自分の書いた記事が公開された時

ライターとして初めて記事が公開されたときは、とても嬉しかったです。自分の書いた言葉が、誰かの目に触れると思うとドキドキワクワクしました。

その時の私は、ライターの仕事を始めてまだ1か月。小中学生向けオンライン学習サービスを提供している会社のコラムを執筆しました。不登校に関する内容で、3,000文字の記事だったと思います。

公開されると、私はパソコンの前に座り記事を何度も読み返しました。時間をかけて書いた記事だったのでとても感慨深かったです。

「オンライン学習サービスを利用しているお子さまの保護者様が読むかもしれない」

「不登校で悩んでいる親御さんの目に留まるかもしれない」

「私と同じ経験をしている方にも、不登校についての知識を得てもらいたい」

そう思うと、もっとわかりやすくてもっと読者に響く文章を書きたい!って思いました。ライターとしてさらにがんばろうと決意した瞬間でもあります。

初めて記名記事を書いた時

初めて記名記事を書いた時

初めて記名記事を書いたときも嬉しかったです。法人のサステナビリティ情報を紹介するWebメディアで、インタビュー記事を書かせていただきました。自分の名前が記事に載っているのを見て、なんだか誇らしい気持ちになったのを思い出します。

それと同時に「インタビューした方が伝えたかったことや、その方の魅力をちゃんと読者に届けられただろうか?」という気持ちが湧き上がってきましたね。

ライターならば、記名記事を書きたいと思う方は多いのではないでしょうか。そして記事が公開された瞬間を味わったライターは、私を含めさらに強い意欲が湧き上がってくるのではないかなと思います。記名記事の執筆は、ライターとして大きな一歩を踏み出した瞬間でもあり、今後の活動の糧になる大切な経験だったと思います。

自分の書いた記事が読者に響いたと実感した時

自分の書いた記事が読者に響いたと実感した時

自分の書いた記事が、読者の悩みに少しでも役立っているのを実感できたのもライターをしていて嬉しかった瞬間です。1年くらい前から、不登校の親御さんに向けてのコラムを継続して受注しています。

あるとき、クライアントさんから「わたなべさんが〇〇〇のキーワードで書いてくれた記事、不登校のお子さんがいる保護者さんから嬉しいコメントもらいましたよ」って連絡をいただいたんです。

喜びはもちろん、ライターとして自分の書いた文章が読者に届いたという大きな達成感がありましたね。

私は、自分の書いた文章が読者の心に響き、何かしらの変化をもたらすことを目標に仕事をしています。この経験をきっかけに、ライターとして誰かの人生に役立つような記事を書き続けたいなという思いがさらに強くなりました。

ライターとして自分自身の成長を感じた時

ライターとして自分自身の成長を感じた時

私の場合、最初は文章を書くのにとても時間がかかりました。ライターには向いていない、書く才能がないって落ち込むこともしばしば。1記事書くのに、何日かけていたことか……。文章のねじれが多かったり同じ内容を繰り返して書いていたり、修正に疲弊していました。

だけど、経験を積むにつれてだんだん書く速度が速くなってきたと思います。好きなライターさんの記事を読んだり、添削をしてもらったりして書き続けているうちに「ん?この文章おかしい」って自分で気づくようにもなりました。

あるとき、記事を添削してくれるというTwitter(現在はX)投稿を見つけてDMを送ったんです。元メディア編集長で100人以上のライターを育成されてきた方のツイートでした。添削後は、詳しいフィードバックや質問もさせてもらえるというので依頼したんです。私の文章ってぶっちゃけどうなの?って思いもありましたので。

記事を添削してもらってから、元編集長とお話する際「すでに誰かから添削してもらっていましたか?」って言われたんです。この言葉を聞いたときは最高に嬉しかった!ライターとして認められたような気がして、自分の文章に少し自信がついた出来事でした。

最後に | やっぱり書く仕事が好き

ライターとして働くためには、文章力はもちろん、リサーチ力や情報整理力、コミュニケーション力などさまざまなスキルが求められます。スキルアップすればするほど、自分の言葉が誰かの心に届いて、共感を得たり悩みを解決できたりする魅力のある仕事だと思います。

ライターになりはじめたばかりの頃は、何度も修正が入って気落ちしてしまいました。でもそれって誰もが通る道でもあるし、成長のチャンスでもありますよね。相性が合わないクライアントさんなら離れたらいいだけ。ものすごーく嫌なコメント付きで修正が入ったときや見下されたと感じたとき、私は離れるようにしています。

書くことに疲弊するときだってあるけれど、続けていると嬉しい瞬間はあるもの。私はやっぱりこの仕事が好き。誰かの背中をそっと押して、行動する勇気を与えられる文章が書けるライターになりたいです。

この記事を書いたライター

執筆者

わたなべ

Webライター&ディレクター。オンライン学習塾のコラムや起業家さまのブログ執筆を中心に活動中。子育てに思い悩む日々を過ごしながらも「自分の人生は自分のもの」と気づきライターの道へ。コーヒーとチョコレートと自分の時間をこよなく愛する...

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