自己紹介をお願いします
大学卒業後、理学療法士というリハビリの仕事に約13年従事していました。しかし、働き始めて数年経った頃から「何か自分には合わない…働くっていうのはこんなものなのかな？」と感じながらも働き続けていました。
「環境がダメなのかな？」と思い一度職場を変えましたが、自分の思いが変わることはありませんでした。
後で詳しく書きますが、あることをきっかけに2023年末に退職を決意し、2024年1月からフリーランスライターとして生活しています。
5歳の息子と2歳の娘の父親です。
ライターをやろうと思ったきっかけはなんですか？
理学療法士でいただける給料では生活がギリギリで、将来のお金について不安があったため何か副業を始めたいと思っていました。
始めに行ったのは、当時流行っていた「プログラミング」です。数か月独学でやってみましたが、面白くなく挫折しました。その後、副業診断サイトでは「せどり」が向いていると診断され調べてみましたが魅力を感じませんでした…。
その後も調べていると「Webライター」を見つけ、パソコン1台だけで行え、人の役に立てると思いました。それがライターを始めたきっかけです。
初めて受けた案件は趣味であるキャンプのブログ代筆。当時は文章を書くのが遅く（今でも遅いですが…）2,000文字を執筆するのに1週間ほどかかっていました。また文字単価は0.1円なので、1記事書いて報酬は200円、時給にすると50円ほどでした…「あれ、アルバイトした方が早くない？」と思いながらも嫌ではなかったので、なんだかんだ続けていました。
フリーランスのライターにはどのようにしてなりましたか？
2023年5月ころから仕事中に、動悸や頭痛、吐き気などを感じるようになり、精神科を受診すると「適応障害」と診断され、薬を飲むようになりました。
その後も、症状は酷くなり倦怠感を常時伴い、家に帰るとずっとソファーで寝ることしかできません。また、食欲はほとんど無く、当時4歳だった息子より食べる量は少なく、ご飯とおかずを一口食べるだけで精一杯。その結果、体重は2か月で8キロ減っていました。
これ以上働き続けるのは難しいと考え、7月に上司に退職する旨を伝えたところ、1か月休職することになりました。この1か月は家にいながら、できる範囲でライター活動をしていましたが、体調は万全とはいえません。
1か月が経とうとする頃、上司と再度今後について話し合い、「もう1か月休ませて欲しい」旨を伝えましたが、折り合いが合わず渋々復職することになりました。
復職後、薬を飲み続けながら働きましたが、このままでは人間として精神的に潰れてしまうと判断し12月末で退職することを決意しました。当時、退職に反対しなかった妻には感謝しかありません。
今当時のことを振り返ると、断片的な記憶はありますが、何が辛かったのかなどは記憶にありません。
副業を始める前は、いつかはフリーランスで働いてみたいというキラキラした願望がありましたが、僕の場合は自分を助けるために強制的にフリーランスになりました。
以前は、正社員を辞めることに恐怖心がありましたが、実際にフリーランスになってみると怖いことは特になく、今は怖さよりワクワクの方が強く正社員を辞めたことに対する後悔はまったくありません。
フリーランスライターになって良かったことはなんですか？
一番は人間関係に気を遣わなくなったことです。元々、人と話すことが得意ではなかったので、上司や同僚に気を遣わなくなったことはストレスの軽減につながっていると思います。
また、退職してから半年が経過して体調は完全に回復したと感じています。少しずつですが、自分が好きな人とだけ仕事ができるようになり、ライターの恩恵を受けられるようになってきました。また、パソコンとインターネットがあればできるので、場所や時間を問わず仕事ができることもメリットです。
フリーランスでライターになって大変なことは何ですか？
基本的に1日中、家にいるのでオンとオフの切り替えが大変です。就業時間がないため簡単にソファーでダラダラできてしまうので、慣れるまでは苦労しました。
また、当たり前ですが、記事を納品しなければ報酬をいただけないことです。今はライターの収入だけで家族を養えていないので、アルバイトをしながら生計を立てています。しかし、今は自分がやりたいと思っていることを毎日行っているので、一度も辛いと思ったことがありません。
今後の目標について教えてください
現在、Webライターの仕事を受けつつもセールスライティングの勉強中です。セールスライターはクライアントの売り上げに深く関わるため魅力を感じています。
今後はクライアント様に感謝され続けるライターを目指していきたいです。また、ライティングを通じて挑戦している方の足がかりになっていきたいです。
プライベートでは、会社員の時にはできなかった長期間の旅行をしたり、お金の心配から解放されるようにしたいと考えています。さらに、子どもにはやりたいことをできるだけ多く体験させて多様な価値観を築いて欲しいと考えています。
この記事を書いたライター
松川勇毅
北海道在住の専業Webライター兼ディレクター。2児の父。理学療法士として12年従事し、2024年1月から個人事業主として独立。これまでに執筆したSEO記事は100本以上。得意ジャンルは医療、住宅ローン、仮想通貨、アウトドアなど。また、SEOライタ...
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