最初は評価される文章がなかなか書けず案件獲得に悪戦苦闘

最初は評価される文章がなかなか書けず案件獲得に悪戦苦闘

ーーまずはご自身の経歴を教えてください。

新卒で食料品メーカーの営業員として入社したあと、新潟へ転勤が決まりました。そこで新潟の生活、グルメ、観光の情報を発信するためにブログを開設しました。

ブログ開設1年後にはWebライターの活動も開始。会社の休みは新潟ライフを楽しみつつ、執筆活動に勤しみました。

2年で会社を辞めたあとは、1年間世界を旅しながらライティングも続けました。帰国後はWebライターやディレクション業務をするようになり、今に至ります。

ーーライティング活動をする中で苦労したことを教えてください。

ライターを始めて1年間、単価のよい案件を受注できなかったことです。

当時は文字単価1円台の案件のテストライティングにことごとく落ち、落ち込むこともありました。自分でできる努力はしたものの、クライアントが求める記事がどのようなものかわかっていなかったため、苦戦したのを覚えています。

現在はライターとして自信があり、尊敬できるクライアントとよい条件で仕事ができています。

ディレクション業務やブログ運営などに活動の場を広げる

ディレクション業務やブログ運営などに活動の場を広げる

ーー現在の活動を教えてください。

現在は主に以下の活動をしています。

  • ECサイトのオウンドメディア記事執筆
  • クリニックのオウンドメディア記事のディレクション業務
  • ガジェット系の特化型ブログの運営


ECサイトの案件では記事執筆以外にもSEO改善の提案をさせていただくこともあり、クライアントとよい関係を築けています。

ディレクション業務では、メディアを統括するマネージャーと記事を執筆するライターの間に入り、円滑な記事作成をサポートしています。記事を監督する側にまわったことで、どのような記事がクライアントに評価されるか理解できるようになりました

またライタースキルがどれほど通用するか確認するため、2024年3月に改めてブログを開設しました。ブログ執筆では、AIスキルを高めるためにChatGPTを活用しています。

▼私がAIを活用して開設したブログはこちらです。
And Sence|AndroidユーザーによるAndroidユーザーのための専門サイト

AIを活用しつつ、AIに負けない強みがあるライターになりたい

AIを活用しつつ、AIに負けない強みがあるライターになりたい

ーー今後はどのようなライターになりたいとお考えですか?

今後は以下のようなライターになりたいと考えています。

  • AIを駆使して短時間で高品質な記事を量産できるライター
  • AIによる替えが効かない唯一無二な文章が執筆できるライター


AIを使っても当たり障りのない文章や、AIとひと目でわかるような文章しか作れないと思われがちです。しかし指示を的確に与えることで、体感上文字単価2~3円以上の価値がある文章を出力可能です(ただし出力内容が正しいかチェックや手直しが必要)

僕はChatGPTを使ってクライアントの記事を執筆していますが、執筆時間短縮になるうえに品質が維持できるため重宝しています。

またブログ記事の大半をAIで執筆していますが、2024年4月現在では多くの記事がGoogleで上位表示されています。

これからもAIに関する知見を深めて、効率的に高単価な案件をこなしていくつもりです。加えて今後はAIによる文章が今以上に増加すると考えられるため、AIでは執筆できない独自性が備わった記事が評価されるようになると予想されます。

そのため、インタビュー記事に挑戦したり、執筆ジャンルに関する専門性をより高めたりしたいと考えています。

ーー理想とする働き方を教えてください。

好きな場所で好きなときに働けるようになるのが理想です。例えば海外や国内を旅しながら安定して稼げるようになったらいいなと思います。

そのためにもブロガーとして成功して半自動的に収益が得られるようにしつつ、クライアントワークで安定した収益を得たいと考えています。

理想を現実にするため、クライアントワークやブログを運営する中でSEOの勝ち筋を学んでいくつもりです。また同業者と関わる機会を多く設けて人脈を広げることで、成功のヒントを得ながらライターとして活動するモチベーションを維持するつもりです。

ーーライター初心者だったころに戻れるとしたら、どのように行動しますか?

人から教えてもらえる環境に、真っ先に身を置きます

なにごとでもそうですが、独学だと間違った方向に進んでしまうことがあるため、結果的に時間やお金を無駄にしてしまうケースが多くあるでしょう。

最初にすべきことは、成功者の真似や学んだことの実践です。基礎的なことができるようになったら自分の得意なことを活かしたり、違うジャンルに挑戦したりすべきだと思います。

またライターは変化が著しい職種だと思うので、最新情報を積極的に収集するのも大切だと考えます。

この記事を書いたライター

執筆者

うずむー

専業Webライター兼ディレクター。1年間世界を旅しながらライター活動をしていた経験あり。視覚的に見やすく、読んでわかりやすい文章の執筆を得意とする。未経験のジャンルでも、初心者目線の徹底したリサーチによってニーズに沿った記事が執筆...

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