プロフィールを教えてください

プロフィールを教えてください

初めまして、自然に恵まれた地方都市に暮らす、ひっこし太郎です。

2児の子育てと、議員生活の傍ら、ライター活動中です。多様な人と出会い、多彩なキャリアを積んでいきたいと日々、試行錯誤を続けています。

皆さんは、人生で何回、“ひっこし”を経験されていますでしょうか?ライターネームの由来にもなりますが、私は計14回、“ひっこし”をしています。社会人になってから、全国転勤の仕事に就いたことが大きな理由です。

これまで、全国の都市を駆け巡ってきました。きらびやかで楽しい東京、自然に癒されながらもシャッター通りで寂しい地方など、さまざまな状況を目の当たりにしてきました。

東日本大震災での混乱も、間近で感じてきました。

そんな中で、地方創生に目覚め、現在は“ゆるキャラ”が有名な、ある地域で議員をしています。議員は常にアンテナを張り、世の中の動向をキャッチしなければなりません。議会が休みの時は、コンサルタントやボランティア、ライターとして活動しています。

ライターを目指したきっかけは?

ライターを目指したきっかけは?

元々、「書く」ことが好きでした。

昔は大学生ブロガーとして、コンビニスイーツや格安旅行の記事を書いていました(今、見ると恥ずかしい文章ですが…)。

社会人になってからは、営業・コンサル、セミナー講師など「話す」仕事が多く、「書く」ことから離れていました

話す仕事は、相手からダイレクトに反応が得られ、やりがいを感じられる醍醐味があります。しかし、ものづくりと異なり、作品や製品としては残りません。記事としてカタチの残る仕事への憧れが、消えることはありませんでした

少し悶々としていたある日、転機が訪れました。勤務先がオウンドメディアを立ち上げたことで、ライティングのチャンスが巡ってきたのです。

コロナ禍で、リモートワークが増えて、時間の自由度が高まったことも追い風になりました。会社に求められる業務の傍ら、ライターの同僚にお願いして、一部の記事を書かせてもらうことになりました。記事が公開された後に、職場のみんなを驚かせたいと思い、営業部署の上司には告げずこっそりとライターデビューです。

期待に胸を膨らませながら、ビジネスとして初めての記事を執筆しました。

初めての記事の仕事はいかがでしたか?

初めての記事の仕事はいかがでしたか?

最初の記事は、経営者にM&Aの体験談をインタビューするものでした。

これまで営業職だったため、ヒアリングには自信がありました。経営者とはオンラインで面談しましたが、インタビュー自体もスムーズで、終始うまくできたつもりでした。

しかし、いざ記事を書き始めると、最初の300字ぐらいまで、全然進みません

どのような構成にすべきか非常に悩みました。筆を進めても、少しも面白くない文面しか書けず、単なる日報みたいになってしまいます。

対話のように、相手の反応に合わせて、即興での軌道修正をすることも文章では叶いません。なんとか、苦労しながら原稿を完成させたものの、完全に自信喪失に陥りました。

そこで、一人で悩まず、同僚に相談することにしました。「忌憚なくアドバイスをしてほしい」と言うと、かなり赤ペンが入り、辛辣なコメントが返ってきました。

自分からお願いした手前、逃げ出すわけにもいかず、今振り返ってみても、最も苦しい時期でした。

その時はどんな風に乗り越えましたか?

その時はどんな風に乗り越えましたか?

一旦、リフレッシュすることが大切だと考えました。

記事を書くことから離れて、趣味に思いを馳せることにしました。ひたすら、自分が好きな車や旅行のコラムを見て、気分転換を図りました(文章を書くことに疲れたにも関わらず、文章を読むことに癒される不思議なひと時でした)。

再度、同僚と話し合い、書き方のコツ、読者にどう伝えるかなどポイントを教わりました。

最初に、伝えたいことの骨組みを作り、箇条書きでまとめていくこと、あらかじめ骨組みをざっくりと考えてインタビューに臨むことなど多岐に渡ります。

相手が話したいこと、こちらが聞かなければいけないことも整理し、組み立てておく必要があります。これらを意識することで、次第に短時間で、伝わりやすい文章を書けるようになってきました。

恥ずかしがらず、ライティングが上手な人にアドバイスを受けたことが良かったと思います。あの時の同僚には、今でも頭が上がりません。

ライターになってよかったことは?

ライターになってよかったことは?

記事を読んだ方からの反響があった時です。

特に、記事がSNSで引用されて、感想が記載されているのを発見した時が最もうれしい瞬間です。「あ、読まれているのだな。」と実感できます。また、読者の見方を学ぶことにもつながります。PVという間接的なデータではなく、生の声は貴重な存在です。

もう一つ良かったことは、マーケット感覚が芽生えた点です。これは、ライターの仕事に限りません。

例えば、議員活動では、XやYouTube等のSNSで実名発信を行なう機会が多くあります。

「読者が何を求めているか」「視聴者が何に反応するか」がダイレクトに返ってきます。

ライターとしての修業が、別の仕事にも役立ったように思います。

ライターとしての得意ジャンルは何ですか?

ライターとしての得意ジャンルは何ですか?

これまで、証券営業やM&A、ITの業界にいました。金融や資産運用、企業支援について、教科書に載っていない話をお伝えできます。

また、全国を“ひっこし”しながら巡ってきたため、各地の地域ネタ、隠れた観光スポット、格安で楽しめる旅行のネタをたくさん持っています。

各地を旅する中で、100車種以上の車を運転したり、鉄道路線を多数制覇したりした経験から、乗り物全般のレポートも得意としています。

今後の目標を教えて下さい

今後の目標を教えて下さい

私には、夢があります。それは、小説の作家になることです。

民間企業や議会で働いていると、たくさんのユニークな人に出会います。彼らから、さまざまな教訓や学びを得てきました。いずれはフィクションの物語で、今までの経験を小説の読者と分かち合いたいと思っています。

そのために、ライターとしての修業が必要だと考えています。

これまで、オウンドメディアへの記事提供だったため、経営者・士業向けの記事が中心でした。まずは、記事のジャンルを広げていこうと思います。

目標があれば、目の前の仕事が、より楽しくなってきます

これからライターを目指す人にアドバイスをお願いします!

ライターは、新しいチャレンジをする人に適した仕事だと思います。

少し前までは、1つの会社や役所で一生働く方が多かったですが、今は転職や副業が当たり前の時代になりました。でも実際は、転職を決断するには覚悟が必要ですし、副業で起業するにも元手が必要です。

そんな中で、ライティングはパソコン1つで始めることができ、仕事や家事のスキマ時間に執筆ができます。大きなリスクを負わずに、結果がすぐ返ってくるチャレンジは非常に魅力的です。

また、せっかくの新しいチャレンジですから、タスクや苦労と捉えない方が良いです。ご自身で、目標やテーマを決めて取り組まれることをお勧めします。

もちろん、フリーのライターには、会社のブランドという後ろ盾がありません。厳しさもあります。しかし、努力した分が評価として返ってくるのは、大変うれしいことです。

その積み重ねが、また新たなチャレンジにつながっていきます。もし迷われている方は、悩まず、まずは記事を書いてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター

執筆者

ひっこし太郎

人生で、計14回の引越しを経験。全国を駆け巡り、地方創生に目覚める。現在は議員の傍ら、ライターとして活動。これまで、証券営業、M&Aコンサル、セミナー講師など「話す」仕事が多かったため、「書く」仕事に挑戦中!得意ジャンルは、金融、...

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