メーカーの研究職を経て技術系広報をしています

メーカーの研究職を経て技術系広報をしています

名古屋で生まれ育ち、名古屋ギャルになろうと思えばなれましたが、両親の期待に応え続けた結果、学年成績トップ系ギャルに成長しました。正確にはマインドだけギャルです。

キャリアのスタートはメーカーの研究所。日々の生活がわくわくするようなものづくりに携わりたいと思って入社しました。研究生活は楽しかったものの、周りはもうすぐノーベル賞を受賞できるような人材だったりラクロス日本一だったり、海外の有名な研究所に在籍経験があったり、シャウエッセンを毎日必ず2本食べる後輩がいたりと、いろんな意味でのレベルの高さに圧倒され、私の志は将来有望な仲間達に託して異動しました。

現在は同メーカーの技術系広報として、科学の不思議を学生に伝えたり、研究所にいる小粋な(ちょっと変な)研究員の魅力を記事にして発信しています。

科学の研究者から副業ライターへ。きっかけはスナック!?

科学の研究者から副業ライターへ。きっかけはスナック!?

金太郎飴は食べたことないんですけどね。

副業ライターを始めたのは、とあるスナックで出会った友人がライターのお仕事をされていたのがきっかけなんです。もともと「本業以外に手に職をつけたい」という気持ちがあり、寿司職人を目指すも計画倒れ。思いつきに終わりました。ハハハハ。

話はさておき、好奇心旺盛な正確も相まって、Webデザインやキャリア支援について学んだり、他にもパン作りにハマって資格を取ったりもしていました。『イラストパン』という金太郎飴のように断面に絵が出てくるパンの先生になるための資格です。イラストパン、かわいいですよね。

でも副業探しはどれも趣味の延長で、職業になるイメージが湧きませんでした。

そんな中、本業の仕事も毎日白衣を着て実験するいわゆる“研究職”から、何かを書いて伝えることが多い“広報”の仕事になり、ライターへの興味が強くなりました。特に、技術系の広報としてライターさんを探している際には、「科学に強い×柔らかい文章が書ける」ライターさんがなかなか見つからず、もしかして「私がそんな感じのライターになったら最高じゃん!?」と感じていました。

また、友人ライターの場所と時間にとらわれない働き方や考え方がとても素敵で、「私もやってみよう!」と背中を押してもらいました。mol計算に必死だったあの頃から一変、文字計算をしている日々です。

ライターになるために始めたこと

ライターになるために始めたこと

レッツノートのFnキーとCtrlキーの位置がマックと逆なんですよね。

2年前にクラウドワークスに登録し、ライター講座を受講しました。記事の構成からタイトルのテクニックまで基礎から学ぶことができ、とても有意義な講座でした。

私は研究者として研究データを整理するために数多くの文章を書いてきましたが、“正しい文章”と“伝わる文章”はまた違うものなんだと勉強になりました。

その後、本業の記事制作やコンテンツ開発などでライティングの仕事を請け負うことが増え、「言葉で人に伝える」ということの面白さと奥深さを改めて感じました。

私は頭の中でぐるぐるといろんなことを考えていますが、それを直接言葉にすることは少ないギャルらしからぬ性格なのですが、「考えていることを文章にできたら面白い」と思ったんですよね。

そして「いよいよ副業でも本格的にライターの仕事をするぞ!」と意気込み、友人ライターの講座でWebライターのノウハウを学びました。そして、大変有難いことに「Mojiギルド」のライターとして登録させていただいています。

いまや本業ライター&副業ライターかもしれませんね(笑)。

理系の意識がライターに向いている

理系の意識がライターに向いている

余談ですがケアンズには変わった鳥がたくさんいるんです。

ライターの、ではなく、研究職という職業柄かもしれませんが、「これは正しいのだろうか?この情報は載せて大丈夫かな?」と考えてしまい、なかなか筆が進まないことがあります。

でも、そういったリサーチをしっかり行ったり、事実に基づく情報を書ける(少なくともそういった意識がある)ところは、理系の良いところだと思います。

理系の意識がライターに向いている

ほら、思いのほか脚が長いですよね。

ライターとしての仕事のやりがい、楽しいところ

ライターとしての仕事のやりがい、楽しいところ

ケアンズ には不思議なフルーツがあって輪切りにしてもらったら4ドル取られました。

ライターのやりがいは、記事を書く上で、自分の知識や考え方に新しい気づきがあるところです。現在請け負っている記事がメンタルヘルスケアの内容なので、ココロが弱ったときの自分との向き合い方や、生理中の過ごし方など、視野が広がったと感じます。

言葉は良くも悪くも私たちの心に響くときがありますよね。ときにはやわらかい言葉に救われたり、反対に心ない言葉に傷ついたり…。

読んだときにほっとしたりニヤリとしたり、肩の荷がおりた気持ちになってもらえると良いなと思っているので、実際に記事を読んだ方から反響がもらえたときはとても嬉しいです。

こんな風に、入社当時の「日々の生活がわくわくするようなものづくりに携わりたい」という気持ちがライターの仕事で満たされているのかもしれません。

何かを始めるには、今が一番早い

何かを始めるには、今が一番早い

鳥人間コンテストは毎回泣きながら見ています。

実は私、趣味でミュージカルをやっています。学生のころから興味はあったのですが、勉強をして、スポーツをして、両親の期待通り文武両道な道を歩んできた私は、いつからかその安全域から出られなくなっていたんです。

ダンスや服作りなど、クリエイティブに表現することに興味はあっても、「もう遅いかな」と諦めていました。

でも社会人になってミュージカルを観賞した際にも、熱く心に響くものがあり、「私もそっちの世界に行きたい」「何かを始めるには、今が一番早い!」と思い立ち、現在はミュージカル団体に所属させてもらっています。

正直、歌もダンスもさっぱりなので、決して上手い役者とは言えないのですが、「できないことを続けている自分」がなんだか新鮮でちょっと興味深いので、もう少し続けてみようと思っています。

ライターの仕事も、「仕事が落ち着いたら」とか「もう少し上手くなってから」と思っている方も多いかもしれませんが、「何かを始めるのは、今が一番早い」です。やってみて「違うな」と思ったらそのときにまた考えれば良いんじゃないかなと思います。

さて今後のライター人生では、理系の大学や博物館の広報記事にチャレンジしてみたいです。あとは、本業ではデータを使って企業や製品の魅力を伝えているので、副業でもプレスリリースの作成を請け負ってみたいと思っています。

とはいえ平日は会社員として働いているので、無理をしないよう副業ライターのお仕事をしていきたいです。自分が落ち着いて記事を書いていないときは、その気持ちが文章に現れてしまうというのが持論です(笑)。

本業と副業の垣根を越えながらも、うまくバランスを取って働いていくのが目標です。

この記事を書いたライター

執筆者

アン

好奇心旺盛な副業ライター。技術系広報&カフェ店員&ライターの「3足のわらじ」生活を送っています。理系こそWebライターに向いている、と信じて活動中。執筆ジャンルは科学・スポーツ・ヘルスケアなど。くすっと笑える文章を読みたいし、書き...

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