プロフィールを教えてください
SEOライターとして活動している、大矢萌子です。旦那さんと小さい暴れん坊2人、トカゲ2匹と共に、神奈川県で暮らしています。
音楽を聞くのが好きで、ロックやポップミュージックを中心に、邦楽洋楽ジャンルを問わず幅広く聞いています。独身のときは、よくライブやフェスに行って叫びまくっていました。
あとは、ホラー映画が大好物です!ただし一人で見るのは怖いので、夜な夜な旦那さんを誘って鑑賞しています。最近は、悪魔や呪い系を見ることが多いですかね。
大学時代には、ノリと勢いで北海道へ単身乗り込むような、考えるより先に体が動くタイプです。
大学卒業後は、大手通信キャリアのショップ店員として働いていました。結婚出産を経て、現在は子どもたちが寝静まった夜間に仕事をしています。
ライターを目指したきっかけを教えてください
ライターを目指したきっかけは、第1子の出産です。保育園に落ち続けたため、前職への復帰を諦めることに。そこで、家族に「いってらっしゃい」「おかえり」といつでも言える環境を作りたいと思い、自宅でできる仕事を探しました。
普段から、文の構成を考えることや文章を読むのが好きで、気になるとすぐに調べる癖もあるので、ライターという仕事に惹かれました。
また社会人のとき、営業の仕事がずっと苦痛だったので、自分が辛いと感じる仕事は「もうしたくない!」と思って、ライターを目指しました。
ライターになるためにまず始めたことは何ですか?
まず、インターネット上の記事が世に出る流れを理解するために、ブログサイトを立ち上げました。
当初から、ゆくゆくはライターになりたいと思っていたので、ポートフォリオにする目的と、「自分の子育て経験が誰かの役に立てたら良いな」という想いから、独学で数か月かけて作業していたことを覚えています。
その後、情報収集のために始めたX(旧Twitter)でライタースクールへ誘われ、本格的にSEOライティングを学ぶために入会。
ライタースクールには約50万円を一括で支払ったので、今でも大きな決断だったと思います。契約間近までは、「詐欺か?詐欺じゃないか?大丈夫か!?!?!?」と疑っていました(笑)。
結果、添削によって実力と不明瞭だったライターの仕事に関する情報が手に入ったので、とても良い判断だったと感じています。大金を払ったので、「最低でも元を取るまでは、ライターを選んだ自分から逃げられない」と一生懸命勉強しました。
また同時並行で、文章に関する本をよく読んでいました。今でもたまに読み返すのは『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』という本です。
ライターは、「文字を読み続けられる」スキルも必要だと考えているので、時間を見つけては活字に触れるようにしています。
現在のライターとしての仕事内容や働き方を教えてください
現在は、SEO記事の校正・編集の仕事を定期的にいただいています。そのほか手が空いている日は、執筆案件を受注したり、ライタースクールで添削を受けたりするなどして時間を活用しています。
育児や家事によって稼働できる時間がまちまちなので、継続案件でなく単発で依頼されるクラウドソーシングの利用が中心です。
軽い作業であれば、早朝や日中の空いた時間に作業できるので、やはりライターを仕事に選んで良かったと感じていますね。
仕事のやりがいや楽しいところは何ですか?
記事が完成すると達成感がありますし、「お願いして良かった」などのフィードバックをいただけたときに、最もやりがいを感じます。クライアントや読者の顔が見えない場合がほとんどなので、事務的な内容ではない言葉をもらえると嬉しいですね。
また、ライターから派生する仕事の幅が広く、踏み出せばさまざまな業務に携われる点も楽しいと感じます。
以前、ある企業が開催するライター講座の添削を担当したとき、自分で執筆するのとは異なる難しさがあり、とても楽しかったです。
それまで執筆の案件しか受けてこなかったのですが、校正や編集といった業務を知ることができ、新たな目標を見つけられました。
毎日、SNSや動画を眺めて無駄にしていた時間が、ライターとして活動することで有意義になったと感じています。
ライターの大変なところ、きつい所はどんなところですか?
ライターを始めて一番きついと感じたのは、リサーチに時間がかかりすぎて飽きてしまうこと。
自分ではリサーチが得意だと思っていたのですが、実際進めると「なぜ?」が先行して脱線し、5,000字の執筆に20時間かかるなんてこともしばしば。納期には間に合いますが、ギリギリになったことが多々あります。
また過去に受けた案件では、挿入画像を40枚以上添付する必要があり、執筆よりも画像検索と正誤確認に倍以上の時間がかかって、かなり疲弊したことが。業務の事前確認の重要さを痛感しましたね。
ディレクター業務を受注したときは、異なるレベルのライターさんが書いた記事を、同レベルまでに揃える編集作業が最も大変でした。
きついときはどんな風に乗り越えましたか?
きついときは、納期内に終わらせる自分を信じ、「手を動かせばいつか終わる!」「この経験が次に活きる!」と頭の中で唱えながら、根性で作業します(笑)。
あとは、疲れを素直に受け入れて、強制的に休む時間を作ります。
次の案件できつい思いをしないように、作業導線や時間がかかったポイントの振り返りもしていますね。
結局どの業務も、根性論で乗り切ることが多いですね……。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、終わってしまえば達成感で満足してしまうタイプなので、あまり参考にはならないかもしれません(笑)。
今後の目標を教えてください
直近の目標は、下の子が幼稚園へ入園するタイミングで、専業ライターとして開業することです。家族との時間を優先しつつ、余裕のある生活を手に入れるためにも、まずは月10万円の安定的な収入を目指しています。
また今は、校正や編集の業務を中心に、スキルアップしたいですね。さらなる将来、楽しくより多くの収入を目指せるように、幅広くチャレンジしたいと思っています!
この記事を書いたライター
大矢萌子
わんぱくざかりの年子兄妹を育てるママライター。家族に「いってらっしゃい」と「おかえり」を毎日言える環境作りのため、Webライターとして奮闘中。幅広い執筆ジャンルに挑戦中。「見てすぐ伝わる」をモットーに、少しでもお役に立てる記事を書...