べて、自分のライティングに自信を持てるようになりました。
ライターになって楽しいこと、嬉しいことを教えてください
500字程度の映画レビュー、WordPressの使用方法を学ばせていただく代わりに報酬が安い案件に採用された後、不採用が続いていました。
先日、観光に関する記事の企画・構成・執筆までを行う案件に採用され嬉しかったです。趣味が活かせる観光・旅行関連の案件は絶対やりたいと思っていました。観光スポットを紹介する記事には、読者の興味や関心を引くライティングが求められるのでやりがいがあります。
読者を想定しながら、どんな情報を入れたら喜ばれるか、どんなことが知りたいのか?と考える作業は楽しいです。私自身が読者に近い存在でもあるので、想定読者の想像を膨らませたり深掘りしたりしながら、取り扱う情報や文言を考えています。
リード文の良し悪しが、読者が記事を読むかどうかを決める重要なパートなので、特に力を入れている部分です。大げさな表現ではなく読者の不安や懸念を解消するような、的確で端的な表現を目指しています。
自分なりに納得のいく文章を書けた時には、大きな満足感があります。
逆に、ライターになって大変なことは何ですか?
不採用が続いた時は不安になり、メンタルを保つのに苦労しました。収入面で不安があるのでこの状況が続いたら……と考えると不安で眠れない日もありました。
映画・小説などエンタメ関連や旅行・観光関連の記事を書きたいと思っているのですが、案件自体はあまり多くないのです。まだ実力でも不安がある私には、多くの経験や実績を積みスキルを高める必要があり、分野を問わず応募しなくてはなりません。
そこで「テストライティング」がある案件や「初心者・未経験者歓迎」の案件を中心に応募したのですが、なかなか採用していただけませんでした。
ライター養成講座では、ライフスタイル関連から会計ソフトなど幅広い分野の記事を書く課題に取り組みました。「知らないことでも調べれば書ける」「知らないからこそ、独自の切り口で説得力のある記事が書ける」という実感があっただけに、悔しかったです。
原因はさまざまだと思いますが、主に応募する際に送る志望動機の熱意が欠けていたのだろうと分析しています。
この状況をどう打開しますか?
分析した結果、興味がある分野と興味が薄い分野の熱意の差が大きいときづきました。
打開策として、現状の得意分野から関連する分野や共通する知識を見極め、書ける分野を広げようと考えています。
観光・旅行であればグルメ、宿、近場のお出かけスポット。エンタメであれば、演劇、音楽、アートなどです。詳しくない分野ですが、共通する要素が確かにあるとわかります。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、共通する要素があれば上達も見込め、得意分野になる可能性もあります。元々の得意分野もより深みのある記事を書けるでしょう。
当たり前にやっている行動を振り返ることは、関心のある分野を把握する方法だと養成講座で教わりました。ちょっとした悩み、困りごとにも当てはまる気がしています。
丁寧に普段の生活を振り返れば、自分では想像していなかった意外な分野に関心があることに気づくかも知れません。
少しでも興味、関心があるものが見つかれば、その場で調べて情報をインプットするだけでも知識が身につき、志望動機に反映できると思います。少しでも広い分野で記事を書くためのベース作りになる良い方法だと、実践しているところです。
今後の目標を教えてください
目標は「エンタメ、旅行・観光関連の記事を書くことで悩んでいる人の手助けをする」ことです。
私自身が映画や小説、旅に救われた経験があり、苦しんでいる人を救える力のある分野だと考えています。
エンタメ・旅行に共通することは体験です。映画や小説などエンタメは疑似体験ですが、自分とは違う人々の経験や心情を体験でき人間性を豊かにしてくれます。それ以外にも問題解決のヒントや勇気を与えてくれるツールでもあります。これは、自分の一生以上に値する経験です。
旅はまさに、体験そのもの。すべての決定権が自分にあり、その結果が自分にすべて還元され成長させてくれます。人によっては自分を変えるきっかけになったり、今の自分のままで良いと認識させてくれたりするのです。
エンタメや旅行が人生の転換点になった経験を、色々な人から集めて紹介できたら面白そうだと考えています。
映画や小説、旅行に関する情報や魅力を伝えることで、読者の生活に取り入れてもらい悩みを解決するヒントになれば嬉しいです。
まず、読者に「作品を見たい」「旅に出たい」と思って貰えるライティングスキルを習得し、さまざまな分野の記事を執筆することで知見を深めたいです。そして、悩みを抱える読者にいろんな角度からアプローチする記事を書けるライターを目指します。
この記事を書いたライター
栁本理花
「得意を活かして人生を謳歌したい」と思いライターになりました。映画館やドラッグストアでのアルバイト経験から有形商材、無形商材のPRが得意です。フィリピンに英語留学、一人旅(国内・海外)、30歳過ぎてヨガ、トレッキング、ロードバイク...