まずはプロフィールを教えてください

まずはプロフィールを教えてください

はじめまして、兼業ライターの国友一樹と申します。氷河期世代ゆえ、社会に出る一歩目から盛大にレールを踏み外してしまい、それから現在に至るまで、いまだに土俵際の俵に足がかかりながらも日々なんとか過ごしております。

趣味は野球観戦、アコースティックギター、チェスです。あとは習慣として筋トレや水泳にも取り組んでいますが、これはもはや趣味というより半ば義務感から続けているような状態です。

若い頃は何をしても太らなかったのですが、40歳を過ぎると「何もしないと太る」ようになってしまったので…。

ライターを目指したきっかけは何ですか?

ライターを目指したきっかけは何ですか?

リラクゼーションセラピストの仕事を20年ほど続けてきましたが、業界の将来性や収入面の限界などから、年々モチベーションが低下しているのを感じていました。

さらにコロナ禍で仕事が全く止まった経験もあり、収入の柱が一つしかないことに危機感を覚え、

  • 元手が掛からない
  • 時間や場所の制約がない
  • そう言えば本を読んだり文章を書いたりするの好きだったよなぁオレ


という理由から副業ライターを始めるに至りました。

ライターになるために始めたことは何ですか?

ライターになるために始めたことは何ですか?

店舗運営に関わっているうちに、Webでのマーケティングやセールスに興味を持つようになりました。

企業が倒産する理由の70%は「販売不振」と言われています。サービスや商品の魅力が正しく伝わることで、売り手は販売を続けられ、買い手は自分に合った商品、サービスと巡り合うことができます。

ライターとして何を書こう?と思った時、最初に浮かんだのが、この「商品、サービスの魅力を正しく伝える」という「セールスライティング」でした。

そしてセールスライティングの技術に加え、講座内でのコンペで実績が得られるという謳い文句に乗り、セミナーセールスなどを行っている会社が提供しているセールスライティング講座を受講しました。

受講期間中は提供元の商材を販売するLPやステップメールの原稿を、受講生向けのコンペ案件に応募していました。

「とにかく受講費を回収しないと講座を受けた意味がない」と意気込んだ甲斐あってか、内部のコンペで受講費の6割ほどはペイできました。

後に受講費を上回るリターンにつながりましたので、投資としては成功だったと言えます。

現在のライターとしての仕事内容や状況はどうですか?

現在のライターとしての仕事内容や状況はどうですか?

上述の講座が終了した後は、クラウドワークスに登録して実績作りを続け、現在はクラウドワークス、X(旧Twitter)での営業活動などを通して案件を募集しております。

内容はセールス周りのLP原稿やメルマガの代筆、それ以外では医療系の記事執筆が多いです。

守秘義務の関係で詳細まではお伝えできないものが多いですが、あるメルマガでは開封率が0.1%→20%以上に大幅UPしたと聞き、手応えも感じています。

ライターになってよかったことを聞かせてください

ライターになってよかったことを聞かせてください

やはり収入が増えたことです。

もちろんフルタイム勤務の合間に取り組んでいる状況ですので、リソースの関係上、限界もあります。ですが、それでも月に数万円が副業として得られる状態は、以前からは考えられなかったことです。

また、自分で副業分の確定申告を行う必要が生じたことで、経費や税金への理解が深まった点もよい経験になりました。

ライターになって苦しかったこと

ライターになって苦しかったこと

前項でリソースの話題を出しましたが、ライターとして稼働し始めた頃は自分自身の執筆ペースがいまいち把握できておらず、作業量や納期との兼ね合いが難しかった時もありました。

また、クラウドワークスでは案件に応募しても受注できない事も多いため、特にサイト上の実績が少ない段階ではもどかしい思いもしました。

あとはセールスライティングの案件の場合、外部ライターにはプロモーションの詳細な結果や数字までは開示されないことがほとんどなので、どのくらいの売上が上がったのか、果たして自分はクライアントにどれだけ貢献できたのだろうか、という点は常に気になりますね。

今後の夢や目標を教えてください

今後の夢や目標を教えてください

ライターを始めて、目の前の課題や案件に一つひとつ向き合っているうちに、1年を過ぎたあたりで「プロクラウドワーカー」の認定をいただきました。

時に大変なことはあっても、それを苦痛だと感じたことはないので、たぶん自分に向いている、合っている道なんだと思います。

会社勤めだと、どうしても本意ではないこと、気が進まないことにも取り組まざるを得ませんが、個人だと自分のペースで仕事ができますし、周りに足を引っ張られることもありません。

そう遠くないうちにライター業を本業にしていくことが目下の目標です。

これからライターを目指す人にアドバイスをお願いします

これからライターを目指す人にアドバイスをお願いします

まだまだ立派なアドバイスができるほどの存在ではないですが、小さなことでもとにかくまずは始めてみること、行動を起こすことが大事だと思います。

クラウドソーシングサイトに登録してみる。とりあえずSNSでライターを名乗ってみる。何かしらブログを書いて公開してみる、など。

特に会社勤めの方ですと、まずは副業でライターを目指そうにも、毎日の労働時間が長かったり、周囲に副業をやっている人がいなかったりと、環境的に続ける気力が失せてしまうことも多いかと思います。

実際、国の統計でも、副業を行っている人はまだ就労人口全体の1割にも満たないそうです。

こうなると「始めたもん勝ち」というか、副業を始める事だけでもなかなかスゴイと言っていいんじゃないかなと個人的には思っています。「私は周りがやっていないことに取り組んでいる」というような特別感というか、自己肯定感につなげてモチベーションにしていくという考え方もアリだと思います。

行動を起こし、続けてさえいれば、どこでどう人生が動くかわかりません。ぜひ、できるところからでも行動に移してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いたライター

執筆者

国友一樹

氷河期世代の兼業ライター。高校時代の夢は小説家だったことを思い出し、複数の収入の柱を立てること、時間や場所にとらわれずに生計を立てることを目標に定め、ライター業を始める。セールスライティングを中心に、対象の魅力が自然に引き立つ...

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