自分なりのライター像

自分なりのライター像

なりたいライター像を語るうえで、自分なりに「ライターとはなんぞや?」と考えてみました。頭から煙を出しながらたどり着いた、自分なりの「ライターとは?」。その答えは3つでした。

1. 文字を使ったモノづくり職人

2. 誰かの思いをわかりやすく伝える代弁者

3. 言葉に敏感な表現センサー


それぞれお伝えしていきます。

1.文字を使ったモノづくり職人

私はモノづくりが好きで、文章との向き合い方も「文字を使ったモノづくり」というスタンスです。

文字というシンプルなツールを工夫を凝らして「誰かの何かの役に立つ文章」を創るライターは、「文字を使ったモノづくり職人」だと自分なりに辿り着きました。

2.誰かの思いをわかりやすく伝える代弁者

私は「誰かの何かの役に立ちたい」と思ってライターを始めました。単に文章を書く職業人にとどまりたくないと思っています。

ライターはわかりやすい言葉で、情報や感情を届ける存在。

カッコよく言うと、こんな感じかなと思います。

Webライターは、クライアントからの依頼(思いや望み)と読者の悩みや行動に対して、言葉の力でプラスとなるように働きかける役割を担っているのではないでしょうか。

わかりやすい言葉を紡いで、思いと情報を伝えられるのが私の考えるライターです。

3.言葉に敏感な表現センサー

今はSNSなどを通じて、簡単に自分の思いを表現できる時代です。人を傷つける表現や「ん!?」と引っかかってしまう言葉も割と見かけてしまいます(私が細かいだけ?)。

私も、心無い言葉で深く傷ついた経験があります。

本当なら、サラッと流してココロを軽くしていきたい。でも、言葉のバーリトゥード(何でもありの意味)は暴力と変わらず、とても耐えきれません。

いま、副業ライターとして言葉と文章を生業にするからこそ、言葉を大切にして「表現センサー」を敏感に作動させていく必要があると、過去の経験をふまえて強く感じています。

こんなライターになりたい

こんなライターになりたい

1〜2年後には(できればすぐにでも)以下のようなライターになりたいと思っています。

  • 読み手と作り手のニーズに応えられるライター
  • 好奇心と遊びゴコロを忘れないライター
  • 改行をアクセントとして楽しめるライター


特に、読者とクライアントの両者から満足されるライターは、全ライターの理想像になるのではないでしょうか?

読み手と作り手のニーズに応えられるライター

私はライターのやるべきことは、主に2つあるかな?と考えています。

1. クライアントの目的(商品やサービスの販売など)達成に貢献する

2. 読者の役に立つモノ(記事)を届ける


やっぱり、モノづくりと考える以上、「誰かの何かの役に立つモノ」を作りたいです。

そして、わかりやすくて温かい言葉を紡いで、想いと情報を伝えられるライターでありたい。

クライアントから「この人に任せれば何とかなるでしょ!」と言われ、読者から「この記事わかりやすくていいよ」と言われるような、作り手と読み手のゴールにサラッと貢献できるライターになっていたいです。

好奇心と遊びゴコロを忘れないライター

「好奇心と遊びゴコロ」。

これはライターとしてだけでなく、ひとりの人間として忘れないようにしています。

ライターは相手があっての仕事です。さまざまな理由から、苦手な分野にも足を踏み入れることもあるかと思います。

苦手なことにチャレンジするのは、かなり怖くて結構ツラい。そんなとき、私は父の言葉が頭に浮かびます。

「何とかなる、困難を遊べ」

この言葉は私の座右の銘でもあります。この言葉をもらったことがきっかけで、ビビりながらも、苦手な分野にも興味を持ってチャレンジすることができるようになりました。

「好奇心と遊びゴコロ」を武器に、常に新しい知識や経験を求めて、笑ってチャレンジしていけるライターになっていたいです。

改行をアクセントとして楽しめるライター

改行は文章を読みやすくするために、数行ごとに適度に入れるものだと思っています(違っていたらゴメンなさい)。

ライターとして、もちろん文章力もアップしたいし、読者やクライアントにも貢献していきたいです。

しかし、文章をただ書くだけでなく改行をアクセントとして表現できたら、書くことがもっと楽しめるんじゃないかと考えました

改行をアクセントとして楽しむ。

文章を詰めるところはギュッと詰めて、強調したいところでサッと改行する。そのメリハリで文章にリズムを与えて、もっと読みやすくしたいと思います。改行で語るみたいな感じですね。

普遍的なルールも武器にするライター。そういうライターに私はなりたいです。

目標のためにやっていること

目標のためにやっていること

なりたいライターに近づくために、いま私がやっていることは「読書」「5行日記」です。

「読書」は表現の引き出しを増やすために行っています。ジャンルにこだわりはありませんが、今読んでいるのは野沢尚さんの小説『龍時』です。

「5行日記」はライティングスキルを磨くために考えました。

1日の出来事を5行にまとめて書くことで、表現の幅とライティングスキルを上げようと編み出した策です。まだまだ上手くは書けませんが「なりたいライターに近づくかも」と実験として続けています。ちなみに効果はまだ感じていません。

「ダメなら軌道修正すればいいじゃん」

そんな科学者的なマインドで、練習でも「好奇心と遊びゴコロ」を忘れずに取り組んでいます。

ちょっと変わっているかもしれませんが、何かの役に立てば幸いです。みなさんの「こんなライターになりたい」も、ぜひお聞かせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

渡邉たけと

モノづくりが好きな副業Webライター。さまざまな知識が欲しくて2022年からWebライターを始める。さまざまなメディアを経験後、現在は取材記事(サッカー雑誌)を担当中。格闘技とボーッとすることが大好きで「ゆるくミニマリスト」。最終目標は...

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