まずはパソコンの使い方を勉強することからスタート

まずはパソコンの使い方を勉強することからスタート

在宅でできるお仕事がしたくてWebライターになろうと思った私ですが、実はパソコンを触ったことがほぼありませんでした

本業は販売スタッフなので、発注や検品でパソコンを使うぐらい。プライベートではパソコンを持っていませんでした。そのため、まずはパソコンを購入し、基本的な使い方を勉強するところからスタートしました。

WordやExcelの使い方もわからなかったので、動画などを見て勉強しました。タイピングはできたのですが、何年もやっていなかったので基本から練習することに。

「タイピング練習のサイトで毎日カタカタ練習→パソコン操作の動画を見る」これを、1か月ほど続けました。

ある程度パソコン操作に慣れたところで、まずはクラウドソーシングサイトに登録することに。アンケートに答えるものなどから始め、少しずつライティングの案件に応募し始めました。

初めてのライティングはK-POPアイドルについての記事

初めてのライティングはK-POPアイドルについての記事

ライターとして初めて請け負ったのは、K-POPアイドルについての記事。K-POPアイドルが好きなので「楽しく書けそう!」と思い応募しました。

実績がないため、熱意だけは伝えようと考えました。質問事項にはもれなく丁寧に答え、好きなアイドルグループについて細かく書いたのを覚えています。

そんな熱意を認めてもらえたのか、まずはトライアルで、5日で2記事(報酬600円)書くことになりました。

KW・タイトル・構成は用意されており、構成に沿って内容を調べながらのライティングです。画像選定やWordPress入稿に加え、アイドルの人気ランキングをスプレッドシートにまとめるなどの業務がありました。

よーし、がんばるぞ!いざ作業開始!

しかし、「えっ、マニュアルこんなにたくさんあるんだ!」と、いきなり大きな壁にぶち当たります。

想像よりも覚えることが多く、把握するだけで何時間かかったかわかりません。WordPressへログインするだけでもモタモタし、作業がなかなか進まない。ひと通りパソコンについて学んだとはいえ、私には難しすぎることばかり。まだまだ使い慣れないなかでの記事執筆でしたが、スキルがなさすぎて記事を書く以前の問題だったなと思います。

そんな状況でしたので、5日間で2記事作成はかなりきつかったです。毎日3時間ぐらいしか寝る時間がなくて、本業もフラフラしながら行っていました。

それでもなんとか2本書き上げて納品。クライアントさんからは継続のお話をいただきましたが、疲れきってしまったのでお断りしてしまいました。

ドラマ・お出かけ情報でライティングの基礎を学ぶ

ドラマ・お出かけ情報でライティングの基礎を学ぶ

次に取り組んだ仕事は、ドラマの紹介や、花火やお花見などのおでかけ情報サイトの記事作成です。

「1記事350円×10で3,500円、初心者歓迎、マニュアル完備、動画によるフィードバックでライティングスキルが身につきます」このような募集内容でした。

「ドラマはよく見るし、お出かけ情報なら楽しく書けそう。しかも初心者歓迎で丁寧に指導してくれるなら、私でもできるかも」こんなふうに感じて、応募することにしました。

マニュアルは多いのですが、テキストと動画での説明がとても丁寧でわかりやすい内容だったため、これならがんばれそう!と、記事作成をスタート。最初はKWと構成に沿い、リサーチして書くことから始めました。

K-POP記事を2本作成しただけの実績しかない初心者でしたが、わかりやすいマニュアルと動画のおかげで、時間はかかりましたが、まずは1記事書き上げることができました。

WordPress入稿、画像選定、リライトなどをやりながら、10記事書き上げて納品したときは「私にもできた!」と達成感に包まれたことを覚えています。

クライアントさんは個人で複数のサイト運営をされていて、忙しい方でした。とても優しく指導していただき、私のトンチンカンな質問にも丁寧に答えてくださいました。そのおかげでパソコンスキルも身につけられ、構成の作り方やSEOとは何か、リサーチの方法など、ライターとしての基礎を学ぶことができました。

その後も継続してご依頼いただき、ドラマ1話分のストーリーを1,000文字でまとめたり、過去記事を最新情報にリライトしたりなど、さまざまなお仕事を任せていただきました。

しかし、記事1本400円、リライト1本150円と単価が低かったため、「今後は他のライターさんの管理や添削も任せたい」と言っていただけましたが、半年ほどで契約終了しました。

今思えばディレクターのスキルも学んでおくべきだったかなとちょっとだけ思いますが、やはり単価の低さがネックでしたね…。

しかし、とても優しくて気さくなクライアントさんでしたので、そんな方にライティングの基礎を教えていただけたのは、私のライター活動の良い始まりになったのではと思います。

落ち込むときもあるけど、書くことが好きだから続けたい

落ち込むときもあるけど、書くことが好きだから続けたい

最初のお仕事は、単価が低い分しっかりと指導していただきました。そのおかげで構成の作り方などライティングの基本的な内容を理解できました。

報酬をもう少しいただけたら続けたかったな〜と今でも思います。優しく教えていただいたり、フラットに雑談したりすることも多く、楽しくお仕事ができました。

Chatworkでのやりとりも、言葉がとても温かいんですよね。相談もしやすかったです。のんびりした私でもついていけたので、クライアントさんとの相性も大事だなと感じました。

「初めてとは思えないほど文章力がある」など、ほめて伸ばしてくれました。失敗しても叱られず、根気よく指導してもらえたおかげで、ライターとして続けていく自信が持てたと思います。

実績がなくても、今の自分ができること、好きなことを熱意を持ってアピールすれば、きっと案件は獲得できます。

応募の際には

  • 募集要項はしっかりと読み込む
  • 質問には丁寧に答える
  • とにかく熱意を込めて、自分の言葉でできることを伝える


こちらをやってみてください。

ライティングの際には

  • レギュレーションの遵守
  • 返信は迅速に、丁寧に
  • わからないことはまず自分で調べる!
  • どうしても自分で解決できないことは相談する


このあたりを意識するのがおすすめです。

私も初めは、わからないことはなんでもかんでも聞いていました。でも、例えばコピペのやり方とか、調べればわかることは自分で解決することが大事です。なぜなら些細なやり方までいちいち聞くと、クライアントさんの手を煩わせてしまうからです。私は当時そんなことも知らなかったので、ずいぶんとめんどくさいライターだったなと反省しています。

応募してもなかなか通らないと挫折しがちですが、諦めずにたくさん応募しましょう!自分の言葉で精一杯アピールすると、応えてくれるクライアントさんはきっといます。

スキルが身についてくるとお仕事もスムーズに進んでいきますし、できることが増えるのは、とても嬉しいことです。最初は寝るひまもないぐらい大変かもしれませんが、続けていくうちに楽しくお仕事できるようになりますよ

今、案件がもらえなくて落ち込んでいる初心者ライターさんも多いと思います。でも、あきらめずに「次の提案文はこうしてみよう!」などと前向きな方なら、きっとお仕事が受注できるはず。

いつか、頑張った未来に「ライティングって楽しい」「書くことが好き」と思える瞬間がくることを願っています。

私もまだまだ楽しく勉強中です。一緒にがんばっていきましょう!

この記事を書いたライター

執筆者

みきるな

駅の某ショップで20年以上勤務する副業ライターです。接客で学んだおもてなしの心を活かし、相手目線でわかりやすい文章を心がけています。趣味は漫画や本を読むこと。お花を育てること。動物園と水族館が好き。動物大好き(特に鳥とくじら)。...

詳細を見る

同じシリーズの記事を読む

タグ