簡単なプロフィールを教えてください

簡単なプロフィールを教えてください

白文鳥・シナモン文鳥・桜文鳥・シルバー文鳥の4羽に囲まれながらWebライターをしている者です。現在は、不動産系や福祉系など幅広いジャンルでライター活動をしつつ、ディレクター業も行っています。

作業台の横に文鳥の籠があるので、常にキャルキャルとケンカしている声を聞きながらカタカタと執筆をしてます。こちらが仕事中でも関係なく「かまってくれ!!!」とアピール。ミーティングをすると当然かのように合いの手を入れてくる子たちと一緒に穏やかな日々を過ごしています。

ライターを目指したきっかけは?

ライターを目指したきっかけは?

実はもともとライターを目指していたわけではなく、本当は小説家になりたいと思っていました。高校時代は授業そっちのけでルーズリーフに小説を書いているような生徒でした。

大手出版社が運営する小説投稿サイトに小説を投稿したり、賞に応募したりして小説家を目指していたんです。ただ、何か賞を取れるわけではなく、専門学校卒業が迫り、就職先は別に決まっていたものの「小説家の夢をどうするのか」この時真剣に初めて考えました。

そして出した答えは「小説家にはきっとなれない」です。

仮に1本の小説で賞を取れても、そこから小説だけで生活ができるかは別だと思ったときに小説家の夢はすっぱりと消えました。ただ、高校生から続けていた「書く」ことだけはどうしても辞められず、いずれ書くことを仕事にしたいと探した結果ライターに行きつきました。

初めから目指した形はライターではなかったものの、今の選択に後悔は全くしていません。

ライターになる際にまずやったことは?

ライターになる際にまずやったことは?

ライターになろう!と決めた際、まずやったことはパソコンの購入です。スマホで案件を探しても、基本的には「パソコンでの作業」が必須となっており、パソコンの購入を決めました。

しかし、当時はバイトもしていない専門学校卒業したての社会人1年目。執筆をするパソコンの購入代金10万円がどうしても手元にありませんでした。「副業でライターをしたいからパソコンが欲しい」と母親に10万円を借りたことは今でもハッキリと覚えています。

3か月もあれば用意できる金額なので、10万円くらい貯めてからパソコンを買えばよかったのにと今では思います。ただ、当時は何かに急かされるようにすぐにパソコンを買わなくてはいけないと思っていました。

初めてのマイパソコンで、設定がなかなかできず、仕事終わりに3日くらいかけてMicrosoftやGoogleへの登録を済ませました。もちろんパソコン代は3万円ずつ4か月かけて母親に返す約束をして、きっちりと返していますよ。

現在の仕事スタイルは?

現在の仕事スタイルは?

専業ライターとなっている現在は、基本的にずっとパソコンに向かっている状態です。月1回程度友人と会うので、その日は仕事を休みにすることが多いですが、基本的には休みは決めず、土日祝日も執筆をしています。

曜日固定で休日を作るなどもやりましたが私の性格上、休みと決めても仕事のことで頭の半分を埋めてしまうため、思い切って毎日仕事をすることにしました。誰かに強要されているわけではなく、忙しくない時は1日2時間程度しか作業をしない日もあり、特にストレスなどは感じていません。

早起きはどうしても苦手で、ロングスリーパーの傾向があり、大体朝の11時くらいまで寝ています。思う存分寝ることができる点は専業ライターになってよかったと心から思う瞬間です。

副業から専業になったきっかけは?

副業から専業になったきっかけは?

もともとは副業でライターをしており、いずれは専業ライターとして生活ができればと思っていました。いろんな人の経験談などを読んで、「副業で月10万円を安定して稼げたら専業になってもよいかもしれない…」そんなことを考えていました。

ただ、実際に専業ライターになったきっかけは「結婚」。この時のライターでの月収は5〜7万円で、月10万円も稼いだことがない状態です。

結婚する際に主人から、家事をすべてやってほしいこと、家事をすべてしてくれるなら仕事を辞めて専業ライターとしてやっていけばいいと言われました。まだ専業ライターとして活動する自信はなかったものの、フルタイム勤務+副業+家事をこなす自信もなく、腹を括って専業ライターになりました。

専業ライターになってよかったことは?

専業ライターになってよかったことは?

専業ライターになってよかったことは大きく2つで、1つ目は先程も触れた睡眠時間の確保です。

どれだけ夜早く寝ても早起きがどうしても苦手だった私は、20歳を過ぎても目覚ましだけでは起きれず、実家に住んでいたので母親に起こしてもらっていました。専業ライターになってからは、たまに避けられない打ち合わせが入る以外は朝ゆっくりと眠れています。

専業ライターになって良かったこと2つ目は、生活時間が自由な点です。

仕事をしていたときは、出勤時間や昼食時間がきっちり決まっている部分に、言いようのないストレスを感じていました。朝が苦手な点だけではなく、「まだ空腹ではないのに昼食を食べないといけない」所もストレスでした。今から思えばかなり社会不適合なのでは?と思います。専業ライターになってからは昼食を食べる時間も決まっていなくてストレスフリーです。

ライターを続けるために意識していることは?

ライターを続けるために意識していることは?

ライターを続けるために意識していることは、常に挑戦し、進み続けることです。安定がないフリーランスは何もしていない状態では、仕事が減り収入が減っていくばかりです。現状に満足しており現状維持をするためには、常に挑戦し、進み続ける必要があると思っています。

一見矛盾しているように見えるかもしれません。しかし、ウォルト・ディズニーの名言に「現状維持では、後退するばかりである」といったものがあります。つまり、現状維持をすると退化してしまうので、現状維持をするためには挑戦し、進み続けるしかないですよね。

今後の目標は?

今後の目標は?

今後の目標は、現状維持です。正直私は月収100万円を目指したい!社長になりたい!といった目標はありません。生活に支障がない程度の金額を稼ぎ、家事をして、月1で友人と会い、文鳥たちや主人と平和に過ごせればそれで満足です。

ただ、「ライターを続けるために意識していることは?」で触れた通り、現状維持をするために、今後さまざまなことに挑戦していくつもりです。現在はライターグループを作ろうと思っています。今は人に声かけたりライターグループとしての仕組みを作ったりしているところです。

初めてのことに挑戦することは怖いことでもありますが、同じくらい楽しみです。

これからライターを目指す人へ

ライターは誰でも簡単に始められる副業として紹介されていることも多く、実際に誰でも簡単に始められる仕事だと思います。ただ、「始める」ことと「続ける」ことは違います。ライターを始められても、続けられない人をたくさん見てきました。

まずは挑戦、これが一番大切です。初めからライターで稼ぐのは正直難しいです。初めは1週間しっかりと時間をかけて800円なんてこともざらにあります。せっかくライターを始めたのなら、この時に歯を食いしばってもうすこしだけがんばってみましょう。

コツコツと継続していれば、ライバルは減っていき自分なりのやり方も見えてきます。ライターはあくまでも1つの選択肢です。ぜひ自分に合うスタイルを見つけてくださいね。

この記事を書いたライター

執筆者

津々樹 唯

4羽の個性的な文鳥に囲まれながら日々生活をしているフリーランス専業ライター。京都の田舎在住で現在はディレクター業とライター業を両立中です。福祉系・不動産系・美容系など様々なジャンルの執筆を行っています。「当たり前のことを当たり前...

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