プロフィールについて教えてください

プロフィールについて教えてください

エンタメライターの清水華那と申します。ライター業のかたわら占い師をしており、その関係でエンタメに関する記事執筆をメインに行ってきました。自分でも占いメディアを立ち上げ、運営しています。最近では編集や取材、ECサイト運営の補助など、ライターという枠にとらわれずに幅広く活動しています。

ライターをめざしたきっかけはなんですか?

一般企業に事務として勤めていた頃、Webライターの存在を知りました。趣味でブログを書いていたため、いつかやってみたいという思いはあったんです。しかしなかなかチャンスがなくて…その時偶然、ライティングのやり方を紹介しているYouTubeチャンネルを発見しました。

それまでライターは「未経験者にはできないこと」というイメージが強かったのですが、動画のおかげで挑戦することへのハードルがぐっと下がったのを覚えています。

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ランサーズやクラウドワークスという、いわゆるクラウドソーシングサイトを使うところから始めました。クラウドソーシングでも完全未経験だと仕事を取れないので、趣味でやっていたブログを収益化してポートフォリオ代わりにしていました。

そして気になった案件に応募していたのですが、1日1件や2件の応募では返信すら来なくて。なので、少しでも「できそう!」「やってみたい!」と思った案件にはひたすら応募をしました。

1日20〜30件と応募してると、たまたまメディアの方から返信が来て。それが書籍のおすすめ記事を執筆するお仕事だったんです。もともと本を読むことが好きだったこともあり「これはやるしかない!」と思って書き始めましたね

ライターの大変なところ、きついところはどんなところですか?

ライターを始めたばかりの頃は、本当に毎日辛かったです。体感として自分の限界がわかっていなかったので、常にキャパシティ以上の案件を抱えていました。1日16時間机に向かっても全然終わらなくてどうしよう。もしかして自分、向いてないんじゃないか。と自問自答しては落ち込む日々。

当時は本業のかたわら副業でやっていたので、睡眠時間を削って作業するのは本当に大変でした。やっと書き上げた原稿に、赤ペンがびっしり入れられていて顔面蒼白になることもありました。

それと、どんなにがんばって案件を獲得しても、すぐに依頼が途切れてしまう可能性がある点も大変です。ディレクターのテストに受かった翌月にメディアが突然なくなったり、月末にいきなり「翌月からの仕事はない」と言い渡されたこともありました。特にWebは移り変わりが激しいので、いつまで経っても安定感がないのはライターの大変なところだと思っています。

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

きつい時はどんな風に乗り越えましたか?

クライアントの方々からいただいたメッセージを見て、メンタルを保っていました。褒めていただいたり、感謝の言葉を見返すと、何があっても気持ちを強く持つことができたんです。クラウドソーシングサイトは自分の評価がパッと見てわかるので、それもよく見ていましたね。

あとは、とにかく目の前のことに集中しました。仕事のことをずっと考えていると落ち込んでしまうので…。仕事がない時は案件応募を必死にやって、終わったらブログを更新する時間にあてていました。

仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?

自分の仕事が形として残るところだと思います。企業勤めだった頃は、仕事が事務だったこともあり貢献できているイメージがあまりありませんでした。自分がいなくてもいいんじゃないかって思うこともあったんです。

でも、ライターは自分の書いた記事がWebに掲載されて、実際に見える形として残ります。そこが楽しく、一番のやりがいだと感じます。

ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください。

ライターとしての目標ややりたいことがあったら教えてください。

エンタメライターといえばこの人!とイメージしていただけるような存在になりたいです。ライティングの世界で、エンタメは専門性を必要としない、誰にでもできる仕事としてよく挙げられます。他ジャンルと比べて単価も高くないですし、一握りの人しか食べていけないイメージも強いです。

でも、好きなことをとことん突き詰めたい人が集まれば、AI時代にも負けないような面白いコンテンツが作れると思うんです。好きなことを仕事にしたい方々と、積極的に関わっていきたいと思います。

この記事を書いたライター

執筆者

清水華那

占い師の顔も併せ持つフリーライター。エンタメに関する記事を多く執筆。SEO、現地取材、シナリオ作成などが得意。会社員から副業期間を経てフリーランスへ転身。今後はフットワークの軽さを武器にさまざまなことに挑戦したい。わかりやすく、読...

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