AIに負けないライターに!身につけておきたいスキル5選
AI技術が進み高品質な文章作成が可能になってきている現在、このままだとライターの仕事はAIに奪われてしまう可能性があります。これからおすすめスキルをお伝えしますが、いずれも単純にスキルを身につけるだけでは近い将来AIに仕事を奪われてしまうかもしれません。
ぜひ最後まで読んでいただき、一緒にAIに仕事を奪われないライターを目指しましょう!
それでは、AIに仕事を奪われないために身につけておきたいおすすめスキルを五つ紹介します。
- セールスライター
- 取材・インタビューライター
- YouTubeシナリオライター
- SEOコンサルタント
- SNSコンサルタント
おすすめのスキルと仕事内容をそれぞれ一つずつ紹介します。
(1)セールスライター
セールスライターとは、商品やサービスの販売を促進させ、消費者に購入を促すためのライティングをするライターのことです。現代はオンラインショッピングが盛んなため、LPのセールスライティング需要は高いです。他にはメルマガやダイレクトメールにも使われ、売り上げアップのために取り入れる手法です。効果は、問い合わせ数や売り上げの数値でわかります。
この先、セールスライターも単純作業であればAIに仕事を奪われる可能性は十分にあると思います。AIに仕事を奪われないためには、人間にしか生みだせないクリエイティブな仕事を追求し続ける力が必須でしょう。
(2)取材・インタビューライター
取材・インタビューライターは、人や企業などを取材して記事を執筆します。前もって取材先についての情報収集をし、限られた時間の中で取材します。聞き忘れがあると記事作成ができないため、下準備は重要です。
取材前に本や動画を見て取材先の業務内容を把握したり、取材先のサービスを実際に受けてみたりなど、自ら情報収集し、知識を入れてから取材すると聞きもれを防げます。また内容を深く理解できるので記事に深みがでます。
現状AIは人の思いを考慮した文章は書けませんが、最近では「感情認識AI」に注目が集まっており、近い将来少しずつ感情を読み取った文章が書けるようになるかもしれません。取材・インタビューライターとして活躍し続けるためには、取材相手の気持ちを深く考え、思いを汲み取りながら文章にする力が、今以上に必要になると言えるでしょう。
(3)YouTubeシナリオライター
YouTubeシナリオライターは、提示されたテーマに沿って動画のシナリオを書きます。なかには自分の実体験を元に書けるテーマや初心者向けの案件もあります。
YouTubeシナリオライターに向いているのはこんな人です。
- 人間観察が好き
- 人生経験が豊富
- 妄想や想像するのが好き
ストーリーに引き込む力が必要なので、視聴者側の立場になって考え、シナリオを作成することが重要な仕事です。
(4)SEOコンサルタント
SEOコンサルタントは、企業の売り上げの向上をはかるためWebサイトの調査・分析・改善施策を提案しSEO対策をする人のことです。SEO記事を掲載するだけでは上位表示は見込めません。そのため、Googleの評価基準のE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識したコンテンツ作りの提案と施策を行います。
現在、読者が何かを知りたい場合、Web検索して答えを探すのが一般的だと思います。しかし、現時点でChatGPTなどのAIに質問すれば、ある程度の答えは返ってきますよね。また「〜とは?」のような質問に関しての答えは、そこまで多くないはずです。
一方で、どのような商品を買いたいか、どのような場所に行きたいか、どのような方法が良いかなどの回答は数多く存在します。「答えはこれです」と導きだすのが難しいので、現在ではAIが入ってくるのが困難な領域だと思います。このことから引き続きSEOコンサルタントの仕事が奪われる可能性は少ないと言えるでしょう。
(5)SNSコンサルタント
SNSコンサルタントは、企業のSNSアカウント運用に関する戦略や計画、運用代行などのSNSマーケティングをサポートする人のこと。SNSには種類があり、XやInstagram、Facebookなどがそうです。媒体の特性や仕様、そして利用者も違うことから、媒体に合った企画をすることが重要な仕事です。目まぐるしく変化する利用者のニーズや嗜好に訴える企画、新しい企画を考えることなどは、AIだけで完結できる仕事とは言えないでしょう。
AIの台頭でライターの仕事がすべてなくなるとは考えにくい
私はさまざまな情報を読んで自分なりに分析してみたのですが、AIが進化しても仕事が一気になくなる可能性は低いと思っています。
現段階でAIが行うのが難しい点の代表例を二つあげます。
- 文章のファクトチェック(正確性の確認)
- 感情や経験などを盛り込む文章作成
現状では、ファクトチェックや経験、人の気持ちに寄り添った文章作成は人間にしかできません。また人間には、AIができない作業を見つけ出し、新たな方向性を見出す力があります。そのため、ライターの仕事がすべてなくなることはないのではと私は思っています。
得意分野の開拓と経験を活かした記事の執筆が大切!
ライターはスキルを身につけるだけではなく、得意分野を見つけ特化していくことが大切です。得意分野に特化した記事の執筆は知見が広がり、より濃い内容の文章作成が可能です。
またAIは今のところ、経験を活かした記事は書けません。人間にしかできない経験や体験を活かし、知識を盛り込んだ文章づくりがAIと差別化できる方法の一つといえます。
ライターが生き残るおすすめの方法!まとめ
今回は、ライターとして生き残るために身につけておくと良いおすすめのスキルをお伝えしてきました。AIライティング技術は日々進歩しています。その中でライターとして生き残るためには、やはりAIができないスキルの習得が重要です。
単純作業ができるだけでは、AIに仕事が奪われてしまう日が訪れるかもしれません。そのため、常にどのような仕事でも深く追求し続けることが必須になるでしょう。
今後ライターがプラスαで身につけると良いおすすめスキルは以下の5つです。
- セールスライター
- 取材・インタビューライター
- YouTubeシナリオライター
- SEOコンサルタント
- SNSコンサルタント
他にも、電子書籍を手がけるブックライターやリストマーケティングができるライターなども良いでしょう。AIとの差別化を図り、仕事を奪われない生き残れるライターを一緒に目指していきましょう!
この記事を書いたライター
山﨑あい
パートのかたわら、副業で記事を書く主婦ライター。働きすぎて体を壊し、ライターの道へ。現在は「取材・インタビューライター」にも挑戦中で、近い将来フリーランスになるのが目標。自分も読者もハッピーになれる記事を目指してがんばります!